かぞく、ようふく、ドーナツから、どうぶつ、のりものまで、 あかちゃんの身のまわりのものが188の絵で総ぞろい。 全国学校図書館協議会選定図書
----☆ <赤ちゃんの身の回りにあるものを全部集めたファースト図鑑> あかちゃんの身の回りのものって、こんなにあるんだよ。 これは、それを覚えるための道具ではなくて、絵本と現物を見比べたり、思い出したりするためのきっかけ作りの絵本。 一歳児のときと三歳児のときでは反応が違うのも見逃さないでね。
『赤ちゃん絵本ノート』(田中尚人、あべみちこ/監修 マーブルトロン/発行)より
娘は言葉が遅いので、語彙を増やしたくて購入しました。
他の「ものの名前の本」には興味を示さないことが多いため、この本も娘に見せるまでは不安でした。しかし、独特の優しい感じでありながらリアリティがある絵のため、一目見て気に入ったようです。
初版が1987年ということで、家電類などは若干古いタイプのものが描かれていますが、違和感を覚えない程度だったようです。
最初は絵を指さしながら物の名前を言っていたのですが、そのうち娘が実物のある方向を指さしだしたため、家中を歩き回りながら探検ごっこをして楽しみました。(例えばタンスの絵をみせて「たんす」と教えてから「タンスはどーこだ?」と探させる要領です。)
前述しましたがリアリティがある絵のため、実物の物と並べてみせると、頭の中で一致しやすいらしく、スポンジに水がしみるように、物の名前を覚えていったのが感動でした。
(この探検ごっこは他の絵本でもやってみたのですが、デフォルメしすぎている絵が多く、実物と並べて見せても頭の中で一致しにくいようで、すぐ興味が無くなってしまうようでした。)
娘にとっても感動的な体験だったようで、外出するときもこの本を持ち歩くようになり、車を見れば車のページ、お花を見ればお花のページを一生懸命開いて喜んでいます。
おかげで、全部読み切るまでにとても時間がかかる本になりました。
もう少し言葉が増えたら、続編とも言える「ことばえほん」を読んでみたいと思います。 (サイコさん 30代・ママ 女の子3歳)
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