【MOVE 恐竜】肉食恐竜 vs 草食恐竜の映像を見る
ドッドッドッドッドッド。 大平原の地面を響かせておたけびをあげながら突進してくるのは大きさ約8メートルにもなる肉食恐竜・カルノタウルス。 その視線の先には…背中によろいをまとう草食恐竜のエドモントニアが。 体の大きさだけ比べたら到底勝ち目はありません。なのにエドモントニアといったら全く動じる様子を見せないのです…あっ、危ない!! 口を大きく開き首に噛みつこうとするカルノタウルス、その瞬間に待っていた予想外の展開とは!? 食うか食われるか、生き延びるための壮絶な闘い・恐竜サバイバル!
『MOVE』は、その名の通りまさに動く図鑑。 付属のDVD、2億年以上も昔の未知の恐竜たちの世界を再現したCGは、圧巻としか言いようがありません。 それもそのはず。NHKのスペシャル映像を豊富に使い、子どもたちを飽きさせないようにとテンポよく編集された贅沢な動画。 巨大な体、長い首、鋭い牙や角。確かに存在し、こんな風に戦ったり狩りをしたり進化していたのだというリアルな恐竜ワールドを体感できるのです。 7歳と5歳の息子たち、「恐竜かっこいい!」と大喜びでDVDを観た直後に口をついて出た言葉は「恐竜って、すごくこわいんだね」。 でもこの大きく変わるイメージこそが、動く図鑑の醍醐味なのかもしれません。
図鑑もみどころ満載です。 リアリティと迫力あふれる恐竜の絵は、スペインの画家ラウル・マーティン氏のもの。 世界中の博物館のために描いた巨大な絵を交渉して使用させてもらったという、制作者の熱意のたまものです。 見開きページいっぱいにひろがる化石の写真もすごい! モンゴルで見つかった「闘争化石」、ベロキラプトルとプロトケラトプスが闘っている姿がそのまま化石になっているのです。 砂嵐で急に埋まった?同時におぼれ死んだ?…子どもたちへの太古への想像はますますかきたてられることでしょう。
動画を観た後に図鑑を開けば、登場した恐竜達の生態や知恵に驚いたり納得したり。 先に図鑑を読んでから動画を観れば、イメージとのギャップがまた新鮮な発見に満ち溢れ。 動く図鑑の楽しみ方は2倍、3倍…いいえ無限大。 探究心おもむくままに、未知なる恐竜王国への旅。『MOVE』と一緒に出発です!
(竹原雅子 絵本ナビ編集部)
他の図鑑と較べても、最大の種類数を掲載。海外の新進気鋭の研究者の寄稿コラムも掲載しており、 最新の研究結果に基づいています。2010年に発表されたばかりの恐竜も掲載しています。 DVDは、最新CGアニメーションで、恐竜たちが、動いて、戦う姿を収録。 約45分間で恐竜の誕生から絶滅までのすべてが観られます。
男の子だし、恐竜好きになってほしいと思い購入しました。
図鑑スタートで、今では恐竜のフィギュアで毎日遊ぶほどになりました。
恐竜がなぜ絶滅したのか、生物の進化などにも触れられていて、恐竜のページを見るより、そっちを見るほうが好きみたいです。
DVDはリアルではなくCGが多いので、他のMOVEシリーズよりは少し見劣りします。
ですが、迫力もあり3歳の娘は怖くてまだ見れません。
買ってよかった図鑑の一つですね。
(みっとーさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子3歳)
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