おとうさんを大きなスケールで描いた絵本です。時間の流れのなかで「おとうさん」に憧れる子どもの気持ちがひろがります。ぜひ、親子でいっしょに読んで下さい。
自分のお父さんにはお父さんがいて、お父さんにもお父さんがいて、遡れば、どこまでもお父さんがいたのです。
そのお父さんがどんな仕事をしていたか想像すると、社会がどんどん変わってきたことが、良いことなのか良くないことなのか、ちょっとわからなくなりました。
でも、自分がお父さんになって、どんどん下の世代が続くとき、地球に住めなくなっていたらと考えると、今の自分にも責任が有るように思いました。
淡々とした絵本だけに奥深いものを持っています。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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