友だちも、先生も、ママも、ぼくに何かかくしてる。なかまはずれは、いやだ! アレックスは〈ひみつ〉をさぐろうと、みんなにきいてまわるけど、だれも教えてくれない。でも、それには訳があったんだ…。カラフルなイラストが楽しい、おしゃれなセンスあふれるフランスの絵本。
マフラーをして、ランドセルを背負ったウサギの子。
でもなんか不安そうなさびしそうな顔をしているこの
「ひみつ」の表紙。
何なに?みんなに秘密にしてるってこと?と読んでみました。
うさぎのアレックスは、友達やクラスのみんながこそこそと
話していることに気がついてしまいます。
「なんの話をしてるの?」って聞いても、みんなは
「アレックスには言えないよ。ひみつだもの」って。
先生に言ったら、「誰でも小さなひみつを持ってるものよ。
ひみつなんだからペラペラしゃべるわけにはいかないでしょ?」と
言われてしまいます。
街の人も、友達も、お母さんも、みんな「ぐる」なんだ!
ボクだけ仲間はずれにされているんだ!
アレックスの不安な気持ちがわかるのか、子供達は黙ってます。
先を知らない私もなんかドキドキ。
ラストに来たときに「ホッ」としちゃいました。
なるほどね〜、だからひみつなんだね。
うちの子たちにコレやったら、泣くだろうな〜早い段階で(笑 (わにぼうさん 30代・ママ 男の子8歳、男の子4歳)
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