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ちいくまくんは、おおくまさんといっしょにすんでいる。ある日ちいくまくんは、じぶんにぴったりの大きさのほらあなを見つけ、そこにひとりですむことにした。でも、夜になって…。かわいいちいくまくんと、やさしくたのもしいおおくまさんの、ほのぼのと温かいユーモアあふれるお話。
しっかりもののおおくまさんと、やんちゃなちいくま君のコンビがとってもほほえましいシリーズ。
絵の雰囲気も大好きで、お気に入りの絵本です。
このおおくまさんと、ちいくま君。
親子ではないらしい2人の関係は、定かではないけれど、おおくまさんが、わが子のように、ちいくま君をかわいがる姿がいいですね。
今回、ちいくま君は、自分だけの小さな洞穴を見つけ、おおくまさんから離れ、自分だけのおうちに住むことに。
自分だけのおうち、秘密基地。自分だけの居場所。子供の1つのあこがれですね。
でも、やっぱり1人は寂しい。
そして思うんです。おおくまさんは、ぼくがいなくて寂しがってるかもしれないなぁって。
ほんとは、逆なのにね。
そして、おおくまさんに抱っこされ、暖炉の前でぐっすり眠るちいくま君。
最後は、いつもこのシーンだけど、とても幸せな気持ちで終われるところが大好きです。 (たかくんママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子4歳)
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