大人気「10ぴきのかえる」シリーズ、18作目。あしたは、ひょうたんぬまのあきまつり。はるうまれの10ぴきのかえるたちは、初めてのあきまつりをむかえます。きんぴかの「おかえるさま」がついたおみこしに、10ぴきのかえるはおおはしゃぎ! ところが、翌朝おみこしを見ると……。「おかえるさま」がぬすまれてしまったのです。てがかりは、「ほそながいぴんぴん」! 10ぴきのかえるは、おかえるさまをとりもどしにでかけます。ちょうちょうさんのしょっかく、けむしさんの毛……。似ているものはあるけれど、どれも手がかりにはなりません。それでも、10ぴきのかえるは、歌をうたって元気いっぱいあきらめません。そんなとき、どこからかおかしな歌声がきこえてきて……!?
あきらめそうになっても、仲間と協力することで元気なパワーが生まれる――10ぴきのかえるは冒険を通して、みんなで力を合わせることの大切さを教えてくれます。
4歳2ヶ月の息子に読んでやりました。そろそろ秋祭りの時期なので読んでやりました。この近所ではなかなか秋祭りはやりませんから。おみこしのカエル様が無くなってしまい、さあ大変。ヒントは現場に残された細長いぴんぴん。この手がかりをもとにカエル様を探しに10匹は出かけます。すると、ねずみさんが・・・。ひとりぼっちのねずみさんも交えて楽しく秋祭りを開催することができた、というお話。ちょっとした推理モノも楽しいし、テーマが秋祭りなので、それだけでワクワク。息子もいっぱしの探偵気取りで一生懸命探していましたよ。このシリーズは息子も気に入って、続きも読みたいとせがんできます。 (minatsuさん 40代・ママ 男の子4歳、女の子0歳)
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