「恥ずかしがることないよ」って教えてくれるフランスの絵本。
ミリアムはとっても恥ずかしがりや。名前を呼ばれただけで顔がトマトみたいに真っ赤になってしまうミリアムを、みんなは「トマトっこ」と呼んでからかいます。そんなミリアムが、今日は教室で覚えた詩を発表しなければならないのです。みんなの前に立ったミリアムは、はやしたてられて足はカタカタ、心臓はバクバク。そのとき先生が「いいかげんにしなさい!」すると、みんなの顔も真っ赤になって…。
恥ずかしがりやさんの気持ちを、ユーモアを交えて温かく描いた作品。多くの子どもたちの共感を呼ぶお話です。
恥ずかしがりやは度を越すと、からかいからいじめ対象にまでなるのでしょうか。
顔が赤くなるって、トマトのような子って可愛いと思うのですが、過度の劣等感は辛いですね。
でも、みんな同じだと思えたら、平常心になれることがわかって良かったです。
ミリアムの語った詩は素晴らしいと思いました。
(ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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