「あひるちゃんどこいくの」 「いいとこ いいとこ」 「あれ?タオルをもった ねえどこいくの?」 「いいとこ いいとこ」 おふろ大好きなあひるちゃんが、もう先に湯船に入って待っていますから、ぼくも早く行かないわけにはいきません。 「まってまって いまズボンぬいだとこ」 「いまパンツぬいだとこ わーい はだかんぼだーい」
1970年発売以来愛され続けている『おふろでちゃぷちゃぷ』。 『いないいないばあ』でおなじみ、松谷みよ子さんが文章を書き、画家が絵を描いた「松谷みよ子 あかちゃんの本」シリーズの中の1作です。 いわさきちひろさんが描くはだかんぼの男の子は、幼い子のしぐさや動きの愛らしさでいっぱい。 読み聞かせでは、最後の「あたま あらって きゅーぴーさん」に笑うお子さんも多いようです。 子どもが大好きでたくさんのスケッチを残したいわさきちひろさん。 彼女が描いた数多い絵本の中でも、代表作の1つに数えられる本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
あひるちゃん、どこいくの? あれ、タオルをもって、どこいくの? いいとこ……。
赤ちゃん絵本として有名ですが、1歳の息子よりむしろ3歳の娘がお気に入り。自分で服を脱いで、お風呂に入って、そんなシーンが気に入っているようです。
アヒルさんに続いてお風呂に入る様子が描かれていますが、子どもの動き、表情、本当にいわさきちひろさんの絵は美しい。 (ぎんにゃんさん 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)
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>>> ユウchan「おふろで ちゃぷ ちゃぷ」
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