東日本大震災から1年。親子のための防災指南が絵本で登場! いつ、どこで発生するかわからない大地震。事前に対処可能な物理的備えの必要性とともに、有事の際の臨機応変な判断力・行動力の重要性を、絵本を通じて語ります。子どもたちには本当の生きる力を、保護者の方には自らと子どもを守る術を身につけてほしい。未就学児への読み聞かせ用にも最適です。 .企画、制作は実在する町の自治会というユニークな生い立ち。 企画、制作は東京都大田区山王三・四丁目の自治会。活発な自主防災活動から、東京消防庁より「防火防災功労賞最優秀賞」を受賞。テレビ、新聞などメディアにも多数取り上げられています。当絵本は東日本大震災前の2009年に企画するも費用面で頓挫。Z会の協賛によりこのたびの発刊に至りました。この町の防災への熱意が絵本から溢れています。 .イラストは人気の作家、寺田順三氏。防災のスペシャリストが監修。 イラストレーターは、阪神・淡路大震災の体験者であり、書籍、絵本、広告、雑貨制作など多岐に渡る作品を手がける寺田順三氏。監修は関西大学の河田惠昭教授とNPO法人プラス・アーツ理事長の永田宏和氏という防災教育の第一人者。自治会の熱意に共感いただいた、他に類を見ない顔ぶれです。 .売上の一部を震災孤児に寄付。 当絵本の売上金額の一部を、自治会とZ会から「ハタチ基金」へ寄付します。
防災を訴える自治会長、鈴木英明さんを取材した、突撃インタビューはこちら >>>
全ページ試し読みで読ませて頂きました。
大地震が来る前に
自分には何ができるのかな。
何をしておく必要があるのかな。
自分だけで、また、家族でできることや
そこ(市町村や自治会単位)に住む人たちが協力することでできることは
どんなことがあるのかな。
読み終わってそう思いました。
子どもにこの本を与えたり 読んであげたりする時は
自分の中にこれらの答えをしっかりと見つけて
(または、読みながら子どもと考えるのでもいいのかもしれませんが)
行動に移せる覚悟というか 心の準備が必要だなとも思いました。
日本のどこに住んでいても
こういう大地震に見舞われる可能性は高いのに
どこか現実味に欠けるというか
今日明日のことではないと
心のどこかで思ってしまっている甘い自分に
ピリッとくる感じでもありました。
展開はイソップの寓話「アリとキリギリス」似ていて
小さい子どもにも分かりやすそうです。
絵は「幸せの絵本」シリーズの表紙を手掛けている寺田順三さん。
動物たちがとてもかわいらしいです。 (西の魔女さん 40代・ママ 女の子18歳、男の子14歳)
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