表紙のバスをよく見てください。運転手さんがいない代わりに、顔が描いてあります。そう、このバスはなんだか不思議なバスなのです。バスはネズミたちと会話をして、目的地を聞きだすと、すぐさま出発。ねずみたちも、顔を見るとにこにこ笑顔。これからのバスの旅に期待に胸を踊らせているのが分かります。しかし、案の定、道は行き止まり。そこから、りんごの木に着くまでは、本を動かしたりして、子どもとコミュ二ケーションを取りながら楽しんでください。バスとの掛け合いを楽しむ絵本です。
タイトルが可愛らしかったのでこの絵本を選びました。とてもユニークな口調の主人公に最初から魅せられました。特に、出来るかどうか分からない事でも引き受ける所が親切で素敵だなと思いました。主人公の大らかな性格が乗客にもどんどん伝染していく過程の描き方が素晴らしいと思いました。どんな場面でも楽しんでいる主人公の笑顔に癒されました。 (なびころさん 30代・ママ 女の子1歳)
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>>> ユウchan「いただきバス」
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