今日はマーヤが初めて飛ぶ日です。 「マーヤ、おまえのしごとは美味しい蜜をたくさん見つけることです。」 そう言われたマーヤは、出発前に 「すずめばちに気をつけること。おしりのはりを使うのは、命を守る時だけですよ。」 厳重に注意されます。 さて、マーヤの大冒険。無事に戻ってこられるでしょうか。
頭に真っ赤な可愛いリボンをつけているのが、主人公のみつばちマーヤ。 そしてこがねむし、はえ、とんぼなど次々に出会う昆虫たち。 更にマーヤが止まる植物や花の数々。 一目見て、そのあまりにも緻密で美しい描写に魅了されてしまった方が多いのではないでしょうか。 それもそのはず、絵を描かれているのは徹底した自然観察に基づいたリアルな作品の数々から「日本のファーブル」とも呼ばれていた画家熊田千佳慕さん! マーヤの頭から足の先まで、どれだけ目を近づけて見ても 本当に細かく丁寧に描かれており、なんとも言えない緊張感まで伝わってきます。
今から37年前(1974年)に発行された、世界文化社さんの人気童謡絵本シリーズ「ドレミファランド」の中から ミュージカルお話を抜粋して一冊にまとめたものがこの絵本。 細密画絵本の最高傑作をまた手にできる・・・とにかくファンにはたまらない内容となっています。 そして当然ながら、初めて見る子どもたちの目は、すぐに釘付けとなってしまうことでしょう。 この贅沢な絵本を是非皆さんご堪能ください!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
本書は、今から37年前(1974年)に発行された、当社の人気童謡絵本シリーズ「ドレミファランド」 の中から ミュージカルお話を抜粋して一冊にまとめたものです。 あの幻の名作がついに単行本となって、新しくよみがえりました。
“日本のプチ・ファーブル”と呼ばれた、 熊田千佳慕の魅力が凝縮された、細密画絵本の最高傑作です。 熊田ファンはもとより、自然と名作絵本を愛する すべての人に最高の贈り物です。 クリスマスのプレゼントにも最適です。
主人公のマーヤは、みつばちです。
巣から初めて飛び出して空を飛ぶマーヤは、色々な虫と出会い色々な経験をします。
それらはどちらかというと悪い経験ですが、それを通して、マーヤは心を強くしていきます。
そして、すずめばちに捕らえられたことをきっかけに、マーヤは大変な働きをして、巣や仲間を救うのです。
巣から出たばかりの時は、何も知らないおじょうさんだったマーヤ。
彼女はたった一日で大きく成長し、立派なみつばちになりました。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子18歳)
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