むかしむかし、この世のはじめには、天も地もなく、ただもやのようなものがうずまいているだけでした…。 天地創造からはじまる、日本の神話「古事記」は、大昔の日本人がどんなふうに考え、感じていたのかを、大らかに伝えるものがたりです。 「子どもたちに読んであげられる『古事記』がほしい」、という図書館・文庫の現場の声に応え、読み聞かせにふさわしく語りなおした、小学校低学年からは一人でも読める、古事記入門の決定版。
スズキさんの絵の表紙にひかれて、読んでみました。
古事記は、ほんとうにスケールが大きくて、いろいろな意味でおおらかな世界観です。
オロチやイナバノウサギなど、絵本にもなっているお話もあります。
かみさまだけど、人間のようにいたずらしたりケンカをしたり。こども向け書かれているので、読みやすかったです。
スズキさんの挿絵も楽しかったです。
子どもは、かみさまの名前がおもしろいなと言っていました。 (どくだみ茶さん 40代・ママ 女の子12歳)
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