「おやすみなさい」 たまちゃんがねていると、ねこのミーヤがやってきて、 「さむくて寝られやしない。おふとんいれて」。 どーぞ、二人で寝るとあったかい。するとそこに、お人形がやってきて 「おふとんいれて」。 さみしくて寝られないんだって。うんうん、そういう事ってあるよね。
みんなが次々と色々な理由をあげながら、 「おふとんいれて」とやって来る。 たまちゃんのおふとんの懐は大きいので、どーぞどーぞと添い寝の人数はどんどん増えていく。 するとやって来たのは、イス。 ん?そろそろおかしなことになってきたぞ。 続いてやって来たのは…そうじき!? でもたまちゃんはすごい。ちゃーんと考えてひらめくのです。 そのうちどんどん楽しくなっちゃって…「うるさくて寝られやしない!!」 怒らせちゃったのはだれでしょう。
たまちゃんとみんなのやり取りの繰り返しが漫才みたいに面白いおやすみ絵本。 オチもちゃーんとあるしね。 あ、でも作者のお二人の名前がどこまでも似ているっていうのは偶然のことみたいですよ(笑)。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「おやすみなさい」 たまちゃんがねていると、ねこのミーヤがやってきて、 「おふとんいれて」。 人形、Tシャツ、イスに、そうじき……次々といろんなものがやってきて、たまちゃんのおふとんに入りたがります。おふとんは、もう満員! そこでたまちゃんは考えて……。 遊び心いっぱいの、たのしい絵本。おやすみ前に読んだら、もうねむれない!?
文も短く内容もわかりやすいので幼稚園の子から楽しめるお話だと思います。
主人公のたまちゃんが寝ていると、ネコやお人形やTシャツくんや、イスちゃんが次から次へと入れて入れてとやってきます。
最初はお布団がどんどん大きくなっていくのかと思ったら、横向きにするんですね。
最後は楽しい気持ちで寝られるかな。 (Sprashuterさん 40代・ママ 男の子9歳、男の子6歳)
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