かしのき園のお迎えの時間です。キツツキ、サル、モグラ、イノシシと、次々にお母さん、お父さんが子どもたちを迎えにやってきます。ところが、クマの子のお母さんがなかなかきません。外は雨が降りはじめ、雷も鳴りだしました。リスの先生は、心配するクマの子に寄り添い、そっと手をにぎりました。
娘の入園の時期に読んであげた絵本です。かわいらしい絵柄でいろいろな動物の親子が登場し、おむかえの様子が次々と描かれていきます。どの子たちもお母さんお父さんに会えて嬉しそう♪だけどクマの子のお母さんだけちょっと遅れてやってきます…。
毎日幼稚園や保育園では、こんなふうにお迎えの時の様々なドラマが繰り広げられているのですよね。子どもたちにとってのお迎えは一日の中でも大きなイベントなのかもしれません。
最後に先生もお迎えに来てもらうところが意外な結末でおもしろかったです。 (ouchijikanさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子5歳)
|