こんなにシンプルで洗練されていて、チャーミングな絵本を見たことがなかった(石津ちひろ) とてもきれいな国に住む、むっつりねこのまえに、巨大なぱっくりかいじゅうが現れて……!むっつりねこが、にっこりねこに変身?――ブラチスラバ世界絵本原画展グランプリ受賞作家が描く、色鮮やかな絵本!
「あるところに、とても きれいな くにが ありました。
そこには、これまで いちども わらった ことの ない
一ぴきの むっつりねこが すんでいたのです。」
?
むっつりねこ?
確か題名は「にっこりねこ」なのに・・・
と、思っていると、そこに巨大なぱっくりかいじゅうが現れて、どうしても、むっつりねこが食べたくなって、大きな口で、はなも、はらっぱも、きも、おうちも、おひさまも、そして、最後にはむっつりねこも食べられてしまいます。
さて、むっつりねこはどうしたでしょうか。
そして、どうしてにっこりねこに変身したのでしょうか。
シンプルな絵に大胆な構図、そして、あっと驚くようなストーリー展開に目が離せません。
むっつりねこと、ぱっくりかいじゅうのやりとりがおもしろい。
久々に、娘もおもしろいと喜んでいました。
そして、読後も、余韻を楽しんでいました。 (多夢さん 40代・ママ 女の子5歳)
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