子どもの家出をテーマにした本をめぐって、小四の読者フミと作者の間で交わされる手紙。――大人にも子どもにも切実な「居場所探し」の問題を多面的に生き生きと描く物語。
子どもには家出をする権利がある
子どもはだれでも家出を夢見る
子どもにはだれでも家出を実行する力がある
この文章を読んで不安になりました。
我が家の娘も家出しそうだものなあ。
不安な気持ちになりながらも、今日もあれこれと
怒ったりしてしまっているのですが。
でも。
最後まで読んでみるとわかるのですが、子どもに
限ったことではないのですよね。
大人でも、誰でも、「ここではないどこか」や
「新たなるどこか」を求めて家を出ていく・・
それは、「家出」とよんでもいいことなのでしょう。
家出って、ネガティブなイメージがあったのですが
未来を切り開いていくというポジティブな言葉としても
使えるのかもしれないなあって思いました。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子9歳)
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