
おばけのさくぴーとたろぽうは、からかさおばけの兄妹と一緒に、なくした下駄を探しに暗い穴の中を探検することになりました。穴のなかは行っても行ってもまっ暗闇。心細くなりますが、みんなで歌を歌いながら進みます。すると、きれいな石の森にでました。みんなが下駄と一緒に見つけたものは、不思議な光るコケでした。
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おばけシリーズ3作目。
珍しい縦開きの絵本。こういうの、谷川俊太郎さんの「あな」という絵本以来だなぁ、と思っていたら、やっぱりここにも穴登場!
でも、縦のスペースが実に効果的に描かれていて、画面に深さや広がりをもたらしています。
今回は、からかさオバケのぺたくんとぴこちゃんと一緒に探検するお話。からかさオバケならではの、空を飛んだり、隙間を抜けたりというのも楽しかったです。
あとは、なんといっても、きららこけを頭に乗せてるたろぽうが可愛すぎます!しかも、それがご馳走になるなんてビックリ!きららスープ、飲んでみたいです。 (MYHOUSEさん 40代・ママ 女の子10歳、男の子6歳)
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