ケイゾウさんは幼稚園に住むにわとりです。うさぎのみみこがやってきてから、ケイゾウさんの暮らしは一変しました。月刊雑誌「母の友」掲載時から人気沸騰。主人公ふたりの織りなす10のお話を季節感あふれる絵とともにお届けいたします。
とっても楽しかったです。
1つの話が声に出しても10分弱くらいの短いお話が10個入っています。それぞれのセンテンスがにわとりの「ケイゾウさん」目線で、
ケイゾウさんが体験したことを描いています。
全てのタイトルに「ケイゾウさんは○○がきらいです」とついていて、そのきらいなわけの出来事がものがたれているのですが、読んでいると笑えます。
お話はそのケイゾウさんの小屋にルームメイトがやってきた4月から始まります。
幼稚園児たちとケイゾウさん、それにルームメイトのうさぎのミミと、幼稚園のももこ先生などが、1年の季節を巡りながらいろいろなことを私たち読み手に見せてくれます。
ケイゾウさんとミミのコンビのやり取りが面白いです。
(口はミミの方が一枚上手かな?)
私が一番気に入ったお話は「ケイゾウさんは工事がきらいです」です。
ケイゾウさんに次々に襲いかかるハプニングが面白いです。
4,5歳くらいから小学校中学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいです。ぜひ、身近なお父さん、お母さん、先生などが声に出して読んであげてください。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)
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