何でも赤ちゃんのおともだちにしてしまう柳原良平の新作赤ちゃん絵本は「おうちのともだち」。 やっぱりおめめをつけて、「くん」と「ちゃん」をつけて。 すると、あら不思議。あっという間にお部屋の中にはおともだちがいっぱいなのです。朝起きてから夜寝るまでに出会うものたちが順番に紹介されて。 単純な事とあなどるなかれ、赤ちゃんと生活していく中で例えばお茶碗、おはしがおともだちに見えるか見えないかでご飯の進み具合が全然違うのです。 デザイナーならではの細かいこだわりがあるのか、おめめの付き方も絶妙で、掃除機が、洗濯機が、テレビが、笑ってしまう様な親近感。 こうして毎日の生活が楽しくなっていくはず!
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
コップ、お皿、ボール、パジャマ。赤ちゃんの身の周りの物が登場する初めて出会う<ものの絵本>です。朝起きて夜寝るまでに出会うものたちが順序よく紹介されます。ものにはすべて顔がついていて親しげに話しかけてくるよう。ものを通してイメージの世界も広がります。
家の中にある様々な生活用品に「ちゃん」「くん」をつけて親しみを込める。素敵ですね。友達や家族のように、話しかけながら大切に使いたいですもんね。
固有名詞をいろいろ覚える1〜2歳にぴったりじゃないかと思います。2歳の息子も、知っている物がいろいろ出てくるので、答えるのが楽しいみたいです。 (環菜さん 20代・ママ 男の子4歳、男の子2歳)
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