なんともフランスらしい、オシャレなしかけ絵本の登場です。
とーっても遠くに見えている、ちーさなオオカミ。 パッとページをめくると…、 何と、こちらに近づいてくるではありませんか! 大変…とあわててめくると、もっと近い! まためくると…、本を傾けると…、振ってみると…、逆さにしてみると…。 本の指示に従って、オオカミから逃げようとするけれど、 はたして上手くいくのかな…。
ページをめくる本の魅力を最大限に生かした、参加型絵本の新作です。 主人公は、本を読んでいる子どもたち、そして、あなた。 本をツールに、笑い声と悲鳴?の絶えない絵本になること間違いなし!
『まるまるまるのほん』(作:エルヴェ・トュレ作/出版社:ポプラ社)で、 丸を使ってたくさん遊ばせてくれた、谷川俊太郎さんの文章も楽しい一冊です。
(木村春子 絵本ナビライター)
たいへんだ たいへんだ!!えほんの ページを めくれば めくるほどおおかみが ちかづいてくる!! えほんをかたむけたり、ふったり、ひっくりかえしたり!読者のアクションがえほんの世界を動かす、フランスうまれの新感覚絵本。色鮮やかで、ダイナミックなイラストが、視覚的にも迫ってくる、遊び心満載の一冊です。
7歳の娘が「この本おもしろいよ!」と興奮気味で持ってきてくれました。
絵本を傾けたり、振ってみたり、逆さまにしたり。今までやったことのなかった新しい絵本の楽しみ方を教えてくれます。
シンプルな絵なのですが、なぜか迫力があって、おおかみがせまってくる感じがスリル満点。私も子どもと一緒にドキドキしながら楽しんじゃいました。
裏表紙の「もういちどはじめから?」のセリフに誘われ、何度も繰り返し読んでしまいます。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子9歳、女の子6歳、男の子4歳)
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