「おれはこの村をものぐさばかりの、しずかな村にしてくれるんじゃ」と、ごんべは太陽をかちわりに、こっぱ山をめざしました。
怠け者といわれるごんべさんですが、これと決めたら頑張りは半端ではありません。
お日様を鎌で勝ち割ってやるとばかりに、日の沈む山を目指して駆け回るごんべさんは、決して怠け者ではありません。
でも、ごんべさんがいなくなってから、大量に飛んできたカマキリのしぐさはごんべさんそっくり。
はらだちごんべさんのぎょろ目が、後でわかりました。
軽い昔話ですが、子どもたちは興味をもって聞いてくれたように思います。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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