2001年、23歳で世を去った雄基。稀に見る難病に冒され、視力や聴力を失いながらも、仲間たちに支えられて力強く駆け抜けていった軌跡と友情を描いたノンフィクション。
自分の骨が溶けていくって、どんな病気なんだろう?
世界で8番目の事例だという難病に突然襲われた雄基は、その直前までワーキングホリデーでオーストリアを旅行し、色々な友人と出会い、様々な事にチャレンジしてきた夢多い青年でした。
知り合った仲間たちと、自らのチャレンジ精神に支えられた闘病生活が、力強くもあり、哀しくもあり、絶望と隣り合わせでありながら輝いていました。
治療法がなく、朽ちていくしかない病気に立ち向かっていく姿には、ただただ頭うたれる思いです。
タイトルからは想像も出来なかった内容でしたが、巡りあえて良かったと思います。
(ヒラP21さん 60代・パパ )
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