ケガをしたオオカミを看病したマルラゲット。オオカミはそれが嬉しくてマルラゲットと一緒にいるために、ことりやこねずみといった動物の肉をいっさい食べなくなる。けれども、どんどんやせ細って…。
オオカミは、自分の怪我の看病をしてくれたマルラゲットの優しさ
に感動して、マルラゲットに気に入られようと動物を一切食べませ
んでした。誘惑に負けそうになると、マルラゲットの小さな優しい
顔を見上げて、一生懸命我慢しました。
マルラゲットといられるのがうれしかったからそうしたのですが、
だんだん痩せてしまったオオカミは、このままだと死んでしまうと
きこりのおじいさんから教えてもらったので、オオカミを森に帰って
ほかのオオカミたちと同じように暮らしなさいと告げたのでした。
お互いを思いやる二人に、友情を感じました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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