美しい青い表紙がまず目に止まりました。私も、海のそばで生まれ、いつも近くには海があったので、当然のように手にとって開きました。
海が大好きなぼく。ある日、海からビー玉が・・・?持ち帰ってコップに入れると、ぱちん!と海が生まれた。その日からどんどん成長していく海。ジョッキでも、金魚鉢でも、ビニールプールでも入りきらなくなって、とうとう捨てようと思ったとき、お父さんに見つかりました。そのときのお父さんの言葉にドキリ。もし私が主人公だったら、きっと同じ行動をしたと思うから・・・。まるで子供のように、絵本の中のお父さんに叱られた気分でした。
読後感はすごく晴れ晴れとしています。海に会いに行きたくなりました。