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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

人間」 みんなの声

人間 作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,650
発行日:1995年
ISBN:9784834012781
評価スコア 4.56
評価ランキング 6,400
みんなの声 総数 8
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  • 勉強になります

    子供のためというか自分のために買いました。
    かこさんの絵は味があっていいです。
    大人でも説明に困る内容がわかりやすく描かれてあり、
    もちろん知らなかった部分も多くあるし
    勉強になります。
    良い絵本というのはこういうものだと思います。

    かわいいだけじゃなくて教訓めいたものでもなくて
    大人もへーと思ったり、学べたりできるものです。

    投稿日:2010/07/26

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    1
  • 子供が進化に興味を持ったらこれ!

    加古 里子さんの、かがくのほんシリーズになります。

    5歳の息子がなぜか突然、人間の進化に興味を持ち、
    いろいろ細かく質問してきて困ってしまい、5歳児でも
    進化の過程がわかるような絵本はないかといろいろ探した結果、
    やっとたどり着いたのがこの絵本です。

    人間の進化に関する本を探し回って気付いたのですが、
    本格的に詳しく書いてあるものは絵より文字のほうが多く、
    大人でも読むのが大変だったり、専門用語などで理解に苦しむ
    ものが多く、児童書や絵本では猿人から新人に進化する中途半端な
    過程しか取り上げていないものが主流なんですよね。

    どこから聞いたか、「人間は最初、魚だったんだよね?」という
    息子の期待にこたえるには、生命の誕生からの進化を子どもにも
    わかりやすく書いてあるものが必要だったわけですが、まさに
    この絵本は、私と息子の期待に応えてくれました。

    この絵本では、宇宙のはじまりから始まって、地球と海の誕生、
    生命の誕生、動物が海から上陸したりと順を追ってたくさんの
    絵とともに最低限の説明が書かれているので、息子もどうやら
    満足したようです。

    その上、人間に関してはこと細かく、猿人からの進化の過程はもちろん、
    人間の体のこと(子を産み育てる、成長する体のこと、骨や筋肉、内臓の働き)、
    それから、人間の手のこと、知恵や知識、人間社会や混乱にいたるまで
    書かれてあり、まさにタイトルどおり「人間」のことがぎっしり詰まっていて、
    大人が読んでも十分読み応えがあります。

    ・・・と思ったら、本の対象年齢が「小学校中級〜大人まで」
    とのことですので、大人も読み応えがあって当然ですね。
    この他にも、「海」「地球」「宇宙」があります。
    是非揃えたいシリーズです。

    投稿日:2007/11/13

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    1
  • そうなんだ!がいっぱい

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子10歳、女の子8歳

    地球に人間が誕生する前から始まり、筋肉、骨、消化管、人間に関するさまざまな情報を、丁寧に説明してくれていて、中学校で習う生物に関することを一通りまとめたみたいな感じです。落ち着いた文章で、たんたんと説明する感じが分かりやすい。
    子どもにしたら、少したいくつに感じる子もいるかもしれませんが、うちの子は、そうなんだ。がいっぱいで、興味を持って読んでいました。

    投稿日:2021/08/06

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  •  絵本作家かこさとし(加古里子)さんは亡くなる直前の今年(2018年)3月から4月にかけておよそ一ヶ月間、NHKの取材を受けていました。
     その姿が「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で、先日放映されました。
     タイトルが「ただ、こどもたちのために かこさとし 最後の記録」。
     まさに「こどもたちのために」終生、絵本を描き続けた人かこさんの姿がカメラにおさめられた貴重な記録映像でした。

     番組の最後に使われたのが、1995年に刊行されたかこさんの科学絵本シリーズの一冊であるこの本でした。(この絵本の執筆では加古里子という漢字表記を使っています)
     この絵本はかこさんの人気シリーズである「だるまちゃん」や「からすのパンやさん」とは一味も二味も違います。
     どちらかといえば、デビュー作である『だむのおじさんたち』(1959年)に近いものです。
     タイトル『人間』とあるとおり、宇宙の誕生から地球の成り立ち、その小さな星に生き物が生まれ、やがて私たち「人間」が誕生する、壮大な世界観がまず描かれます。
     その次には子供がどのように誕生して成長するのか、ここでは性教育のような描かれ方をしています。
     この単元でかこさんはかつて子どもが自分が母親のどこから生まれたかわからないという疑問に答える形で、ていねいに綴られています。
     こういうあたりが、「こどもたちのために」描いたかこさんらしい一面です。
     そして、人間の身体の成り立ち、人間の歴史とつながっていきます。

     かこさんはこの絵本を制作するにあたって10年以上の歳月を有しました。
     それだけ強い思いが結実した絵本だといえます。

    投稿日:2018/06/10

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  • 赤ちゃんもおばあさんも人間。
    人間であることからは逃れられないからこそ
    これを読んであげようと思いました。
    ちょっと難しかったところもありましたが
    少し説明を足したり、簡単な言葉にしたりして
    読みました。
    いっぺんに読むと多いし、頭がパンクするので
    切りのいいところまででやめながら。
    4歳には少し難しかったですが8歳は
    くいつきました。
    やっぱり人間だから、人間に興味があるんだとおもいました。
    そして、かこさんが、子どもになるべくわかるように、と
    心を砕いてくださっていることも伝わってきて感動しました。
    かといって、全部を安易に簡単な言葉に置き換えたりはせず
    きちんと品格をもって、科学を伝えている
    とてもいい本だと思います!

    投稿日:2015/05/15

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  • すごい内容です

    予想を遥かに越えて、すごい内容でした!!
    「人間」についてはもちろんのこと、地球や宇宙にまで話が広がって行くのですから、そうとうなスケールです。
    かといって、やみくもに広げているわけではなく、ちゃんと全てがつながっているんですよね。
    本当にすごいと思います。

    投稿日:2014/04/02

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  • よいのですが…

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    加古さんの科学絵本シリーズの一冊です。
    まるで図鑑のような豊富な内容で、科学的にも、歴史的にもすごい作品だと思いました。
    更に、この科学絵本が出版されたのが1975年だったということにもびっくりです。

    ただ、内容の情報がすごすぎて、いまの子ども向き科学絵本としてはどうかな?と、思いました。
    本当に興味のある一部のお子さんか、学校の授業の一環として、必要な調べ学習などに使われるなら、とてもわかりやすくまとまっていると思います。

    投稿日:2009/12/23

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  • 人間・・・というより地球はすごい

    • ソノエさん
    • 40代
    • その他の方
    • 静岡県

     この絵本はとても文章が多く、正直言って難しい。でも我が家の娘たちが気に入っていてよく、「よんで〜」と持ってきた本です。はじめは、「え〜またこの本?読むの大変〜!!」と思っていましたが、何度も読むうちに親もおもしろい本だなあと感じるようになりました。
     宇宙の成り立ちから、地球ができそして人間が現れてから現在・未来までを書いたものです。全部読むのはとても大変でしたが、絵だけでも充分子供にとっては興味のあるものだったようで、ただめくっただけの時も多々ありました。
     親子共々地球ってすごいと実感させてもらいました。大人から見ればこんな難しいのが絵本なんてと思ったものでも、子どもから見ればとっても魅力的な絵本であるということを実感させてくれた一冊でした。

    投稿日:2007/10/27

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