いじめで登校拒否になった子たちが、ひと夏の間通うフリースクールのお話。
「生きろ!」というシンプルなメッセージが本当にすべてだと思います。
いじめっ子がいる学校で生きていくためのいろいろな方法を教えてくれます。
主人公未来は親に自分がいじめられていることを言えない少女。
いじめのことを言ったら、親から嫌われてしまうのではないかという思い。
実際はいろいろな選択肢があるのに、いじめられている本人は視野が狭まってしまっていたり。
あー、そうなんだと改めて思わされました。
SOSを出すことは大切なこと。きっとSOSを受け止めてくれる人はいるから。
SOSが出せなかった未来がSOSを出せた時等、要所要所で泣けました。
一人でないっていうことも大きいですよね。