マニールマニムンチョス

ママ・50代・神奈川県、男の子5歳 女の子3歳

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自己紹介
息子が0歳2ヶ月あたりから読みじめた絵本の感想を子どもの反応と共に書いています。
息子の誕生を機に、成長の記録をどこかにまとめて残したいと思い、一緒に読んだ絵本の感想を投稿してみることにしました。1日、1日と目まぐるしく変化をとげる息子の成長にこちらは追いつくひまもありません。記憶も思い出もどんどん上書きされていきます。

いつか、文字を理解できるようになった未来の息子とレビューを振り返るのが今のささやかな夢です。

息子が生まれるまでは、自分のために絵本を購入していました。絵本は、アート、映画、アニメ、漫画と同じくらい好きです。特に、翻訳絵本は、日本と海外の文化の違いを知ることができる上、日本語の素晴らしさを堪能できるので、原書と両方集めるようにしています。
そのほか、猫2匹と亀1匹、たまに昆虫を育てています。キャンプ、廃墟や地方の美術館・博物館めぐり、標本収集も趣味です。

次女が産まれ、兄妹それぞれの反応や男の子と女の子の絵本の好みの違いなど、親子で絵本の時間がさらに楽しめるといいなと思っています。
好きなもの
猫のひげと匂い、冬の空気と吐く息、白い雪、息子の小さな歯と歯茎、娘のほっぺとパンパンのおしり、かさぶたをとること、昆虫観察、水族館、美術館の空気
ひとこと
絵本探しのご参考になればと思います。

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マニールマニムンチョスさんの声

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なかなかよいと思う ふとんはどこでもドア  投稿日:2022/04/21
ぼくのふとんは うみでできている
ぼくのふとんは うみでできている 作: ミロコマチコ
出版社: あかね書房
息子は、保育園から帰ると猛ダッシュでお気に入りの白いふとんにくるまり、安堵の顔でふとんの匂いを吸い込みます。寝るときも白いふとんの端っこの縮れた毛玉を人差し指で一つ一つ触れながら眠りに落ちます。3歳の息子にとって、赤ちゃんから使っている白い毛玉のガーゼのふとんは何よりも大切なものらしいです。それは、息子の前では、大好きな海にもなるし、アイスクリームにもなります。

最近、少し絵本を読まなくなってきた息子を刺激してくれたのが、この絵本。大人が読んでもとても楽しく、絵本からはみ出しそうなダイナミックな絵は、子供の心をわしづかみにしたみたいです。もしあのふとんが海だったら、パンだったら、、、息子は目をギンギンにして、言葉を聞き漏らすまいと耳を傾けていました。

絵本の中の海が暗くて真っ黒になって、少し怖いかんじも気になったようです。ぞうさんやワニさん、ねこちゃんの家族など知ってる動物が意外な形で登場するのも面白くて、あっ!ワニさん!あっねこの赤ちゃん!といちいち声に出して指さしてました。特にぞうさんとおふとんをシェアする場面が印象的だったよう。大人のわたしは、絵本を読みながらねこのふとんやパンのふとんを妄想して幸せな気持ちになりました。

この絵本は、子どもと何回も読みたいです。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 未来の息子との関係を夢見て  投稿日:2019/10/08
ママの小さなたからもの
ママの小さなたからもの 著: アストリッド・デボルド
絵: ポーリーン・マルタン
訳: 辻 仁成

出版社: 早川書房
息子が生まれて生後2ヵ月目、朝も昼も晩もない日々。
わが子を育てることが、命を授かることがこれだけ大変だなんて、誰も教えてくれなかった。毎晩授乳が大変で、なんで泣いているのかもわからない、まだ自分がママだなんて言えること何一つできていないと思い、落ち込み、泣いてばかりいた時に、絵本ナビ編集長のエッセイでこの絵本に出会いました。

そこには、私の理想の母親像がありました。
私の愛しい、大切な息子。どんな時も私はあなたのママで、あなたを一番愛している。いろいろなシーンと共に繰り返すママからの息子へのラブレター。

授乳を終えて、授乳クッションの上ですやすや寝息をたてているわが子に優しく奏でるララバイのように、でもどちらかというと今の自分に言い聞かせるように、暗がりの中、泣きながら声に出して読んでいました。
ママはぼうやを愛しているわ。そう口に出すだけで優しい気持ちが胸いっぱいに広がりました。そして、ああ、私はママで、この子は私の息子なんだ、将来こんな未来が待っているんだと感情が溢れ出して、つらかった気持ちが一瞬で吹き飛びました。

大好きな成長した息子の幼い頃を思い出すのも、今現在進行形の反抗期の息子の本当は可愛いときを思い返すのも、きっと、人によって読み方はいろいろだと思います。私はまだ息子となんの思い出もないけれど、これから先待っている息子との未来を思い描く素敵な絵本となりました。

特に好きなところが最後のこの部分。
「ぼうやはママの愛する子供だけど、
でもね、ぼうやは決して
ママのものにならないって分かってる。」

将来、この絵本を年頃の息子が読んだらどんな風に感じてくれるんだろう?と想像して、これからたくさん思い出を一緒に作っていきたいなと思いました。
なによりも、新米ママとしてくじけていた自分を誰よりも勇気づけてくれた、私にとってはママのバイブル的な絵本です。
参考になりました。 5人

自信を持っておすすめしたい 男の子タイヤ最強説、赤ちゃんでもはまった!  投稿日:2019/10/04
タイヤタイヤ だれのタイヤ
タイヤタイヤ だれのタイヤ 作: そく・ちょるうぉん
出版社: アリス館
男の子はタイヤが大好き説、とうとう自分の息子で実証することができました。

近所の保育園でお借りしたものの、6カ月の息子の食いつきに購入することを決めた絵本です。

車が登場する前にタイヤだけが見えて、なんの車のタイヤなのか想像するのが楽しい絵本です。次のページをめくるとそのタイヤをつけた車が登場し、答え合わせできます。

車やタイヤの絵本はたくさんあるけれど、タイヤから車を想像するのがこんなに面白いなんて。描かれたタイヤの大きさや表現から想像した頭の中の車なんて全然足元にも及ばない。作家さんの描く車の絵がすごい。見ていて読む大人までテンションがあがります。文字の書体もそれにあわせて大きかったり、スピードを感じさせてくれるものなので、読み手である私も絵と文字に負けまいと臨場感たっぷりに読めました。

息子が一番興奮したダンプカーと消防車のページは、最近器用に動くようになった小さな指でわしづかみにされすでにしわしわ。「もう少し大きくなってそれぞれの車を理解できるようになるまで繰り返読みたいので、どうぞお手柔らかにお願いします。」と、にや〜っと満足そうに笑みを浮かべる息子にお願いしました。(笑)

車、タイヤ好きな子には絶対響くと思います。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 絵本で息子がはじめて笑った!  投稿日:2019/09/22
ふーっ!
ふーっ! 作: 新井 洋行
出版社: ほるぷ出版
絵本を理解するにはまだまだ早いかしら?と思った0歳児6カ月の息子に読んでみた、笑いの初リアクション絵本です。

読む人が絵本の絵にふーっと息を吹きかけて、次のページをめくると何かが起きるという仕組みの体感型絵本なので、読み聞かせるというより、一緒に遊ぶって感じがとても楽しいです。

最後の赤ちゃんの前髪をふーっと吹くページの流れで、息子の前髪を吹いたら、それまで興味津々に見ていた息子がキャッキャッと大うけ。ポイントは、絵本の絵を吹くときに、かなりおおげさにほほをふくらまして、ふーっというかぶぶーーーーっくらいの力強い音をだして吹くと、多分私の顔の面白さにさらに笑い声をあげて大興奮。絵本で今までこんなリアクションがなかったので、嬉しくなり、私まで楽しくなって調子にのって何度も読んであげちゃいました。

今では外出先で絵本がなくても前髪を吹くのが私と息子のコミュニケーションになってます。(笑)

絵本であまり反応しない赤ちゃんや小さなお子さんで、遊びが好きな子、いないいないばあや団扇の風が大好きな子におすすめです!
参考になりました。 3人

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