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西の魔女

ママ・50代・福岡県

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西の魔女さんの声

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なかなかよいと思う 死神に「死」について諭されました。  投稿日:2006/08/05
泣いてもいい?
泣いてもいい? 作: グレン・リングトゥヴィズ
絵: シャロッテ・パーディ
訳: 田辺欧

出版社: 今人舎
(おばあちゃんを連れて行かれてしまう…)と思っている 幼い4人の兄妹に 死神は 諭す様に語りかけます。
死とはどういうものなのか… 
そして 子供達が半ば納得したであろうと思われたとき
「魂よ さあ飛んでいけ」と窓を開け放つのです。

このお話の中での死神は 弱った体から魂を解き放つ手助けをしている神として 私の中に響きました。
おばあちゃんの魂が 思い病気を患った体から開放されたと感じた時 何となくホッとした様にも思いましたが 
「死」ってそれだけじゃ語れないよなぁ…とも感じました。
そこで 死神が子供達を諭すときに話した物語を思い返してみました。
はっきり言って とても難しいお話です☆
中1の娘でさえ「途中で出て来るお話がよく理解できなかった。」と言っていました。
「死ぬことがなかったら、生きているということは大事なことではなくなるんだよ。」
というメッセージを伝えるための逸話のようですが とっても哲学的で…
私の心の中でもまだ不完全燃焼☆という感じです。
「世の中は 良いと感じることと悪いと感じることの2つで1セット」どちらかが欠けも 物の本質が解らなくなる…
と云う事でしょうか。
まだまだ考えたいと思う作品です。

タイトルの「泣いてもいい?」については 「もちろん!泣いてもいいんだよ。」と言ってあげたいです。
でもきっと このお話の中の子供達は 大泣きすることはなかったのでしょうね。
「死」を受け入れる覚悟が出来たと感じられる締めくくりとされていました。
現実に立ち返ってみると…
それでも大泣きするのが子供というものなのではないかなぁ…と思ったりしています。
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なかなかよいと思う 地球の旅人。  投稿日:2006/08/03
風の星
風の星 作・絵: 新宮 晋
出版社: 福音館書店
今日 私のところに吹いてきたこの風は 何処を旅してきたのでしょう…
読み終わって そう感じました。
上空から見下ろした 私達の星「地球」…ほとんどの場面はこんな視点で描かれています。
眼下に広がる大海原をイルカの群れがジャンプしながら泳いでいたり
渡り鳥や虹を見下ろしたり…
普段目にすることのない光景に 最後まで目が釘付けでした。
風は こんな中をずっと旅しているのですね。
そして 大地も空も1つにつながっていることを今更ながら感じました。
それぞれのページに 短い文章が添えられています。
じっくりと絵を楽しむことが出来る絵本だと思います。
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なかなかよいと思う 名前に込められた想い。  投稿日:2006/07/31
ねこのなまえ
ねこのなまえ 作・絵: いとう ひろし
出版社: 徳間書店
「ごきげんなすてご」シリーズにはまり 同じ作者のこの絵本に辿り着きました☆
さっちゃんが公園を散歩してたら 野良猫が話しかけてきました。
「ぼくに名前をつけて欲しいんです。」って…
『ノラ』とか『ネコ』とか『ドロボウ』なぁんて呼ばれたりしてるけど
本当の名前が無いんですって。
さっちゃんは このみすぼらしい野良猫に 色んな願いを込めて『しっぽ』という名前をつけました☆
しっぽは さっちゃんに何度も呼んでもらって 何とも云えない幸せを味わっているようでした。

子供の名前をつける時 どんな願い・想いを込めて考えたかを懐かしく思い出しました。
もうすぐ私も帰省して ○○君・さんのお母さんではなくて…△△ちゃんと呼ばれます。
3?年前に 願いを込めて付けられた名前☆
しっかり感じ取ってこようと思います。
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ふつうだと思う 口があったら何でも釣れるの!?  投稿日:2006/07/31
へんてこ島うた
へんてこ島うた 作: 内田 麟太郎
絵: 高部 晴市

出版社: パロル舎
川が1つもない島に暮らす若者が 河を釣り上げるお話。
河口というのは 河の口…という訳で 河には口があるから釣り上げられるんですって!?
なんてナンセンス!そして作者の もの凄い思いつきに脱帽です(笑)
そして 島の若者は 本当に河を釣り上げます。
エサは…秘密にしておきますね。
若者と河の格闘は サメを釣り上げるあの映画を彷彿させますよ。
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なかなかよいと思う 姿勢のよさは天下一品!  投稿日:2006/07/31
おさるとぼうしうり
おさるとぼうしうり 作・絵: エズフィール・スロボドキーナ
訳: 松岡 享子

出版社: 福音館書店
偶然つけたテレビで この絵本を紹介していました。
何だか気になって 図書館で借りて来ました☆

主人公の帽子売りのおじさんは とっても個性的。頭の上にうずたかく帽子を積み上げて 売り歩きます。
その数 なんと16個!!(自分でかぶっているのを入れたら17個ですよ!)
そして すっごく姿勢がいいのが 私にはとっても好印象でした。
このおじさんが 木の根っこにもたれて お昼寝をしている間に事件は起きます。
売り物の帽子を全部 サルに取られてしまいました。
木の上で 16匹のサルがそれぞれの頭に帽子をかぶり 帽子売りと攻防を繰り返す様子がとってもユーモラス。
このお話では サルは言葉(人間の言葉です。)をしゃべりません。
「ツー、ツー、ツー」と言うだけです。
本気で怒っているおじさんと 「ツー、ツー、ツー」としか言わないサルのやり取りが面白いのです。

息子に読んで聞かせましたら「こうなるっちゃない?」と先を読まれっぱなしでしたが
「ほ〜ら 当たった!」というところで満足していた様ですので
これはこれで面白いのかも☆…と思いました。
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なかなかよいと思う ピクニックへ行こう♪  投稿日:2006/07/30
ちきゅうのうえのピクニック
ちきゅうのうえのピクニック 作: 竹下 文子
絵: 大島 妙子

出版社: PHP研究所
ピクニックへ行きたくなる絵本です。
(息子が図書館で見つけてきましたが 今は真夏!次の春が待ち遠しくなりました。)

新緑の草原や 森の中を 家族で散策するお話。
行き当たりばったりのピクニック。
川があったら ピョンピョン飛びで渡りきり 丘があったら かけっこで登る。
風や鳥の声に耳を傾け 大木の幹には耳をあててみる。
そして…お弁当の後は…ここからがスペシャルなのです。
お日さまの光と 草の匂いの中 みんなで草原に寝転んで お昼寝です。
草原を吹く風が 頬を 髪を 優しく撫でてくれるでしょうね。
すっごく気持ち良さそう!!
お弁当と水筒だけを持っての こんなピクニック♪
行ってみたいなぁ。
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自信を持っておすすめしたい 痛快!ぬさの数え歌♪  投稿日:2006/07/29
から から からが・・・
から から からが・・・ 作: 高田 桂子
絵: 木曽 秀夫

出版社: 文研出版
昔話風創作絵本☆です。(勝手にジャンルを作りました。笑)
登場する意地悪ばあさんを紹介した「意地悪 ぬさ の数え歌」が痛快です。
数え歌にのせての人の紹介って すごく分かりやすくて良いですね☆
的を射ている感じだし 10個も特徴を数え上げたら 十分すぎるほどその人の事が分かります。
(昔見た柔道少年のマンガの主題歌にもありましたよね〜♪)
…というわけで ぬさばあさんはとっても欲深で 意地悪で イタズラで みんなの嫌われ者(笑)

だから とうとう『すがたかえ』という不思議な抜け穴に追い込まれてしまいました。
以前 悪いキツネが ウサギを追いかけて 2匹でこの穴に入った時は
ウサギは化け猫になって出てきて ネズミになったキツネをペロリと飲み込んだんですって☆ 
すがたかえの中から飛び出してきたのは…
読んでのお楽しみとしておきますね♪

結末は…「憎まれっ子世にはばかる」(笑)というのがピッタリかな。
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なかなかよいと思う 悪者を笑わせて解決…すばらしい心意気☆  投稿日:2006/07/27
おおきなカエル ティダリク
おおきなカエル ティダリク 作・絵: 加藤チャコ
出版社: 福音館書店
オーストラリアの先住民 アボリジニ族に伝わる昔話だそうです。
水を独り占めしてしまった 大きなカエル ティダリクから水を取り返すお話です。
オーストラリアに生息する珍しくてかわいらしい動物が たくさん登場し知恵を絞ります。
ここで日本の昔話なら かなりこてんぱんにティダリクをやっつけてしまいそうですが
このお話では ティダリクを笑わせて水を吐き出させる作戦を成功させ 見事取り返します。
大変な事が起こっても こんな作戦を企てるとは…

ティダリクが こらえきれなくなり 大笑いして水を吐き出す場面は 
豪快&爽快で こちらまで「はあっはっはっはっ ほおっほっほっほおおお!」と笑ってしまいそうになります。

でも…カエルのお腹から出てきた水を みんながまた飲むというくだりだけは 受けつけられない私です。
(カエルがとっても苦手。)
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自信を持っておすすめしたい 心癒される感じ。  投稿日:2006/07/26
かかしごん
かかしごん 作・絵: なりたさとこ
出版社: BL出版
淡々とした絵本です。
子供も楽しめる内容なのかもしれませんが 私としては自分用☆といった感じです。
使われている紙の質感と色(象牙色とでも云いましょうか…)が とても気に入りましたし
何といっても 丁寧で緻密な版画(一色刷りです)がすばらしいです!
是非 お母様たちにも手にとって欲しい作品だと思います。

広〜い畑で じーっと番をしながら 
訪れる小鳥やヘビやネズミ達の話を聞くことを楽しみにしている「かかしごん」が主人公です。
ある日 突然自由に体が動かせるようになり あちこちで楽しい冒険をしてきますが
途中で 畑を想い出し 帰って再び畑の番を始めます。
そして 今度は小鳥やヘビやネズミ達に 旅のお話をしてあげました。
お話は かかしごんが 再び旅立つ(今度は星空へ☆彡)場面でおしまいです。
(気が済んだら またすぐ帰って来るのでしょうね!)

日々の家事・育児にちょっと疲れてしまったとき「自由になりた〜い!」って思ったりします。
でも いざ自由を手に入れても  私もきっと すぐマイ・ホームに帰って来てしまうんだろうなぁ。
そして やっぱり時々は「息抜きがした〜い!」って思うだろうぁ。
…という辺りでとっても共感し 心癒された感じがしました。
お気に入りの一冊になりそうです。
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なかなかよいと思う だから…空の色は水色なんだね☆  投稿日:2006/07/25
そらのいろみずいろ
そらのいろみずいろ 作・絵: 下田昌克
出版社: 小峰書店
雲が高い山のてっぺんにぶつかって ひとしずくの水滴となり 地上に落ちてきます。
水滴はやがて 仲間と共に川になり海へたどり着き もう一度雲となり空に還るまでを描いた絵本です。
「だから 空は水色なんだぁ…」
本当にそうなのかは分かりませんが なんとなく納得してしまいました。

水のある場所はオアシスとなり 様々な命が誕生します。また 別のところから訪れる命もあります。
命の根源である「水」は 天からの授かり物ですね。
そして「水」は たくさんの命を育み 恵みをも 地球上にもたらしてくれるのですね。
作者の下田さんが大陸を旅した時に見た風景や 教えてもらった話から この絵本は作られたと
後ろの見返し部分に書かれていました。
乾いた峠や砂漠を旅したことで 「水」をとても尊い存在と 強く感じたのではないでしょうか。
そんな下田さんの感性が伝わってくる絵本でした。

全てのページには 生き物のような躍動感あふれる「水」が描かれていて パワーをもらえますよ。
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