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ためしよみ

もうなかないよ、クリズラ（冨山房）

おるがん

ママ・40代・愛知県

おるがんさんの声

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教えてくれるおなべさん　

投稿日：2007/12/19

おなべおなべにえたかな？
	作・絵: こいでやすこ出版社: 福音館書店

こんなおなべ、ほしいですよ。
絶対に料理を失敗しませんよね。
おなべの表情が、なんともいいかんじで、上目使いのところが特に好きです。

美味しいスープを虫たちも葉っぱのお皿で飲んでいます。
他にも手伝いをしてくれていて、とてもあたたかい絵です。

たんぽぽの緑と黄色がきれいで、目でも美味しいスープができました。
どんな味なのでしょうね。
春のちょっと苦味のある味でしょうか。

最後のページの絵に、春の心地よさを感じます。
みんなのおなかが、おなべさんに負けないくらいぽんぽんになってます。
このままお昼寝したら、どんなに気持ちいいでしょうね。
春に読みたい絵本です。

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漫画チックな図鑑？　

投稿日：2007/12/19

おんぶかあちゃん
	作・絵: 近藤薫美子出版社: アリス館

実在するウヅキコモリグモの生態をわかりやすく書かれています。
小さな子どもたちにちゃんと名前が付いていたり、それぞれがせりふを言っていたり、
とてもかわいらしい絵本です。

他の虫たちの子育ても紹介されていておもしろいです。
虫の世界の子育ては過酷です。

絵の細かいところまで見るといろいろな発見が出来ます。
本当の図鑑とあわせて読んでみたら楽しそうです。

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いろんな　たね！　

投稿日：2007/12/19

たねいっぱいわらったね
	作・絵: 近藤薫美子出版社: アリス館

田舎暮らしをしていると、いろんな種や木の実と出会う。
名前も知らない種たち。
この絵本で名前を知りました。

種だけではなく、虫たちも大活躍。
てんとう虫の伝言ゲームはうけました。

季節ごとの色合いを描かれていて、その季節に外にさがしに行きたくなりました。

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命のはかなさ　

投稿日：2007/12/19

かまきりっこ
	作・絵: 近藤薫美子出版社: アリス館

たまごから２１９匹のかまきりが産まれました。
自然の厳しさが待っています。
ちいさなかまきりたちは、つぎつぎと命を落としていきます。

そんな重い内容ですが、文章は明るく、しりとりのように書かれているのは、
何か意味があるのか・・
どこで切ったらいいのかわからないところもあって、ちょっと読みにくいですね。

絵も細かいところまで凝っていて、219匹のかまきりをよくぞ描かれましたと拍手したいです。

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五味式解釈！　

投稿日：2007/12/19

だれでも知っているあの有名なももたろう
	作・絵: 五味太郎出版社: 絵本館

桃太郎と言えば、きびだんご。
岡山のきびだんごのパッケージは、五味さんのデザインなのです。

五味さんのももたろうは、昔話の大胆に省略されたり、辻褄の合わない（昔話はあえてそうしてある）ところを、
五味さんの想像力でうめてあります。
みんな、自分の解釈をしながら、昔話を楽しんでいると思います。
五味さんの感性が楽しいです。

昔話を楽しむ方法を教えてくれる絵本です。

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おいなりさん、つくろかな♪　

投稿日：2007/12/19

やまこえのこえかわこえて
	作・絵: こいでやすこ出版社: 福音館書店

みんなに助けてもらって、無事にあぶらげを買いにいけたきっこさん。
怖い夜道も、みんなと一緒ならば大丈夫です。
ほっとできる絵本です。

あぶらげ110枚もどうするのかと思ったら、お祭りの名物のいなりずしを大量に作るのですね。
息子もいなり寿司が大好きなので、近々つくろうかなあ。

絵もかわいいし、このシリーズが大好きです。

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レイチェルとバラはともだち　

投稿日：2007/12/08

レイチェルのバラ
	作: カレン・クリステンセン絵: バーナデット・ワッツ訳: 八木田宜子出版社: 西村書店

しおれてしまったバラを捨てられて、わあわあないてしまったレイチェル。
レイチェルにとってバラはおともだちのような存在だったのでしょう。
命あるものはいつかはなくなってしまいます。
レイチェルには辛い経験でしたが、貴重な体験でした。

レイチェルはバラを育てます。
大事に大事に育てます。
その健気さがじーんとします。

絵がとてもきれいです。
落ち着いた色合いで、ほのぼのとしていて、
レイチェルの感情がよく伝わってきます。

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本当にやさしいオパール　

投稿日：2007/12/08

トゥートとパドルだからきみがだいすき
	作・絵: ホリー・ホビー訳: 二宮由紀子出版社: ＢＬ出版

転校して来た女の子バブルズちゃんは、オパールちゃんのまねばかりします。
それで、先生からも誉められるし、クラスの人気者になります。
でも、オパールちゃんはえらい。
バブルズちゃんを悪く言ったり、つめたくしたり絶対にしないのです。
オパールちゃんは名前の通り、宝石のような女の子です。
本物の宝石だから、いつも変わらず輝いています。
くもりもキズもない、ぴかぴかに光る美しい心を持っています。
周りの子どもたちをも輝かせてくれました。
むずかしい年頃の女の子にぴったりです。

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たべられる幸せ　

投稿日：2007/12/08

ぼくがラーメンたべてるとき
	作・絵: 長谷川義史出版社: 教育画劇

息子がいい絵本だと言って教えてくれました。
楽しいおはなしかなと思って読んでみると、
とても重い結末でした。

当たり前のしあわせも持てない子どもたちがいます。
それを知らなければ、当たり前だと思ってしまいます。
ラーメンを食べられることは、どんなにしあわせなことか。

淡々とした文章だから、より伝わってきます。

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やめてーーー　

投稿日：2007/12/08

はちゃめちゃ・ぶたさん
	作: サリー・クラブツリー絵: バーバラ・ナッシムベーニー訳: くどうなおこ出版社: 小学館

息子はこの絵本に共感してました。

せっかく片付けても、「なんだか、すうすうしてさみしいね」なんて！
とんでもない！　
息子よ、まねをしないでおくれ。

きれいになったのに、あかちゃんのお気に入りのぬいぐるみがない！
それを捜すために、またまたひっくり返してしまいます。
引き出しにお人形が入っていたり、おもちゃ箱に帽子があったり。。
片付けとはいえないぞ！と言いながら読み進みます。

やっとぬいぐるみがみつかって、すっかり一件落着気分のみなさん。
えーー片付けないつもり？？
「ちらかってる」んじゃなくて・・・と最後の衝撃のせりふに続きます。
こんな考え方もあるんですね。

でも、我が家はまねしたくないなあとつくづく思いました。

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