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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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マキにゃん

ママ・40代・大阪府、男の子16歳 女の子13歳

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マキにゃんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 自分の一生を疑似体験した気分  投稿日:2015/11/30
あかり
あかり 文: 林 木林
絵: 岡田 千晶

出版社: 光村教育図書
この物語を読み進めていくうちに、これは、母と私の物語だと思った。あたたかいあかりは母、主人公の女の子は私。読み終わると、申し訳ない気持ちと、ありがたい気持ちで胸が熱くなり、また同時にどうしようもなく切ない気持ちになった。
幼いころはいつも寄り添っていたが、大きくなるにつれ、自分に必要なときだけ頼り、忙しい日々の中では忘れてしまってさえいた。
そんな自分の身勝手さに憤りを覚えたが、同時に、それでいいとも思った。息子や娘にも、そうやって大人になっていってほしい。私のことなどかえりみず、私のことを思い出す機会は、あまりなくていい。
子どもたちが大人になって巣立ってゆくまで、毎日たくさんあかるい笑顔を見せよう。このあかりのように、“いっしょになやんだりまよったりしながらよりそって”、どんなに暗い日でも嵐の夜にも、いつでもやさしくてらし続け、子どもたちの人生を支え続けていけるように。
そんな大切なことを、思い出させてもらった。

『わたしの火もあんな力づよいあかりになれたなら。そうしたらどんなにこの子をはげましてあげられるかしら』と、あかりはちっぽけな自分をふがいなく思うが、灯台のあかりより、月あかりより、女の子のこころのいちばんおくまで、ちゃんとあたたかいやさしいあかりは届いていた。
私も日々の子育てに落ち込まず、自分を卑下するのはやめようと勇気をもらった。
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自信を持っておすすめしたい おかあさんこそ  投稿日:2015/11/30
おかあさん だいすきだよ
おかあさん だいすきだよ 作・絵: みやにし たつや
出版社: 金の星社
私もいつも子どもたち(特に息子)に『はやく!はやく!!はやく!!!』と、そればかり言っています…
1日に500回は言ってるかも知れません。
今度数えてみます!
始めは、自分の1日を見ているようで、恥ずかしいやら可笑しいやら切ないやらだったのですが、最後の数ページは、涙がでてきました。
宮西さんの絵本を読むときは、いつもほんのちょっぴり勇気がいります。
いつも胸が少し苦しくなり、いつも心が洗われます。
もう7歳の息子には少し易しいかと思いますが、絶対息子にも読んでやろうと思います。
何度も何度も読んでやろうと思います。
そして、この絵本が息子の中に少しでも残ってくれたら。
日々の母からのストレスの鎮痛剤になってくれるかも知れません。

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自信を持っておすすめしたい 大人になっても大切にしたい本  投稿日:2015/11/27
命はどうしてたいせつなの?
命はどうしてたいせつなの? 著: 大野 正人
絵: ハラアツシ

出版社: 汐文社
『命はどうしてたいせつなの?』
この質問に、即座に答えられる人は少ないかも知れません。
シンプルな質問ほど、答えが難しいことって、珍しいことではありませんよね。

この絵本を最初に読んだとき、一番印象に残った場面は、牛の解体のシーンでした。
畜産家の方々は、きっとお世話をしているうちに、牛一頭一頭に愛着をお持ちでしょう。
その大切に育てられた牛を、無表情で調理している自分にゾッとしました。
そのことの印象が強すぎて、他のシーンにあまり感情移入ができませんでした。
そして、再び読んだとき、心に残ったのは、親の私でも“いただきます”を事務的に言ってしまっているということ。
ただ口から発するだけの言葉には、なんの意味もないと改めて気付かされました。

“いただきます”と“ありがとう”を大切に、これから一日一日を暮らしていきたいと思います。
それも口先だけではなく、心から感謝を込めて。
辛いときこそ、この二つのことばを大切に。
“ココロノハコ”にも、とても説得力がありました。

絵本は本当に侮れません。
絵本は、子どもだけのものではなく、挿絵が多いけれど、大人も楽しむべきものだと思います。
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自信を持っておすすめしたい 昭和の香り  投稿日:2015/11/27
むしくいさま
むしくいさま 作・絵: もうひとつの研究所
出版社: 青幻舎
息子は昭和の香りがプンプンする子どもです。
趣味・虫とり、特技・木登り。
ポケットからメンコが落ちてきそう。
そんな昭和な息子のツボにはまったのが、このパラパラブック。
ゲームをしたことのない息子には、かなり新鮮だったようです。
原理を教えてやると、早速自分でも作っていました。
拙いものでしたが、本人は得意気で何より。
息子に、アニメーションの原型だと教えてやると、興奮していました。
昔の映画館で映写される短編映画を観ているようでもありました。
どこからともなく音楽も聞こえてきそう。
そんな趣のある一冊です。
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自信を持っておすすめしたい だじゃれ日本三周  投稿日:2015/11/26
だじゃれ日本一周
だじゃれ日本一周 作: 長谷川 義史
出版社: 理論社
『すべってころんでおおいたけん』は、むかし喜んで言っていた記憶があります(笑)
でも、侮ることはできませんっ!見開き2ページで、二つの都道府県がちゃんと物語になっていて、しかも、なんとなく、ご近所さんでまとめてあります。
作者の長谷川さんは、どの都道府県同士をセットにしようか、かなり悩まれたと思います。
本当によくできてるなぁと感心しました。
7歳の息子と4歳の娘には、多少わからないところもあるものの、テンポの良さも手伝って、なにやらツボにハマったようで、一気に日本3周させてもらいました。
そして、やっぱり、子どもたちの笑いと一番人気をさらっていくのは、大阪府です!
生まれも育ちも大阪の私にとっては、誇らしいような、こっぱずかしいような…
そんな私は、“巌流島の決闘、SL、松下村塾”と知的な山口県や、“もも、ぶどう、武田信玄”と爽やかな山梨県などに憧れてしまいます。
また、高学年くらいのお子さんなら、都道府県名のところを伏せて、クイズ形式で読むのも楽しいかも知れません。
この名物のなかで、唯一わからなかったのが、沖縄県の“ミルク様”。早速調べました。
また、訪れたことのある都道府県では、さらに盛り上がります。
頭の柔らかい子どものなかでは、行ったことのない都道府県は、きっとこの絵本のだじゃれのイメージが根付くと思います(笑)
子どものころのことは、大人になってからもよく覚えているので、きっとウチの子たちのイメージは、このまま定着することでしょう(笑)
これほど影響力の長い絵本は、珍しいかもしれません。
いやぁ、まいったまいった、長谷川さんにはかなわんがなけん(神奈川県)
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自信を持っておすすめしたい 子どもの見ている世界  投稿日:2015/11/26
仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界
仕掛絵本図鑑 動物の見ている世界 著: ギヨーム・デュプラ
訳: 渡辺 滋人

出版社: 創元社
この種の現実的な本は、いつも子どもに見せようか見せまいか悩んでしまいます。
なぜなら、息子と娘は7歳と4歳で、まだまだ夢を見ていてほしい年頃。
動物さんたちも、人間と同じように目が見え、仲間同士では共通の言葉で会話をし、仲睦まじく暮らしていると、空想を楽しんでいてほしいから。

こういう科学的な本は、何歳くらいから与えたらよいのでしょう?
例えば、宇宙に関する本や、この『動物の見ている世界』など…。
いつも、空想と現実の狭間で悩んでしまいます。
もちろんいつかは見せてやりたいのですが、幼いうちにいろんなことを知ってしまったら、雷はカミナリさんが鳴らしているとか、月にはウサギが住んでいるとか、雲は綿菓子だとか、全部有り得ないことだとわかってしまいます。
同様に、“動物の見ている世界”をのぞいてしまうと、一つの子ども時代の夢が終わってしまうように思いました。
“子どもの見ている世界”も大切にしたいと思いました。
しかし、それはすべて杞憂でした!
事実を知ることは、決して夢を失くしてしまうことではありませんでした。
それどころか、子どもたちの世界はもっと広がったと思います。
それぞれの動物さんの視覚を想像しただけで、胸が踊るような感覚です。
彼らからは、こちら側はそう見えてるのか〜!
説明より、とにかく一度手に取ってみて下さい。
むかし、あれこれ考えた謎が、たった10分ほどで解明します。
いまは、とても便利な世の中ですね。
それが少し淋しいような気もしますが。
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自信を持っておすすめしたい わんぱく盛りの息子も大好き!  投稿日:2015/11/14
チリとチリリ うみのおはなし
チリとチリリ うみのおはなし 作: どい かや
出版社: アリス館
この“チリとチリリ”シリーズ、4歳の娘のために買ったのですが、実は、7歳のわんぱく盛りの息子も大好き!
このかわいらしい絵と、やわらかなタッチと、ほのぼのとした雰囲気から、女の子向けだと思い込んでいましたが、全くの思い込みでした。
そういえば、『自転車で探索』といえば、男の子も十分楽しめる内容なのですねっ。
息子は、特に、この“うみのおはなし”が大好き。
綺麗なたからものが出てくるシーンが、特にお気に入りです。
よほど好きらしく、何度も何度も読んでいます。
男の子と女の子の兄妹だと、こういう思いがけない発見があり、とても面白いです。
息子にと思って買ったものを娘が気に入ったり、その逆もあります。
この“チリとチリリ”はまさにその一冊!
絵本好きの子なら、きっと、お気に入りの一冊になるはず。
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自信を持っておすすめしたい 秋の夜長にぴったりの絵本です  投稿日:2015/11/04
おばけのケーキ屋さん
おばけのケーキ屋さん 絵・文: SAKAE
出版社: マイクロマガジン社
私はいつも絵本を選ぶとき、内容や背景などは下調べせずに、絵の雰囲気とタイトルだけを見て決めることが多いです。
この絵本もそんな一冊でした…
試し読みで読ませて頂いたのですが、あまりに、自分が想像していた方向性と違うところにいき、まさに驚きの連続でした!おばけさんの思うツボですっ!
何度か、『ははぁ〜ん、そっち路線か』と軌道修正したのですが、及ばず…お話はめまぐるしく展開し、全く予想だにできない結末を迎えます。
意表を突かれすぎて、身構える間もなく、あっけなく泣いてしまいました(涙)
何人かの方が、子どもより大人向けだと仰っていますが、私は、小さな子どもにも十分伝わると思います。
親を失くしてしまう悲しみや喪失感は、お父さんお母さんのことが大好きな小さい世代ほど凄まじいものがあるかも知れません。
こういう絵本で、いろいろな悲しみを疑似体験することによって、子どもの感受性は育ってゆくのかなと思います。
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自信を持っておすすめしたい 作家さんの優しいまなざしを感じます  投稿日:2015/11/03
チリとチリリ
チリとチリリ 作: どい かや
出版社: アリス館
待ってました!
“チリとチリリ”が、レビューコンテストに!
私は、どいかやさんの絵本が大好きで、2年前のクリスマス、娘に初めてプレゼントした絵本が、この“チリとチリリ”でした。
本人もとても気に入って、喫茶店のシーンでは『私ここに座る。ママはここね』、サンドイッチ屋さんのシーンでは、『私このパンね。ママは何ぬる?』と、あらゆるシーンで、自分も絵本の中に入り込み、そっち側の住人になっていました。
これには、どいかやさんが、小さな読者の意見にもそっと耳を傾けて下さっているようで、絵本の真髄のようなものを感じました。
このように、子どもが絵本の中に入り込んで、いろいろな想像を膨らませる絵本は、最近少なくなったように思います。(大阪の子どもだけあって、よくツッコミは入れてますが(笑))
昨年のクリスマスには、やはり、娘に、どいかやさんの“ことりのピチコ”をプレゼントしました。
どいかやさんの絵本のこういった世界観というか、雰囲気を纏った、やさしい女の子になってほしいです。
今年のクリスマスには何をプレゼントしようかな?
いまからワクワクします!
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自信を持っておすすめしたい 日本人でよかった〜  投稿日:2015/10/07
「和」の行事えほん2 秋と冬の巻
「和」の行事えほん2 秋と冬の巻 作・絵: 野 紀子
出版社: あすなろ書房
知っているつもりでいたことも、実は正しくは知らなかったんだと驚きの連続でした。
例えば、“三日月”や“小春日和”は超限定されたものだったのですね。
小春日和は、春のことではないとは知っていましたが、一月や二月でも、暖かい日には遣っていました。
細い月を見ると、三日月と言っていました…
“つるべ落とし”の“つるべ”や、“除夜の鐘”の“除夜”の意味なども、知りませんでした(汗)

“木枯らし”の意味など、考えたこともありませんでしたが、意味を知ったうえで吹きすさばれると、木枯らしがいつもより数段味わい深いものに感じられます。
そういう、普段の生活を彩り、丁寧な毎日を送れそうな知識がいっぱいです。
哀しいかな、最近は何でもすぐに忘れてしまうので、是非上下とも手元に置いて、自分の中に染み込ませたい情報がいっぱいです。

こういうことを、母親が子どもへ伝えなくてどうするんだ!というお話が詰まっています。

字ばかりだとなかなかとっつきにくいですが、緻密な可愛らしい絵がたくさんあるので、子どもにも敷居が高くないと思います。
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