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世界の国からいただきます！（徳間書店）

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

はなびや

ママ・60代・愛知県、男の子23歳

自己紹介: 良い本って何だろう?と思います。子どもの喜ぶ本、大人がいいと思う本、お話会での読み聞かせに向く本、自分の好きな本、いろいろな視点があると思います。その時その時に自分が感じたことを大切に書いていきたと思います。

レビューを書くよりも評価をつけるのがとても難しいと感じることがあります。最終的には自分の好きな本という視点ですが、本一冊がこの世に送られる時に作家さんだけでなく、多くの人の熱意があるというのを知っているだけに、その辺はいつも複雑な気持ちになります。

いつも読んでくださってありがとうございます。　

現在、学校司書として勤務しながら、大学でも教えています。子どもの本のすばらしさや、読書のたのしさを伝えていきたいです。読書バリアフリーについても勉強中です。2024年8月更新。

好きなもの: 子どもの頃から好きなのは佐藤さとる、安房直子、ファンタジーが好きです。思春期の子どもの心の揺れを描いたカニグズバーグや、子どもの心を大切に描いたケストナーも。<BR>絵本ナビに参加するようになってから、気になる作家が増えました。<BR>たかどのほうこ、二宮由紀子などです。<BR>投稿し始めた頃は息子がおもしろい本を好む時期だったこともあり、おもしろ系を選んでましたが、今は日本語の美しいものを中心に読むようにしています。

ひとこと: 　子どもと絵本を読むのがとても楽しいです。同じ時間を共有し、感想を話し合う、家族で共通の話題が持てるのがいいなと思います。子どもが絵本を選ぶ時期というのは難しいと思います。早すぎても遅すぎても子どものアンテナに引っ掛からないので。絵本ナビで「こんな本の感想はないだろう」と思って検索しても少なくとも一人は読んでいらっしゃる方がいて、毎回驚かされます。2007年5月下旬から投稿を始めました。良い作品なのに埋もれてしまっている作品をできるだけ紹介しようと思います。私のことをお気に入りメンバーとしていらっしゃる方がいることを知りました。ありがとうございます。<BR>

はなびやさんの声

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おとぼけおじいちゃん　

投稿日：2007/06/07

エルマーとエルドーおじいちゃん
	作・絵: デビッド・マッキー訳: きたむらさとし出版社: ＢＬ出版

エルマーのおじいちゃんのとてもユーモアたっぷりなおとぼけぶりとエルマーと一緒になって遊んでくれるところが、とても微笑ましかったです。

おじいちゃんは、エルマーと一緒になって走ってすごく体力があるのにびっくり。石投げもとても上手だし、こんな風に遊んでくれるおじいちゃんがいたら、子どもはとても楽しいことでしょう。

義父がキャッチボールで遊んでくれた時に、息子がなかなか帰りたがらなかったことを思い出します。おじいちゃんの最後の言葉には思わずほろりとしました。「おじいちゃんのことを　わすれないで　あそびにきてくれることなんだ」という一言です。こんなことを言われたら、また遊びに行こうと思ってしまいますよね。

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エルマーはみんなのリーダー　

投稿日：2007/06/07

エルマーとカバ
	作・絵: デビッド・マッキー訳: きたむらさとし出版社: ＢＬ出版

息子が「エルマーの本を読みたい」と言うので、エルマーの本を読み始めました。エルマーはいたずら好きだけど、賢い面もある。この絵本ではその賢さがうまく生かされています。

エルマーはトラとライオンとも仲好しだし、ぞうたちの中でもリーダー格なのか、今回はかばたちに川をとられて困っているぞうの相談に乗るんですね。

他のぞうたちは困ったと言っているだけですが、エルマーがかばたちの川に水がなくなったことの原因を突き止めて、ぞうたちの助けを求める前に、頼りになるいとこウイルバーに相談に行く根回しが、またお見事で感心します。

みんなで助け合って一つのことを成し遂げる大切さがわかりやすく書かれていてるので、子どもにもわかりやすいと思いました。

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子どもがとても気に入っています。　

投稿日：2007/06/06

にょきにょき
	作: 多田ヒロシ出版社: こぐま社

不思議な葉っぱがにょきにょき生えて自分で水をかけたり飛んだりします。文が少ないので、息子は自分で読んでいます。特にお気に入りなのは、ヘリコプターになって種をまくところだそうです。「こんなことないよね」と言いながらも息子はページを何度も嬉しそうにめくっていました。息子はこの絵本に触発されたようで自分で「ひみつのたね」の話を作っていました。

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家族で気に入っています。　

投稿日：2007/06/06

くれよんのくろくん
	作・絵: なかやみわ出版社: 童心社

息子が4歳の時に買った本で、なかやみわの絵がかわいいので、家族で気に入っています。子どもにとっては、身近なくれよんの話だし、くれよんたちがいきいきと絵を描いていく姿は、とても感情移入しやすかったようで、毎日のように読んでいた時期がありました。この絵本で、なかやみわを知った息子は「そらまめくん」シリーズも大のお気に入りになりました。この感想も、息子が「くれよんのくろくん」もぜひ書いてほしいというリクエストのもとに書いています。

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入園前に　

投稿日：2007/06/06

ブリンキーのたのしいひ
	作・絵: アニー・ウエスト訳: ふくもとゆみこ出版社: 偕成社

こぐまのブリンキーシリーズがあるらしいのですが、私はこの絵本を初めて見ました。息子が図書館で選んだ本です。ブリンキーの幼稚園初日の風景が描かれています。

子どもにとってお母さんと離れて初めて幼稚園に行くのはとても心配。入園前に、幼稚園はこんな楽しいことがあるんだよ、こんなことをするんだよと、お母さんと一緒に読むといいと思います。ブリンキーは黄色のテディベアで、絵も優しい感じで色合いも美しい本なので、女の子は特に気に入るのではないでしょうか。

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頼りになるエルマー　

投稿日：2007/06/06

エルマーとカンガルー
	作・絵: デビッド・マッキー訳: きたむらさとし出版社: ＢＬ出版

「エルマーとへび」から読んだので、エルマーはいたずら好きという印象が強かったのですが、実はとても頼りになる存在だったんですね。ジャンプ大会があるので練習しているけれど、ジャンプしようとするとこけてしまうカンガルーに「きらくに　とびはねたら　いのさ」と助言するエルマー。

これは、実生活でもマラソン大会や水泳大会などで緊張してしまう子どもにも使えそうな助言です。もし、大会の前日に子どもが緊張しているようなら、「カンガルーみたいに気楽に」と声をかけてあげるとよく伝わるのではないかと思いました。

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天高く、山動く秋　

投稿日：2007/06/06

ワニぼうのやまのぼり
	作: 内田麟太郎絵: 高畠純出版社: 文溪堂

秋の山に山登りに行ったワニぼう一家と、ここまでは普通の山登りのお話と思っていたら、山が動いたのにはびっくりでした。ワニぼうのお父さんもお母さんが「あきだもの」「やまだって」と驚かないのにまたびっくり。こんな山登りがあったらねちょっと怖いなと思いながらも、子どもと二人で楽しく読みました。

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平和への祈り　

投稿日：2007/06/05

ミリー天使にであった女の子の話
	作: ヴィルヘルム・グリム絵: モーリス・センダック訳: 神宮輝夫出版社: ほるぷ出版

数年前、児童センターで初めて読んで、その内容深さに驚き忘れられなくなった本です。題名は忘れてしまったのですが、絵がモーリス・センダックだったことと訳が神宮輝夫だったことだけは覚えていました。久しぶりに図書館で見つけて早速読みました。

戦争が起って子どもを守ろうとした母親が、子どもを守るために子どもを森の奥深くに逃がすという、母親の愛情の深さに感銘を覚えました。もし戦争が起きたらとは考えたくないけれど、私もやはり子どもの命は真っ先に守りたいと考えることでしょう。

ただ、戦争が起きるようなことがある前に、何とか戦争になることだけは止めさせたいとも思いました。子どもには幸せであってほしいとは、すべての親に共通する願いだと思います。平和への祈りがこめられているこういう本こそ、多くの人の目に触れて欲しいと思い、感想を書きました。

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ヘビの知恵に感心　

投稿日：2007/06/05

エルマーとヘビ
	作・絵: デビッド・マッキー訳: きたむらさとし出版社: ＢＬ出版

「エルマーのいちにち」を久しぶりに読んだら、息子が「もっとエルマーを読みたい」と言ったので図書館で借りてきました。エルマーはいたずら好きのぞうだったのですね。今回は、へびと一緒にいたずらをしかけます。いたずらというと、悪いことが多いけれど、今回のいたずらは、ジャングル中に笑い声が響きわたるほどの楽しいいたずらで、へびの知恵に感心しました。この本は、ぞうのエルマーの12作品目ということでエルマーの人気に驚きました。

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もしかえるとお話ができたら　

投稿日：2007/06/05

かえるのアパート
	作: 佐藤さとる絵: 林静一出版社: 講談社

佐藤さとるのファンタジーはかなり読んだと思っていた私ですが、この本は初めて読みました。かえるとお話ができて、自分の家の庭に、かえるのアパートがあったらと想像すると、とても楽しくなりました。息子はかえるのアパートの絵をじっと覗き込んでいました。

佐藤さとるの本を読んでいると、ねこにはねこの生活や世界があり、かえるにはかえるの世界があって、普段は人間社会と交わることがないのだけれど、ひょんなきっかけで、ねこやかえると話ができて、その世界をちょっとだけ覗くことができます。

いつもは目に見えない世界なのだけれど、空想力を働かせると、今までは見えなかった世界が広がって、自分の身の回りの現実世界も違ったものに見えてくる、それがファンタジーの魅力です。佐藤さとるの作品は、ファンタジーの楽しさを私たちに教えてくれる作家です。たくさんの人に読んでほしいなと思います。

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