人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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世界の国からいただきます！（徳間書店）

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本！

ちーぱる

ママ・50代・岩手県、男の子22歳　男の子20歳

自己紹介: 小学生の男児二人にほんろうされる毎日。
絵本ナビ、しばらくごぶさたしていましたが
小学校で読み聞かせボランティアをしていることもあり、
あらためてお世話になりたいな、と思ってます。

好きなもの: 古いもの、シンプルなもの。
白いシャツ。
コーヒー・紅茶・ビール・シャンパン。

ひとこと: 同じ絵本を読んでも
大人の目と子どもの目は違うんだな、と
いろんな場面で気づかされます。
大人の都合が感じられる出版物ではなく、
子どもと真正面から向き合っていて
作家の持てる技術が注ぎ込まれている絵本が好きです。

ちーぱるさんの声

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プレゼントにおすすめ　

投稿日：2010/12/11

しろくまくんのクリスマス
	作: ヘンリエッタ・スティックランドポール・スティックランド絵: ヘンリエッタ・スティックランドポール・スティックランド訳: もきかずこ出版社: 金の星社

ここは北極。

水平線がまあるくみえる場所にすんでいるしろくまくんが
ぽっかりとあいた穴に転げ落ちると
そこはなんとサンタさんのおうちでした。
サンタさんに案内してもらって
おもちゃ工場を見学したりおもちゃのテストをしたり・・・
ごはんまでいただいてたっぷり遊んだしろくまくん、
帰り際にもらったプレゼントは
しろくまくんの今日一日の冒険がかいてある絵本なのでした。

あたたかい色彩で細かいところまで手を抜かない絵は
じっくり見ればみるほど発見があって
子供が大喜びでした。
絵を囲んでいる星の枠にはどんな意味があるのかなと
思っていたら、
この絵本は贈り物その物で、その包装紙だったのですね。
最後に答えが出てにっこりです。

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外出できない冬の日におすすめ　

投稿日：2010/12/09

おひさまパン
	作・絵: エリサ・クレヴェン訳: 江國香織出版社: 金の星社

風が少しずつ冷たくなり
夜が少しずつ長くなり・・・
暗く寒い季節こそお日様のパワーを感じますよね。
そんな時期に子供と読みたいと思い購入しました。

雪の結晶がきれいな見返しからはじまって
暗く長い季節に、
太陽を恋しがっている動物たちの町のようす。
その町のパン屋さんが素敵なアイディアを思いついて
何かをはじめました・・・

読後、やんちゃな息子二人が、
ほおっとため息をついて
あったかい笑顔を見せてくれました。
そしてお決まりの文句
「おひさまパン、つくろうよーー！！」
きっとどこのおうちでも繰り広げられるそんな様子を
見越したかのように
この本の裏表紙にはおひさまパンの作り方が書いてあります。
作ってみたら、ふわっと甘くやわらかいパンでした。

一冊で二度楽しめるこの絵本、
おうちの中におひさまの笑顔がうまれること請け合いです。

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みんなちがっていいんだよ　

投稿日：2010/12/09

ぼくだけのこと
	作: 森絵都絵: スギヤマカナヨ出版社: 偕成社

主人公のようたくんが探す
「ぼくだけ」のこと。
それは、ほんの小さなことだけど
みんなと違う「ぼくだけ」の積み重ねが
「自分」を作っていくんだな。

ユーモラスな会話調の文と
シンプルでコミカルな絵で
大切なことを教えてくれる本です。

小２の長男にと選びましたが
６年生のクラスで読み聞かせをしたところ
「うちのクラスの児童は自己肯定感が弱く
すぐに周りの目を気にするので
はっとして聞き入っていました」と言われました。

ついほかのお子さんとわが子を比べてしまう親御さんも、
これを読んで深呼吸してはどうでしょう？

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大自然　

投稿日：2009/11/27

ひぐまのあき
	作・絵: 手島圭三郎出版社: リブリオ出版

彩色をほどこした版画が物語にぴったりで、
静かだけどスケールの大きさを感じさせます。
子供には退屈なのかな？と思いましたが
集中して聞いてくれました。

深まりゆく秋のある日、
ひぐまの親子は川岸にむかいます。
あたたかく見守る母親のもとで
生きていくための技を学び成長する子ぐま。

大自然の中で、
一人立ちにむけて一歩すすんだの子ぐま姿が
わが子の姿と重なります。
子供たちも、自分と子ぐまを重ねてみているようです。

淡々とした語りが
季節感あふれる絵とともに
すーっと胸にしみこむ秀作です！！

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乗ってみたい！　

投稿日：2009/11/27

やまのバス
	作: 内田麟太郎絵: 村田エミコ出版社: 佼成出版社

乗り物大好き男の子なら気に入ります♪

お客さんが乗らなくなって
廃業が決まった山のバス。
なんだかさみしい雰囲気ではじまるのですが
途中から風変わりなお客さんが次々やってきて
最後はハッピーエンド！
あったかーい線の版画とおはなしが
とってもよくあってます。

こんなバスにのって旅をしたいなって
子供はもちろん、
大人も楽しい気持ちになれました。

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リズムよく読めます　

投稿日：2009/07/03

バナナででんわをかけました
	作・絵: おだのぶお出版社: 鈴木出版

七五調でまとめられているので、
読むほうも聞くほうもノリがよくすすめます。
深いストーリーではないので
ちょっとした時間でも読みやすいと思います。
絵も親しみやすくかわいいです！

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小さな生き物がいきいき！　

投稿日：2008/01/31

ばったのぴょんこちゃん
	作: 高家博成仲川道子出版社: 童心社

購入したのはおととしですが、
去年の夏、５歳の長男が虫取りの楽しさを覚えると同時に
読み聞かせの機会が増えました。

脱皮してどんどん大きくなるバッタ。
同じバッタでも大きさや色の違う仲間がたくさんいること。
鳥やクモなどの敵がいて、敵から身を守らなければならないこと・・・

小さな小さな草むらの中でおこっていることが、
親しみやすいイラストともに楽しく語られていて、
子供も自然界のこと、命あるもののことを
身近に感じてくれたようです。

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ママの心にひびいた言葉　

投稿日：2008/01/24

うしろにいるのだあれうみのなかまたち
	作・絵: accototo ふくだとしお＋あきこ出版社: 幻冬舎

いるかのうしろにいるの、だあれ？からはじまるおはなし。
ページのすみにちょこっと描かれているヒントを頼りに
子供たちは当てっこに夢中。
そして一番最後に見つかる生き物は・・？
最後の大きな発見は、子供はもちろん
育児に疲れて孤独感をあじわっているママにも
じわっと効くものです。

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寝る前によみたい絵本　

投稿日：2008/01/24

しずかなおはなし
	作: サムイル・マルシャーク絵: ウラジミル・レーベデフ訳: 内田莉莎子出版社: 福音館書店

しずかなはりねずみ親子の、ある夜のできごと。
淡々とはじまり
途中でスリルがまざり
さいごはまた淡々と・・・

聞こえるか聞こえないかくらいの
小さなこえでそっと読み聞かせると
つられるように子供たちも身を寄せて集中。
はりねずみたちが無事に家に帰って話がおわると
安堵感が手伝ってか、す～っと眠ってくれます。

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