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ビバ! ナンセンス!!
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投稿日:2010/06/25 |
読んでもらうなら長い話でもだいじょうぶだけど、自分で読むのは絵本にしておく。
小学校に入り、字もすらすら読めるようになったのに、児童文学へとステップアップできないでいる息子に手渡した1冊です。
これが大受け!!
ナンセンス長新太ワールド炸裂です。
すいぞくかんから抜け出した魚たちのエピソード。
タクシーに乗りたいクラゲ。銀行強盗につかまったノコギリザメ。ウサギに因縁をつけられるカメ。
ゲラゲラ笑いながら、読み聞かせてくれます。
しかも! 自分で読む楽しさに目覚めたようで、家にある本を片っ端から読み始めました。
漢字はほとんど使われていないので、カタカナが読めれば、自分で読めると思います。8コマ漫画で構成されているページもあるので、漫画しか読まないお子さんでもとっつきやすいかもしれません。
息子に関しては、星5つ の本ですが、ナンセンス・ワールドにはまれないお子さんもいらっしゃるでしょうから、4つにしておきました。
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いったいどうなってるの?!
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投稿日:2009/03/13 |
絵本はそろそろ卒業し始めているのですが、これは絶対に買おうと思いました。
「ちょっと見せてごらん」なんて、クールを気取っているのに、
1ページ開いた時から、「おおーっっ!!」
左ページをぱたぱたぱたぱた。
右ページをぱたぱたぱたぱた。
斜めから見て、ひっくり返して、
とにかく遊び倒します。
ワシを飛び立たせたり、猿が後ろ向きに進むのを楽しんだり。
しっかりと作られているので、
意外と壊れないのではないかと思います。
これはどういうことなのか、本を壊し始めるかもしれませんが、
それもまた良し。
しかけ絵本は数多くありますが、
アイディア勝ち。
とにかく楽しいです。
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ポケモンよりすごい
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投稿日:2008/09/16 |
図書館の書棚でひとめぼれして借りてきました。
実は息子はポケモンは好きでも、動物にはあまり興味がなく、
自然を題材にしたテレビ番組などにも興味を示さない。
そのことにじれったさを覚えていたのだが、
この本は大正解!
何しろしまふくろうが力強く、かっこいい。
実在する鳥の生態が描かれていること、
狩りの場面の臨場感には、絵本をめくる手が震えてくるほどだった。
最終ページにシマフクロウについての解説がついている。
翼を拡げたところは180cm。
息子にとって「大きい」の象徴はお父さんなのだが、
そのお父さんくらい「大きい」ことにまたまた大興奮。
読み終わってから、シマフクロウの絵を一生懸命に描いていました。
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高畠さんの絵が最高!
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投稿日:2007/12/06 |
「えんやらどっこい!」のかけ声、「ふくふくたいちょう」の語感。何をとってもすばらしいこの本。
でもやっぱり魅力は高畠さんのペンギンではないでしょうか。
息子は、「今日はたいちょうで!」「今日はふくたいちょうで!」と役割を変えては演じてみせてくれます。
右手と左手もこの本で覚えたかもしれません。
「はじめて自分で読む絵本」シリーズながら、読み聞かせでも十二分に楽しめる本です。
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オチなしせなワールド炸裂
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投稿日:2007/11/13 |
おとなは一読、こわいよね、これって思うでしょう。おばけになって飛んでいってしまうのですから。しかもなんのオチもなく、飛んでいってしまうのですから。
息子はずうっとこの絵本が大好きでした。「あれ? あれれれれ」で大笑いして。
「もう寝る時間だよ」を「とけいがなります ぼーんぼん」と言っていたくらい。が、ある日突然、そのおそろしさに目覚めたようで。
ベッドに入ってもなかなか寝ようとしない息子に「とけいがなります」と言ったら、ぐーで殴られました。
「こわい!」と。
それ以来、夜は読みませんが、それでも好きなようです。たまに持ち出します。
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身近な人の死とそれを乗り越える力
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投稿日:2007/11/13 |
息子が「死んだらどうなる?」に取り付かれた時に購入した絵本。
この絵本のすごいところは、両親が子どもをそのままに受け止めているところだ。
夜ごと現れるおじいちゃんの話を両親にする子どもに対して、「つかれているんだな、学校やすみなさい」「ママもおじいちゃんが死んでほんとうにショックよ」と両親は言う。
つまり、子どもが体験していることが真実かどうかは問題ではない。けれども身近な人がなくなるとは、子どもにとっても、大変な出来事で、それを受け入れて乗り越えていくには時間がかかる。それを受け入れて、「ばかなこと言ってないで、学校行きなさい!」と言わない両親はすごい。
じいじのわすれものもショッキングなのだが、繰り返し読むうちに、おとなにもぜひ読んでもらいたい1冊だと思った。
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