cuhasi

ママ・40代・

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cuhasiさんの声

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自信を持っておすすめしたい おっ おー!  投稿日:2015/08/03
ちょっとだけまいご
ちょっとだけまいご 作: クリス・ホートン
訳: 木坂 涼

出版社: BL出版
「おっ おー!」
と、寝ぼけて巣から落っこちて迷子になったちびふくろうと、
ちびふくろうのママを探すお手伝いをしてあげるリスのお話。

「だいじょうぶ。 おいらが かあちゃんを みつけてやるから」
と大見得をきるリス。

しかし、ちびふくろうがママの特徴を一所懸命伝えるものの
ちがう動物のところに連れて行かれてしまいます。

かえるの助言で何とかママと再会。
最後はみんなでふくろうさん宅へ。
やあよかったよかった・・・
と思っていたら

「おっ おー!」

このオチのおかげで何度もはじめからもう一回読んで!
と娘にねだられました。

この本の魅力は、余分なところをそぎ落とした
シンプルなお話、シンプルな絵、
翻訳者もそこを踏まえて、シンプルで語感のよい言葉を
上手に選んでいる点だと思います。
国を超えて読まれるのもこのシンプルさ故かもしれません。

小さい子供にも分かりやすく覚えやすいらしく、
娘は2歳半の頃には丸暗記して自分で読んでいました。
3歳になってからは木の上のシルエットに気付いて
「ちょっとだけ」まいごの理由が分かったようです。

シンプルながら成長と共に違った気付きのある絵本です。
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自信を持っておすすめしたい おかあさんとウーフノかけあい  投稿日:2015/06/30
ぶつぶついうのだあれ
ぶつぶついうのだあれ 作: 神沢 利子
絵: 井上 洋介

出版社: ポプラ社
遊んで泥だらけになって帰って来たウーフがお風呂できれいになって
ホットケーキを食べるお話。

泥だらけになったウーフと、それを頭ごなしに叱らず
ウーフに自主的に体を洗わせるお母さんとの会話が見事です。

私がもし泥だらけの娘を見たら
「わー!どろどろ!お風呂!お風呂で体洗っといで!」
と言ってしまいそうですが、ウーフのおかあさんは一味違う。

泥だらけのウーフを見て
「泥んこ怪人がウーフに化けたのかもしれないわ」
ウーフが自分はウーフだと言っても
汚れを落としたらウーフかどうか見てあげるわと言って取り合わない。
それを聞いてウーフはお風呂に泥を落としに行きます。

なるほど、こういう返しがあるんだな・・・。
子供の頃読んだときはその後のホットケーキを
作っているときの会話のくだりが好きだったのですが、
子供を持って読むと母親目線で勉強させられました。

他のウーフシリーズも読みましたが、
2歳半にはホットケーキが身近で分かりやすかったようで、
一番反応がよかったです。
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自信を持っておすすめしたい 大人になってまた読みたい本  投稿日:2015/06/28
たまごがいっぱい
たまごがいっぱい 原作: 寺村 輝夫
構成・絵: 和歌山 静子

出版社: 理論社
わがままな王さまは、大好きなたまごを独り占めしてしまうお話です。
そんな王様に怒って直談判しに行ったのは
たまご大好きな子供たち・・・ではなく

なんと、たまごが焼けなくて仕事のなくなったフライパン!
しかもフライパンが王様を懲らしめるやり方が
王さまの大好きな「たまご(とにわとりとひよこ)」責め!

まさか明日の朝ごはんのたまごに王さまが
反省させられるなんて。
予想外の展開に最後まで目が離せません。

実はこちらの絵本が出ていると知らず、
文章メインの王さまシリーズを娘に読み聞かせした
事があるのですが、3歳になったばかりの娘の反応はいまいちでした。
こちらの本は、娘の未知の部分を沢山の魅力的な絵が補完してくれて、
内容が分かりやすいようで、娘も最後まで楽しんでみることができました。

寺村輝夫童話全集を抱えて過ごした小学生の頃の私は、
王さまの事を「大人なのに自分(子供)みたいな王さま」
と身近に感じていました。
しかし今、大人になり、子供を育て改めて読んで、王さまが

「子供みたいな大人」ではなく「子供そのもの」

だったことに気づき、同時に自分が大人になったことに気付きました。
大人と、子供と色んな視点で楽しめる絵本だと思います。

リズミカルなフライパンの歌に魅せられている我が家の
3歳の王(女)さまにも、大人になってから感想を聞いてみたいです。
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