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巣からおちて、まいごになったちびフクロウ。 「だいじょうぶ。 おいらが かあちゃんを みつけてやるから」と リス。 「で? きみの かあちゃんは どんなかんじ?」 「ぼくの ママはね、すごーく おおきいんだ。 こーんなに」 ちびフクロウのジェスチャーをヒントに リスがつれていったさきは……?
台湾で出産し、生後7ヶ月の現地の読み聞かせ会に参加した時に、自分が好きな絵本を持ち寄りみんなの前で読む機会があったので『ちょっとだけまいご』を読みました。
元々は私の母親目線で最初のしかけに一目惚れしたのですが、
なによりも動物達の指先が後半の物語におおきな意味を持ってることでした。
現地の親子の前で敢えて日本語で読みましたが、一つ一つの絵の表現を皆で真似してもらい、子どものふくろうがお母さんふくろうに出会えた瞬間、膝の上に乗っていた子供達が皆でくるりとお母さんと抱き締め会う姿は本当にいとしさに溢れてこの子に巡り敢えてよかったと母親になった喜びを感じられたくらい素敵な絵本です。
絵だけで親子を感じられるこの本に感謝です。そして異文化交流にはぴったりです。
また息子目線で大好きな理由は、読めば読むほどふくろうお母さんの影を見つけ出す喜びや、私がうしろにクッキーを忍ばせて最後のページを開いたら登場人物達と一緒に食べれることがこの上なき幸せだからです。
この絵本に出会えたお陰で息子は絵本好きになりそして、クッキーという初めてのおかしに目覚めた瞬間でした。 (ミンファさん 30代・ママ 男の子2歳)
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