新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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ココのおじさん

その他の方・50代・千葉県

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自己紹介
ココは私達の家にきた雑種の仔犬でした。
まだ小さかった姪達からわたしは「ココのおじさん」とよばれました。
子供のいない私に子供と接する機会でもあり、うれしい呼び名です。
ココは2012年にお空に行きましたが、
いまでも身近に感じています。
好きなもの
犬や猫、ツバメ、雀
ひとこと
世界が、
インターネットや科学の力でたとえ小さくなろうとも、
自らの心の中をみつめ、
そこに広い豊かな世界をつくるのは
自分自身、
そして親や身近な大人、
そして図書館で待っている本達。
絵本は心の世界に私をいざなう航海図です。

ココのおじさんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 猫のくれた宝物とは。  投稿日:2019/04/27
チーコのくれた宝物
チーコのくれた宝物 作・絵: 江口みつおき
英訳: Megumi Powell

出版社: 銀の鈴社
病院の待合室でふと手に取って読みました。
絵も確かな筆力で、
描かれているねこのかわいらしさが、とても伝わってきます。

猫と暮らした人はもちろん、
猫を飼えない環境にいるひとにも手に取ってもらいたい一冊。
家族である猫や犬やぺっと達が
教えてくれる大切なことを、
きちんと伝えてくれる本です。

作者は小児科の先生、そして終末医療の現場にいた方とおもわれます。(著者あとがきから)

どうすることも出来ない別れの時間をみつめてきた方です。
きっとそうした現場で出会った子供たちや親たちのことも
思い浮かべながら作った絵本かもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 史上最強のコンビ 絵本の宝  投稿日:2003/12/29
手ぶくろを買いに
手ぶくろを買いに 作: 新美 南吉
絵: 黒井 健

出版社: 偕成社
 スタンダードとは、飽きられてしまうものなのでしょうか。
 いやスタンダードって、新しい出会いがあれば何度でもリフレッシュする作品だとこの本から気づかされます。
 誰でも知っている「手ぶくろを買いに」。この作品の作者新美南吉さんは1943年に30歳の若さで逝去するまでの短い一生の中で「ごんぎつね」「おじいさんのランプ」など民話的な美しい作品をつむぎだしました。
 この作品に黒井健さんが絵をつけて世に出たのが88年、今では130刷(在庫がなくなると新たに129回追加で製本されてきた)を迎え、この本の人気を静かに物語ってます。
 黒井健さんの描く動物達は、どれも暖かさが心の中に伝わってくるほどふわふわとした毛を身にまとっています。いえ、風景の中の積もった雪でさえ、その下は暖かいのだろうなと思わせるぐらい体温を持った絵です。
 お話の、やさしさに、こうした体温を感じさせる絵が、一緒になって読む私たちの心を暖めてくれるのです。まさに絵本の魅力を存分に楽しむことができる一冊です。
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自信を持っておすすめしたい まるで一遍の映画のよう。  投稿日:2003/12/28
絵本 白い犬とワルツを
絵本 白い犬とワルツを 作: 三木 卓
絵: YUJI

出版社: ゆまに書房
 たまには、自分向けの絵本はいかがでしょうか。
 まずこの絵の白い犬がかわいくて気に入りました。
画家YUJIはフランス在住の日本人画家。
全体的に淡い光を感じさせる、あまり見たことのないタッチです。
 そしてお話は、自分の愛したものが
白い犬の姿になって老人に訪れる。
実話とも、フィクションともつかないこの話は
人生の深さ、愛することと別離、そこに流れる時間。
小さな本の中に、これらすべてが息づいています。

 農場、おんぼろトラック、同窓会、アメリカの暮らし。
抑えた言葉と控えめな絵から広がる、映画のようなストーリー。
絵本を読む楽しさを大人自身に感じさせてくれます。

 以前発表された物語をあらためて
言葉を選び、絵本にした製作者達の思い入れが伝わる一冊です。
少し大人に近づいた小学校高学年の人にもお勧め。
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なかなかよいと思う おつかいは小さな冒険!  投稿日:2003/12/12
チップとチョコのおつかい
チップとチョコのおつかい 作・絵: どい かや
出版社: 文溪堂
 TV番組「初めてのおつかい」って面白くてよく見てたんですが、子供にとって、子供だけでのお使いは、大人にはそれが近所であっても立派な冒険なんですね。ぼくも記憶あるなー。
 それはこの本の主人公チップとチョコのこいぬの兄妹にとっても一緒。ふたりはお母さんにたのまれて、イチゴジャムの材料を買いにでかけます。買い物までは無事済むのですが、帰り道・・・。
 最後のほうで、おかあさんが二人にしてくれたやさしさ、ほんとうに読む人までも暖かく包んでくれます。おかあさん、ありがとう。
 
 このおやつのレシピまで載ってて、読んだら食べたくなるかも。
 また、絵の描写も色鉛筆でデッサン用紙のような紙に描かれたシンプルで、しっかりとした線です。
 この描写で、この兄妹が住む家のなか、町、イチゴ畑等、すべては白い紙地の上に色とりどりにきっちり描かれていて、絵そのものを見て、いっぱいお話がひろがりそう。そうそう、このチップとチョコのお話はシリーズで展開されていて他にも、「お出かけ」編とかいろいろあるんですよ。
読み聞かせ3歳ぐらいから、自分で読むなら5歳ぐらいから可能。
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なかなかよいと思う アメリカのたまちゃん!!  投稿日:2003/12/11
海のおばけオーリー
海のおばけオーリー 作・絵: マリー・ホール・エッツ
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
「おばけだ!おばけのオーリーが湖にでた!!」湖しゅうへんはおおさわぎ!
でも、ネタをばらしてしまうとこれはアザラシだったんです。つまり日本のたまちゃんと、いっしょ。
このお話はエッツという作者が今から八十年以上昔に書いた物語です。絵はマンガと、はん画のような白黒のそぼくな絵ですが、アザラシがなんともかわいらしく、出てくる人も昔風の服だったり、車だったりしてぼくたちの知らない昔のアメリカの生活を感じることができます。絵だけでも楽しいです。
 そして、あかちゃんアザラシオーリーはちょっとしたことでお母さんから引きはなされてしまいます。
いろんな人の手で育てられたオーリーが、その後どんな旅をするのかは読んでみてくださいね。

 (お母さんに)絵の力も、物語の力も十分感じられる本です。一見地味な印象を感じの白黒の絵も、デッサン力の高さによって現在のカラフルな絵本に引けを取らない絵の魅力を引き出しています。物語の構成力も高く大人も引き込まれてしまうテンポがあります。話はアザラシのオーリーを中心に、そのオーリーで一儲けしようと考える人たちなど、人間もきちんと描写されています。小学生中学年頃から楽しめますが、福音館松井直氏も「子供が確実に喜ぶ物語性があり」と著書で述べられているように、よみきかせによって、お話の好きな子供なら幼稚園児でもオーリーと一緒に旅の展開を楽しみにして聞ける、そんな内容の本です。
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