新刊
いろいろたべもの

いろいろたべもの(偕成社)

シルエットから食べものをあててね!『おせち』が大好評の作者の最新刊!

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がるこ

その他の方・30代・埼玉県

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自己紹介
絵本関係の仕事をしています。ぽつぽつとレビューしていこうかと思います。
好きなもの
絵本を題材にしたお菓子レシピ♪ 

がるこさんの声

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なかなかよいと思う 懐かしい  投稿日:2010/06/09
くれよんのくろくん
くれよんのくろくん 作・絵: なかや みわ
出版社: 童心社
幼稚園のころ、流行ったお絵かきのしかたです。
色鉛筆で紙を彩り、黒いクレヨンを重ね、楊枝で削ったときのあの感動を思い出しました。
黒が他の色を引き立たせるのですよね。
なかなか使われない黒にも活躍の機会があるという内容は、
どんな子の個性も大事なもので、発揮できる場がどこかにあるんだというメッセージに感じました。
人間ひとりひとり、物のひとつひとつに存在する意味があるんだよ、と子どもたちに感じてほしいと思う絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 一緒に遊びたい  投稿日:2010/06/09
ピッツァぼうや
ピッツァぼうや 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 木坂 涼

出版社: らんか社
おもしろい室内遊びの様子が描かれています。
幼稚園で親子や子ども同士の遊びで取り入れたら楽しそうなスキンシップのしかたです。

子どもをピッツァに見立てて、こねる真似をしたりゲームのこまを具として乗せたりするのですが、
見立て遊びの題材にピッツァを選ぶのはうまいなーと思います。
他の料理でも似たようなことができないか色々考えたのですが、
こねて空中で飛ばして粉を振りかけて具を乗せてオーブンへ、とピッツァづくりの工程がやっぱり一番楽しそうに見えます。
空中飛ばしはアメリカらしいダイナミックさ。まさにお父さんだからこそできることですね。
こういうアイディアが思いつくお父さんがほしい!
触れ合いが楽しいピッツァぼうやごっこ、室内遊びの定番にならないかな、とひそかに期待しています。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 全ての子に読んでほしい  投稿日:2010/06/09
さっちゃんのまほうのて
さっちゃんのまほうのて 作・絵: たばた せいいち
出版社: 偕成社
小さいころ、何度も読みました。まだ何もわからない子どもでしたが、泣きました。
幼稚園が一緒だった子で、やはり同じような手を持つ女の子がいました。
子どもは遠慮なく、不思議に思ったことは率直に口にしますよね。
私も「どうしてそういう手をしているの?」と尋ねました。
すると、「赤ちゃんのとき、ハサミで切っちゃったの」とその子は答えました。
まだ3歳だったかと思うのですが、説明に慣れたようでした。おそらく、いろんな子から同じ質問をされていたのでしょう。
そのときは「そうなんだ」と言って会話は終わり、彼女と話した記憶もそれが最後でした。
その後、この絵本に出会いました。泣いているさっちゃんの絵を見て、自分もとても悲しくなりました。
読み終わり、「私、あの子にいやなこと言わなかったかな」と、しばらくは気にしてしまいました。

さっちゃんに限らず、他の子にはない「自分だけ違うもの」を持っている子は、悪意はなくても「変」と言われてしまうことがあります。
小さな子が自分や他人の違いに気づくのは、自然なことです。
外見や内面、さまざまな違いがあるけれど、みんな同じ人間なんだよ、とこの本を読んで子どもたちに感じてほしいです。
参考になりました。 4人

なかなかよいと思う ずっと覚えていた絵本  投稿日:2009/11/25
いろいろへんないろのはじまり
いろいろへんないろのはじまり 作・絵: アーノルド・ローベル
訳: まきたまつこ

出版社: 冨山房
小学生のころ、何度も読んだ絵本です。
題名も作者名もいつしか忘れてしまいましたが、
「あれ? なんだっけ? あの色の絵本!」と検索して発見。
ネットに感謝です。

魔法使いが青を発明したらみんなこぞって青を塗りたくり、
黄色を発明したら今度は黄色一色になり、
赤を発明したら何もかも赤。
昔は「変なのー!」とその極端さに笑っていましたが、
大人になって読むと「現実の人間も流行に追われっぱなしだなぁ」と
妙にリアルに感じてしまいました。

私たちは普段、何気なくさまざまな色を見ていますが、
この絵本で、身近にある色彩をもっと楽しめるのではないでしょうか。
読後は絵具を思わず取り出して、たくさんの色を作りたくなります。
そして、「自分だけの特別な色」を子どもに発見してもらいたいです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 真似したくなる!  投稿日:2009/11/24
きょうはなんのひ?
きょうはなんのひ? 作: 瀬田 貞二
絵: 林 明子

出版社: 福音館書店
小さいころ大好きだった絵本のひとつです。
お父さんとお母さんのために、まみこちゃんは一生懸命考えたのでしょうね。
まみこちゃんからの指令をお母さんとともに追っていくのがまず楽しく、
最後のしかけに気づいて、さらにこの本が好きになりました。

残念ながら、私はまみこちゃんの真似はできませんでしたが、
「ねえねえ、この本を真似してお父さんお母さんを楽しませない?」と
つい周囲の子に入れ知恵をしたくなります。
参考になりました。 0人

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