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昔、色のない時代がありました。魔法使いが、最初は青、次は黄色、その次は赤の世界を つくりだします。 でも、一つの色だけでは、なんだか落ち着きません。 そこで色を混ぜ合わせると、どうなったでしょう?
「芸術の秋」をテーマに5年生の読み聞かせした絵本です。
絵は地味です(;_;)…が、本の題名と内容は意外にユニークです。
変わり映えがなく退屈な「はいいろの世界」からお話がはじまり、悲しい気分になる「あおの世界」→ まぶしくて頭の痛む「きいろの世界」→ 怒りっぽくなる「あかの世界」へと、色とともに人々の感情が変化する様が楽しめます。
また、「あお、きいろ、あかをそれぞれ2色ずつ混ぜたら何色になるか?」を子ども達に尋ねながら読み聞かせできる所もあります(5年生には簡単すぎました〜)。
お話は少し長いけど、変化が楽しく引き込まれる絵本です。 (はなたま*さん 30代・ママ 女の子9歳、女の子7歳)
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