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ユニークな神様
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投稿日:2010/03/31 |
やまびこって不思議です。
もう大人ですから、だいたいの科学的な仕組みは知っていますが、でもこの絵本のように、山の神様がいて叫び返してるっていうのも信じられなくもない気がします。
娘はやまびこ未体験。なので、やまびこっていうのはどういうものか簡単に説明してから読みました。
それにしても、つちだのぶこさんの絵本ってユニークでおもしろいですね。
頭のてっぺんに山、はかまにブーツ、そしてイヤホンをつけている神様なんて、見た瞬間に笑ってしまいました。
放送局をやることに決まって、掲示板にプログラムが貼ってあるのですが、プログラムの内容はもちろん、一緒に貼ってあるポスターやお知らせもおもしろかったです。
うちの娘(4歳)もそれなりに楽しんでいましたが、小さい子よりも小学生くらいの方が面白さが分かるかもしれませんね。
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ふんわり
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投稿日:2010/03/28 |
絵もストーリーも、ふんわりとした優しい雰囲気の絵本です。
3月3日に生まれたから「ももこ」と名づけられた女の子。でもまだ桃の花を見たことがありません。
そこで家族みんなで桃の花を見に出かけ、素敵な出会いがありました。
淡々としたおはなしで、とてもおもしろい絵本というわけではありませんが、家族の愛情、人との縁、伝統的な行事の風情、そういったものがじんわりと感じられます。
もしお子さんが「ももこ」という名前だったら、きっと大切な絵本になるでしょうね。
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お姉ちゃんの必読書
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投稿日:2010/03/28 |
お母さんが銀行へ行くあいだ、妹のあやちゃんとのお留守番を頼まれたあさえ。
お昼寝から目覚めてしまったあやちゃんと家の前で遊び始めますが、つい線路を描くことに熱中してしまい、顔をあげたらあやちゃんがいない!
もうここからはハラハラドキドキ、あさえと同じ気持ちで読み進めました。
小さい子って、ホントに人の迷惑関係なく、自分の本能に従って行動しちゃうんですよね。しかも意外に素早い・・。
うちも姉妹二人なので、まるで我が子を見るような気持ちで絵本の世界に入り込んでしまいました。
あさえの妹を想う気持ち、焦り、不安、安堵が手に取るように分かる林さんの絵がすばらしい。
最後のお母さんと三人で手をつないで帰るときのあさえの笑顔がたまりません。
ちょっと時代背景が古いですが、お姉ちゃんには一度は読んであげたい名作です。
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あったかい気持ちに
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投稿日:2010/03/28 |
胴がとーっても長いナガナガくん。
自分のしっぽは見えないし、犬小屋からはいつもはみだしちゃう。
仲間のダックスフントからは馬鹿にされるけど、でも飼い主のおばさんはとても可愛がってくれています。
雨に濡れないように、うっかりドアにはさまないように、大事に大事にしているのです。
この二人の仲むつまじく暮らす様子が、とってもユーモラスで温かく描かれています。
ともすると悲観的になっちゃいそうなシチュエーションですが、ナガナガくんはとっても前向きに楽しんでいるのが素敵。
途中の家出するくだりはちょっと納得いかない部分もありますが、二人の愛をたっぷり見せつけられて、あったかい気持ちになれる絵本です。
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ほのぼの
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投稿日:2010/03/28 |
みんなでピクニックへ行くことになって、朝の9時に広場の木の下に集合!と決めたのは良かったけど・・・・。
こういうことってよくありますよね。自分が想定しているものと他の人が想定しているものが違うのに、そのことに全く思い至らないの。
大人だったらここからけんかに発展してしまいそうですが、この絵本では最後までほのぼのムード。
考えてみれば、みんなで共有する思い出がこんなにたくさんあるって素敵なことですものね。
どいかやさんの絵もストーリーも優しくて、何だかほっとする絵本です。
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ファンになりました
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投稿日:2010/03/28 |
てっきり外国の絵本だと思ったのですが、日本の方が描かれたのですね。
異国情緒あふれる絵がとても素敵です。
さて、スーザはとってもねぼすけさん。マリアおばんさんがフライパンを10回たたかないと起きません。
でもある日、とても早起きをして一人で町まで出かけるんです。
市場を抜けて、宝石やさんや帽子やさんの前で立ち止まり、うっとり眺めて考えるけれど、「いちばん素敵なものはこれではないわ」。
いったいスーザは何を探しているのかな?と疑問に思いながら読み進めると・・・。
なるほど〜、探していたのはそれだったのね。
見つけたものは高すぎて買えなかったけれど、それでもあきらめないスーザは偉い
!
「まあまあお前という子は。ありがとうスーザ」のセリフを読むときは、思わず涙が出そうでつまってしまいました。幸せそうな二人の表情が最高です。
すっかりスーザのファンになった私たち。シリーズ制覇します。
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兄弟ってこんな感じ
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投稿日:2010/03/28 |
双子のクマの「くまや」と「くまふ」。二人はけんかばかりするので、とうとうお母さんは二人の真ん中に線を引きました。
そうそう、双子じゃなくっても、兄弟って寄ると触るとけんかするんですよね。
「もう、そんなに嫌なら離れてなさーい」と言いたくなるお母さんの気持ち、よく分かります。
二人は水がめを取り合って家の中を水浸しにしてしまったので、仕方なく線を外に伸ばしていきます。どんどんぐんぐん、どんどんぐんぐん。
あれ?でもいつのまにか何やら楽しそう。
帰りは一緒に線をたどって帰る二人の姿、まさに子どもってこういう感じです。
それにしても、家中を水浸しにされても怒らないで二人を迎えるお母さん、すごいな〜。
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入門におすすめ!
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投稿日:2010/03/28 |
とても分かりやすく、小さなお子さんから楽しめる昔話絵本です。
山寺に住むおしょうさんとずいとんさん。ある日おしょうさんが出かけるので、ずいとんさんは留守番を頼まれます。
すると誰かが「ずーいとん」と呼ぶ声が・・・。
絵がとてもきれいで、ずいとんさんやきつねも表情豊かに描かれています。
昔話って、文章が方言だったりして4歳の娘には難しいものも多いのですが、これはシンプルな語り口でとても楽しめたようです。
昔話の入門編として、とってもおすすめな一冊です。
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切ないけど良かった
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投稿日:2010/03/28 |
てるてるぼうずなのに、いつも自分の周りでは雨が降ってしまう「あめふりお」。
お日さまに会ったことがない彼は、遠くに行ったら会えるかもと旅に出ます。
雨の中をとぼとぼと歩くあめふりおの姿は、とってもけなげで切ない。でもそこへ、ジャッポチャッポジャッポチャッポチャッ!と女の子がやってきます。
赤い傘をさして、黄色いカッパを着て、はじけるような笑顔の女の子。
あめふりおが「もしかしてお日さまかな?」と思ってしまうのも無理ありません。
この女の子との交流が素敵なのです。
女の子と遊ぶうちに、生き生きと輝いてくるあめふりおの表情を見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになります。ところが・・・。
切ないあめふりおの決断に、思わず絶句。
でもね、きれいな朝焼けとあめふりおの笑顔、そして最後のセリフにほっとして心が温かくなりました。
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楽しい!
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投稿日:2010/03/28 |
福音館の「おおきなかぶ」は言わずと知れた名作ですが、こちらの一風変わった「おおきなかぶ」も楽しいですよ〜。
まず絵がおしゃれで楽しい。
そして出てくる動物たちがバラエティーに飛んでいる。6羽の黄色いカナリア、5羽の白いガチョウ、4羽のまだら模様のメンドリ、3匹のクロネコといった具合。
さらに抜いたかぶをどうしたか、までちゃんとフォローされているんです。
みんなで力いっぱい引っ張るときの掛け声は、「それっ うんとこしょ! あ どっこいしょ!」で、短い合いの手が入るだけで俄然のりのりになってしまいます。
ちょっと繰り返しが長いですが、楽しいですのでぜひ読んでみてください。
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