『もったいないばあさん』誕生から20周年! 待望の新作は、子どもの頃のもったいないばあさんと、もったいないばあさんのおばあちゃんのおはなしです。もったいないばあさんは、田んぼでお米作りをしていたおばあちゃんから感謝をすること、生きものたちへの思いやり、命のつながり、敬うことなど、大事なことは何かを学んできました。 本書を読まれた方の中には、幼い頃の思い出やふるさとを思い出されることがあるかもしれません。大切にされてきた日本の心を未来に伝えるために、お子さん達にも読んでいただけたらと思います。 「だいじなことは みんな おばあちゃんから おそわった。つたえないのは もったいない」 原画は、イネの一本一本、和紙を染めて切って貼って、大変な時間と手間をかけて作られました。ぜひ、じっくりと見てていただきたいです。
私が子どもだったころ、誰から聞いたのかわかりませんが、「むかしの人は、何事に対しても『ありがたい』と感謝をしていた」という話を聞いたことがあります。この絵本を読みながら久しぶりに思い出しました。このことは私から子どもに伝えたことはまだなかったので、この本に良い機会をいただきました。 (さくらっこママさん 40代・ママ 女の子8歳、男の子6歳)
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