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出版社エディターズブログ

2023.06.10

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子どもたちが空を見上げて星を見つけたくなる、最新科学と珠玉の物語が融合した星空図鑑の決定版 (Gakken)

Gakkenが生み出す、数々の個性的で魅力的な商品・サービス。その背景にあるのはクリエイターたちの情熱です。(株)Gakken公式ブログでは、ヒットメーカーたちのモノづくりに挑む姿を「インサイド・ストーリー」として紹介しています。今回は6年ぶりの改訂となる『学研の図鑑LIVE 星と星座 新版』の編集を担った藤井 彩です。

  • 星と星座 新版

    星と星座 新版

    監修:
    大内 正己
    出版社:
    Gakken

    出版社からの内容紹介

    ▼▼▼3歳から大人までずっと使える本格図鑑 学研の図鑑LIVE▼▼▼

    シリーズ累計230万部!「学研の図鑑LIVE 星と星座 DVDつき」がパワーアップした新版として発売します。
    全88の美しい星座絵と親しみやすい神話イラストで小さなお子さまが星や星座に興味を持つきっかけをつくります。
    「星の見つけやすさ」にこだわった星空写真や大ボリューム32ページの「星空の観察」特集で小学生でも簡単に星空観察ができます。
    3大特典の1つ、完全オリジナルのDVDは、春夏秋冬の星座探しレッスンや日本や世界の美しい星空ツアーなど年齢問わずお楽しみ頂ける内容です。
    新しくなった「学研の図鑑LIVE 星と星座 新版」と一緒に公園でキャンプ場で星空観察を楽しみましょう!

    【本誌 進化した10のポイント】
    ■全88の星座絵を描き下ろし!精密かつドラマティックなビジュアルで、星空の世界に誘います。
    ■30話の神話や物語を収録!親しみやすさにこだわったイラストで、小さなお子さまが星や星座に興味を持つきっかけをつくります。
    ■星空写真には木々や大地などを入れることで、星座の大きさや位置が直感的に分かりやすくなりました。
    ■収録天体数は360で類書中NO.1!最新の天体観測技術による高精細な写真で宇宙の秘密に迫ります。
    ■監修は最新宇宙研究をけん引する国立天文台の大内正己先生。本格的な解説で小学校高学年までずっと使えます。
    ■「星空の観察」パートは32ページ!双眼鏡・望遠鏡の選び方から自由研究のまとめ方まで丁寧に解説します。
    □軽くなった紙と本誌の角を丸くカットする加工で、小さなお子さまでも安全にお使い頂けます。
    □あらゆる人に見やすく読みやすいユニバーサルデザインフォントを採用しています。
    ★今日見える星と星座がすぐわかる!オリジナル星座早見盤がもれなくついてきます。
    ★ARで体感!春夏秋冬の人気星座や星占いの12星座が美しいCGで出現!

    【動画 進化した5のポイント】
    ●春夏秋冬の代表的な星座の見つけ方をレクチャー。望遠鏡メーカーのプロによる解説で、星が見つかる、わかる!
    ●星座の神話を可愛らしいイラストで紹介!星空の楽しみ方をコスモプラネタリウム渋谷の解説員が教えます。
    ●国立天文台の天体シミュレーションで、138億光年の宇宙旅行?!研究者の生解説で星空の見方が変わる!
    ●学習図鑑史上初!DVDに加えて、スマホやタブレット等でも視聴可能で、いつでもどこでも動画が楽しめます。
    ●数多くの子ども向け人気番組を手掛ける映像制作会社DIRECTIONS制作の完全オリジナルの動画です。
    動画の目次
    1.日本の美しい星空5
    2.のぞいちゃおう!神話の世界
    3.星空探しスペシャルレッスン
    4.天体望遠鏡&双眼鏡で 月の模様を見てみよう
    5.星空ワールドツアー
    6.星のディスタンス
    7.プラネタリウムに行こう!
    8.スターライトクイズ

    収録AR一覧(3DCG他)
    オリオン座/カシオペヤ座/おおぐま座・こぐま座/こと座
    おひつじ座/おうし座/ふたご座/かに座/しし座/おとめ座/てんびん座/さそり座/いて座/やぎ座/みずがめ座/うお座

「学研の図鑑LIVE 新版」シリーズ

学研の図鑑LIVEシリーズの中でも“星と星座”は他の図鑑とは一線を画す。自然科学の分野である天文学の要素と、人がつくりあげてきた星座という人文学的な要素が共存しているからだ。その奥深さゆえに人気も高く、多くの本が出ているなか、藤井は、天文学をはじめ、最先端で活躍する各分野のスペシャリストとタッグを組み、子どもたちが“星を見つけたくなる図鑑”を目指した。

星や星座を知る上で欠かせない「神話」

「“星と星座”は、まるで、科学と文学が融合しているような、独特の魅力があると思っています」――こう話す藤井が手がけた『学研の図鑑LIVE 星と星座 新版』。その表紙は、いわゆる図鑑のイメージとは少し異なる。

▲左が現行版の『学研の図鑑LIVE 星・星座』、右が新版の表紙デザイン

中央にはギリシャ神話を想い起こさせる神獣ペガススが大きく描かれ、その背景には 天の川や、黄道十二星座をはじめとする様々な星座のイラストを配置。星に関する図鑑というより、神話の物語本のような雰囲気を醸している。

 「“星と星座”というテーマは、老若男女問わず受け入れられる、親しみのあるテーマだと思っています。そのため表紙は、思わず手にとりたくなるようなビジュアルにもこだわったデザインにしています」

 図鑑には、“情報を調べる・学ぶ”というイメージがあるが、“星と星座”の場合は、神話や背景のわかりやすさ、イラストの親しみやすさなどによって、子どもたちが星や星座を知るきっかけになればいいと藤井は考えた。そのため、紙面に掲載するイラストのビジュアルにも強くこだわっている。

 「いまの子どもたちの心に、すっと入り込めるようなテイストのイラストについて、すごく悩みました。アニメやゲームの影響でものすごく目が肥えているんですよね。ファンタジーすぎても、リアルすぎても違う…。わかりやすく具体的に、神話の場面の情景を思い浮かべられるようなイラストを考えていました」

追求を重ねた結果、特に見どころだという巻頭の「ペルセウスの大冒険」を含む3つの神話は、映画の一場面を切り取ったかのような大迫力のイラストとなった。クオリティの高さゆえ、完成していた文章をあえて改稿し、内容はそのままに、文章表現をイラストのタッチに寄せて調整することもあったという。

地上から見た星座の写真に、星座絵を描き、解説を執筆したスペシャリストたち

この図鑑に登場する星空写真には、実際に撮った場所にある地上の森や木、大地などが多く写り込んでいる。その理由は“直感的なわかりやすさ”にあるという。

 「実際に星空を見るときって、見たい部分だけがいきなり目に入ってくるわけではないですよね。まず地上の何かを見たあとで、目線をあげて空を見る。そうすることで位置や星座同士の距離感などがわかります。その感覚を図鑑で感じてもらうために、地上の物を写し込んだ星空写真を採用しました。
 地上物が写っていることで、子どもたちが実際に星座を探すときにも、星座のスケール感や位置の情報を感覚的に知るためのヒントになるようにしています」

 今回の星座の写真は、天文写真家の沼澤茂美さんをはじめとする写真家の方々に協力を仰いだ。

 「美しくわかりやすい写真を掲載するために、地上の木や大地が写っている星空写真を、新たに撮りおろしていただくこともありました。また、これらの星空写真に合わせて、リアルイラストレーター・橋爪義弘さんに美麗な星座絵を描いていただいています。あれが〇〇座だよ、と言われても、いまいちピンとこない子どもたちにも、橋爪さんの星座絵が重なることで、イメージしやすくなっていると思います」

 さらに執筆陣も個性的だ。たとえば、東京の渋谷にあるコスモプラネタリウム渋谷で、“癒やしの星空解説員”と呼ばれている永田美絵さんは、本書の巻頭神話「ペルセウスの大冒険」をはじめ、四季の星座の神話を執筆している。

「私は、小学校で、図書室の本を“一番読んだ人表彰”を受けたことがあるくらいの本の虫、でした。もちろんいまも本を読むのが好きで、物語を“魅せる”ということにはこだわりがありました。
 今回も永田さんの著書を読み、実際にプラネタリウムで解説を聞き、どうしても永田さんに書いていただきたく、執筆をお願いしました。永田さんはDVDにも登場してくださっているので、子どもたちにもわかりやすく、かつ興味を惹きつける永田さんの解説や物語を存分に楽しんでいただけると思います」

“宇宙ってすごい”――ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による最新画像で伝える

星座については、美麗なイラストや引き込まれる物語とリンクさせて表現した。その一方、図鑑として天文学的な見地から迫る「星」は、最新の技術を用いた見せ方にこだわった。肉眼では見えない、地球から遥か彼方にある星や天体の画像は、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が撮影した画像も採用している。

続きは【Gakken公式ブログ】へ

<出版社ページ>Gakken

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