新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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連載

2023年9月 新刊&おすすめ絵本

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この夏もおいしいくだものをたくさんいただきました。スイカ、メロン、桃……
そろそろ、秋のくだものがお目見えしています。ナシ、イチジク、りんご、ぶどう……
そういえばの主人公が桃から生まれたから「ももたろう」だけれど、もしりんごから生まれたら?ぶどうから生まれていたなら?!
……と、きっかけは誰にも突然にやってくる「もしも?」ですが、絵本だと勢いは止まりません。ゾーンにハマったら最後、とにかく突き抜ける妄想から目が離せない『えほんのしゅやくはなにたろう?』。
防災月間の9月、消防や救急のおしごとを深掘りしてみたい『しょうぼうのずかん』。お手紙を通してくまのパディントンの日々をのぞくのが楽しい『パディントンの手紙』。
ほかにも気になるシリーズ絵本が顔を揃えています。笑えたり、知らないことに出会えたり、ほんわか心が温まったり。いろいろな気持ちの体験をお楽しみくださいね。

桃太郎がもしほかの果物から生まれたら……りんごたろう?バナナたろう?ぶどうたろう?!想像はじけるユーモア絵本『えほんのしゅやくはなにたろう?』

  • えほんのしゅやくはなにたろう?

    出版社からの内容紹介

    みんなが当たり前だと思っていることを、少し角度を変えてみてみると……!?
    『ショートケーキになにのせる?』『パンダのがらをなんにする?』に続く、大人気「妄想絵本」シリーズ第3弾!


    ぼくが一番好きな絵本は、やっぱり『ももたろう』。強くてかっこよくてやさしくて……でも、まてよ? もしも、ももたろうが他のくだものから生まれたら、もっとかっこよくなるのかな?
    たとえば……りんごたろう! う〜ん、りんごは好きだけど、いまいちピンとこないなぁ。じゃあ、バナナたろう! バナナボートみたいでかっこいいけど、さすがに細長すぎてたよりないなぁ。次は、ぶどうたろう! つぶつぶが多いってことは……なんにん生まれてくるんだよ!
    なんだか、おもしろい! よ〜〜〜〜し! くだものじゃなくてもいいから、いろんな食べ物で考えてみよう! くりたろう! クルミたろう! たまごたろう! ……あ! 『ももたろう』といえば、もうひとつ食べ物がでてくるぞ!?

    想像力を育む読み聞かせにぴったりのユーモア絵本!

「PHPにこにこえほん」シリーズ

この書籍を作った人

おおの こうへい

おおの こうへい (オオノコウヘイ)

1974年生まれ。東京都出身。東京藝術大学卒業。CMプランナー。テレビCMや新聞広告などを手がける傍ら、イラストレーターとしても活動。『あつまれ!全日本ごとうちグルメさん』がはじめての絵本作品。

制服や道具、乗り物から現場の活動まで消防、救急の仕事が丸わかり!親子で楽しめるシンプルでユニークな絵本ずかん『しょうぼうのずかん』

  • しょうぼうのずかん

    出版社からの内容紹介

    はじめての図鑑にもぴったり!
    大人気、消防、救急のお仕事を、図鑑形式でコンパクトにまとめたえほんずかん。

    ●やさしいイラストとシンプルな文章
    ポップなイラストだから、写真だとわかりにくいところもよくわかる!
    小さなお子さんも楽しめるように、文章もシンプルです。

    ●一冊で消防、救急がまるわかり!
    ポンプ隊や救急隊の制服や持ち物、はしご車、救急車などの乗り物から、
    火災現場の活動、災害現場のレスキュー隊まで、
    いろいろな場面の消防を知ることができます。

    ●経験に基づく確かな監修&取材協力!
    東京消防庁の元消防官が監修。
    実際に消防署に取材したり、東京消防庁からの協力も受けたりして、
    確かな情報を詰め込みました。

    ●親子のコミュニケーションにも
    大人も知らないようなことものっているかも?
    消防署の1日、防災について気をつけたいポイントなど、
    会話がはずむきっかけになるページもたっぷり。

    ★内容紹介★
    ・制服
    ・道具
    ・消防のしくみ、階級
    ・はしご隊、ポンプ隊の仕事
    ・乗り物(はしご車、ポンプ車、救急車など)
    ・消防署の1日
    ・救急隊の仕事
    ・レスキュー隊の仕事
    ・身のまわりの防災
    ほか

「学研のえほんずかん」シリーズ

遠くペルーからロンドンへやってきたパディントン。新しい暮らしや家族、友だちとの様子がわかる『パディントンの手紙』が6つの封筒の中に!

「パディントン」シリーズ

生きものたちはどんなおうちにすんでいるのかな?暮らしの工夫や驚きの知恵がいっぱいの棲家をのぞいてみよう『おうちを みせて』

  • おうちを みせて

    みどころ

    ある夜、なほちゃんが「おやすみなさい」をしてお部屋に行こうとすると、パパのママの楽しそうな話が聞こえてきました。
    どうやら新しいおうちをつくるみたい!
    「どんなおうちになるのかな?わたしのお部屋もあるのかな?」
    わくわくして眠れないなほちゃん、窓の外にツバメの巣を見つけてふと思うのです。
    「ツバメはどんなおうちにすんでいるのかな?」

    つんつん。
    ほっぺをつついたのは、ツバメ!
    「ついてきて!」
    なほちゃんが追いかけていくと、屋根の下にツバメのおうちがありました。雨をしのげて、ほかの動物から身を守れる場所。おうちの中には藁が敷かれていて、ふかふかであったかそう。
    「こんなおうちにすんでみたいなあ」
    思わずつぶやくなほちゃんを、ツバメが誘います。
    「もっとおもしろいおうちを見せてあげる」

    原っぱ、川、森の中、雪山……ツバメに案内してもらい、さまざまな生きもののおうちを巡るなほちゃん。
    たくさんのお部屋を持つアリのおうち。敵から身を守る秘密基地のようなビーバーのおうち。大きな木を使いたくさんの仲間で共同生活を送るシャカイハタオリのおうちは……わぁっ!圧巻です。

    緻密ながらやわらかく優しいタッチで描かれた生きもののおうちには、人間に共通する暮らしの工夫がいっぱいで、子どもたちは驚きや好奇心とともに、共感や親しみも感じることでしょう。
    自分のおうちと生きもののおうちの似ているところ、違うところをさがしたり、なほちゃんのように自分の住みたいおうちのヒントにしたりするのもおもしろそう!

    おはなしと自然界を行ったり来たりする楽しさもあふれる一冊、生きものの世界に初めて触れる小さなお子さんにもおすすめです。

「MOEのえほん」シリーズ

この書籍を作った人

ももろ

ももろ (ももろ)

神奈川在住イラストレーター。書籍の挿絵のほか、雑貨やぬいぐるみデザイン、広告も手がけるなど幅広い分野で活動中。オリジナル雑貨Bitte Mitte展開中。

この書籍を作った人

今泉 忠明

今泉 忠明 (いまいずみただあき)

1944年東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画調査や環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。トウホクノウサギやニホンカワウソの生態、富士山の動物相、トガリネズミをはじめとする小型哺乳類の生態、行動などを調査している。上野動物園の動物解説員、ねこの博物館館長、日本動物科学研究所所長などを歴任。ベストセラー『ざんねんないきもの事典』(高橋書店)のほか、多くの図鑑監修を手掛ける。

スーパーに買い物に行った女の子。冷凍庫の中で見つけた小さなお人形が気になって……「岩波の子どもの本」創刊70年記念の復刊『まいごになったおにんぎょう』

「岩波の子どもの本」シリーズ

この書籍を作った人

エドワード・アーディゾーニ

エドワード・アーディゾーニ (えどわーどあーでぃぞーに)

(1900-1979)イギリスを代表する画家。代表作『チムとゆうかんなせんちょうさん』をはじめとする絵本作家として、また、ファージョンの『ムギと王さま』『年とったばあやのお話かご』など挿画画家としても高い評価を受けており、数多くの美しい本を残しています。1970年にはロイヤル・アカデミー会員にも選ばれました。 写真は、英国南東部ロドマーシャム・グリーンにある自宅の書斎における、晩年のエドワード・アーディゾーニ。次男ニコラス・アーディゾーニが1978年に撮影。

この書籍を作った人

石井 桃子

石井 桃子 (いしいももこ)

1907年埼玉県生まれ。1951年に『ノンちゃん雲に乗る』で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に『三月ひなのつき』『山のトムさん』、絵本に『くいしんぼうのはなこさん』『ありこのおつかい』(以上福音館書店)、翻訳に『クマのプーさん』『たのしい川べ』(以上岩波書店)など多数。

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文:竹原雅子 編集:木村春子

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