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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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連載

2024年4月 新刊&おすすめ絵本

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4月も話題の絵本が目白押し! まずは、『ぼくは川のように話す』などを手掛け、今年度の国際アンデルセン賞を受賞したカナダの絵本作家シドニー・スミスさんの最新作。発表後瞬く間に高い評価を得た、自身の記憶をもとにした心ゆさぶる家族の物語が邦訳化です。人形制作でお馴染みの人気絵本作家ペク・ヒナさんの最新作は、アナログ制作のセル画を何枚も重ねレトロな雰囲気を作る手法に挑戦。三浦太郎さんの逆輸入絵本や、大人気「パンダのおさじ」シリーズの続編も登場です。

また、子どもたちが大好きな「給食」を豊かなイマジネーションで膨らませたシゲリカツヒコさんの新刊は、学校生活の気分転換になりそう。「がまくんとかえるくん」作者アーノルド・ローベルさんによるクスッと笑えるおはなしや、きむらゆういちさんが人気イラストレーターと作った、ねこの母子の心温まる絵本は、慌ただしい新学期の疲弊した心に染みるはず。

新しい絵本が家で待っているというだけで、楽しい1日が過ごせそうですね。どの本も自信を持っておすすめできる注目作・話題作ばかり。春の陽気に誘われて、ぜひ本屋さんへ出かけてみてください。 

『ぼくは川のように話す』の画家による話題作。家族の思い出にともなう喜びと痛み。あふれる光の中で新しい人生を歩み始める母と子を描く『ねえ、おぼえてる?』

  • ねえ、おぼえてる?

    出版社からの内容紹介

    「ねえ、おぼえてる? パパと3人で、野原へピクニックにいったときのこと」

    明かりを消したあとのベッドでかわされる母と子の親密な会話。

    喜びと痛みをともなう思い出を受けとめて、新しい人生を歩みはじめる2人をてらす朝の光。

    絵本の可能性をきりひらく作品で、世界から注目を集めるシドニー・スミスが、自らの子ども時代の体験を3年がかりで描いた、心ゆさぶる絵本。

この書籍を作った人

シドニー・スミス

シドニー・スミス (しどにーすみす)

カナダのノヴァ・スコシア州郊外に生まれる。ノヴァ・スコシア美術デザイン大学卒業。ジョナルノ・ローソン原案の文字のない絵本『おはなをあげる』(ポプラ社)で、カナダ総督文学賞(児童書部門)、ニューヨークタイムズ・ニューヨーク公共図書館絵本賞など、さまざまな賞を受賞する。海辺の炭鉱のまちのいちにちを描いた『うみべのまちで』(BL出版)で、2018年にケイト・グリーナウェイ賞を受賞。2児の父。家族とともにトロントに在住。

この書籍を作った人

原田 勝

原田 勝 (はらだまさる)

1957年生まれ。東京外国語大学卒業。長編の翻訳に『弟の戦争』『ハーレムの闘う本屋』『ペーパーボーイ』『コピーボーイ』『ヒトラーと暮らした少年』『夢見る人』、絵本の翻訳に『夜のあいだに』『セント・ギルダの子』などがある。

きょうだいたちの世話をやく、にいちゃんカエルの大奮闘がユーモラス! 韓国で注目される絵本作家の最新作『ゆめのごちそう』

この書籍を作った人

ペク・ヒナ

ペク・ヒナ (ぺくひな)

絵本作家。 自称「人形いたずら作家」。 1971年、 ソウル生まれ。韓国の梨花女子大学卒業後、 カリフォルニア芸術大学でアニメーションを学ぶ。 人形制作、 緻密なセット作り、 撮影までをひとりでこなし、 独自のファンタジー世界を作り出す。韓国でもっとも注目される絵本作家。一男一女の母。ポメラニアンのムンチと暮らしている。「2020アストリッド・リンドグレーン記念文学賞」を受賞。

この書籍を作った人

長谷川 義史

長谷川 義史 (はせがわよしふみ)

1961年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナー、イラストレーターを経て、『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。『うえへまいりまぁす』(PHP研究所)、『やまださんちのてんきよほう』 (絵本館)、『きみたちきょうからともだちだ』(朔北社)、『おへそのあな』(BL出版)、『スモウマン』『いろはのかるた奉行』(講談社)など、ユーモアあふれる作品を発表。2003年、『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年に『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2008年に『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。

さまざまな職人さんの道具から、働く姿まで。クラフツマンシップを大切にするイタリアで出版された絵本の初邦訳『しごとのどうぐ』

  • しごとのどうぐ

    出版社からの内容紹介

    かなづち、のこぎり、くぎ……

    このどうぐ、つかうのはだれ?



    道具がたくさん描かれたページをめくると……その使い手が登場!

    大工さん、仕立屋さん、料理人、時計屋さんなど、

    さまざまな職業の人の働く姿が見られる絵本です。



    2005年ボローニャ国際絵本原画展入選作品をもとに、

    イタリアで出版された絵本の初邦訳。

この書籍を作った人

三浦 太郎

三浦 太郎 (みうらたろう)

1968年愛知県生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業後、イラストレーターとして活動。ボローニャ国際絵本原画展で入選を重ね、スイス、イタリア、スペインなど海外でも絵本を出版。絵本作品に、『くっついた』『ゴリラのおとうちゃん』(こぐま社)、『ちいさなおうさま』『おおきなおひめさま』(偕成社)、『バスがきました』(童心社)、『おしり』『よしよし』『りんごがコロコロコロリンコ』(講談社)など多数。

どんな料理もパンダ料理に変える「ふりかけパンダ」。だけど決して食べもの以外にかけてはいけないよ……? 待望の続編『パンダのおさじと ふりかけパンダ』

  • パンダのおさじと ふりかけパンダ

    出版社からの内容紹介

    食べものの好き嫌いが多いぱこちゃん。ある日、スーパーでもらった「ふりかけパンダ」をごはんにかけると、もこ、もこ、もこ……ぽんっ! 小さなパンダの「おさじ」があらわれました。ふりかけを料理にかけて、おさじが教えた呪文を唱えると、いつもの料理がパンダ料理に大変身! でも、守らないといけない約束があって――。

    パンダのおさじが、ハッピーと不思議なパンダ道具をお届け!
    注目の絵本作家・柴田ケイコが描く、大人気絵本シリーズ第2作。

この書籍を作った人

柴田 ケイコ

柴田 ケイコ (しばたけいこ)

1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。

ものを愛するおじさんと、家の中のものたちが行進! ユーモアたっぷりで楽しい気分になれる『いえのなかのものを そとへつれだした おじさん』

  • いえのなかのものを そとにつれだした おじさん

    出版社からの内容紹介

    ベルウッドおじさんは、じぶんのいえの家具や道具がすべておきにいりで、とても大切にしていました。ある日、いえのなかのものたちも、外へ出してあげようと、みんなに呼びかけると、ドカドカ、ガチャガチャ、お皿やいすに時計やベッド、みんなが外へ飛び出してきて‥。
    ものへの愛にあふれたやさしいおじさんの昔話風のお話です。ローベルの想像力で命を吹き込まれた道具たちがユーモアたっぷりに動き出します。

この書籍を作った人

アーノルド・ローベル

アーノルド・ローベル (あーのるどろーべる)

1933年アメリカ ロサンゼルス生まれ。高校卒業後ブルックリンの「プラット・インスティテュート」に入学。本のイラストレーションを学ぶ。ポーランド生まれのアニタ・ローベルと出会い結婚。『わたしの庭のバラの花』など、ローベルが文、アニタが作画を担当した絵本も出版されている。『ふたりはともだち』でコルデコット賞次賞と全米図書賞、『ふたりはいっしょ』でニューベリー賞、『どうぶつものがたり』でコルデコット賞を受賞。20世紀アメリカを代表する絵本作家となる。その他の作品に『ふくろうくん』『おはなしばんざい』(以上文化出版局刊)などがある。1987年ニューヨークの病院で他界。

この書籍を作った人

小宮 由

小宮 由 (こみやゆう)

〈1974年-〉東京都生まれ。学生時代を熊本で過ごし、卒業後、児童書版元に入社。その後、留学などを経て、子どもの本の翻訳に携わる。東京・阿佐ヶ谷で家庭文庫「このあの文庫」を主宰。祖父はトルストイ文学の翻訳家、故・北御門二郎。

大ピンチ! 小鬼に奪われた大事な給食を、知恵と勇気で取り戻せ。読み聞かせも盛り上がりそう『きゅうしょくたべにきました』

  • きゅうしょくたべにきました

    出版社からの内容紹介

    ■子どもたちの勇気とアイディアに胸がアツくなるユーモア絵本!

    「愛おしさ、怖さ、微笑ましさ、爽快感。絵の中に全部があります」
    (『大ピンチずかん』『しごとば』作者・鈴木のりたけ)



    ピュウ〜ッ!
    「あーっ!!」
    つよい かぜが ふいて、きゅうしょくの こんだてひょうが とばされてしまいました。うけとったのは くもの うえで くらす こおにたち。
    「シチュー……。よだれが でそうな なまえだ」
    「よし!」
    こおにたちは、きゅうしょくを たべに しょうがっこうへ いくことにしました。

    みんなの きゅうしょくが だいピンチ!
    こおにたちから きゅうしょくを とりもどせるの!?

この書籍を作った人

シゲリ カツヒコ

シゲリ カツヒコ (しげりかつひこ)

1962年生まれ。岐阜県各務原市出身。フリーのイラストレーターとして装画などを手がける。『カミナリこぞうがふってきた』(ポプラ社)で絵本デビュー。細部までとことん描写するユーモラスなタッチと奇想天外なストーリー展開で、絵本の世界を表現してきた。2018年『大名行列』(小学館)で小学館児童出版文化賞を受賞。他の作品に『だれのパンツ?』(KADOKAWA)、『ごじょうしゃありがとうございます』『ガスこうじょう ききいっぱつ』『妖怪伝』シリーズ(いずれもポプラ社)、『バスガエル』(作・戸田和代/佼成出版社)、『ぼくはまいごじゃない』(作・板橋雅弘/岩崎書店)、『アイアン・マン』『マジックショップ』シリーズ(共に講談社)などがある。

親から子へ、大切な人へ、出会えたことの感謝を伝える絵本。母猫と子猫を優しく描いた絵も美しい『であえたことに ありがとう』

  • であえたことに ありがとう

    出版社からの内容紹介

    大切な人への贈り物に――出会いの感謝を伝えるメッセージ絵本

    絵本作家・きむらゆういちの言葉に、イラストレーター・tonoが描く、優しく繊細で幻想的な世界。
    四季の花に囲まれた、猫の親子の物語。
    「であってくれて ありがとう」大切な人との出会いに、感謝を込めた言葉を綴ります。
    すべての人へ、贈りたい絵本。

    大切な人と過ごした時間。それは形には残らなくてもかけがえのない贈り物なんだという思いを込めて描きました──tono

この書籍を作った人

きむら ゆういち

きむら ゆういち (きむらゆういち)

1948年東京生まれ。多摩美大卒。造形教育の指導、白鴎短大講師、テレビ幼児番組のブレーンなどを経て、現在、絵本、童話の創作、戯曲、コミックの原作など広く活躍している。『あらしのよるに』で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞JR賞受賞。作品に、『あかちゃんのあそびえほんシリーズ』(偕成社)、『カケルがかける』(絵・ひらのてつお/えほんの杜)、『どうするどうするあなのなか』(絵・高畠純/福音館書店)など多数。きむらゆういちさんのオフィスにお邪魔してお話を伺ってきました!様子はこちら

【動画公開中】

文:栗田奈緒子 編集:木村春子

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