絵本紹介
2024.06.11
6月の第三日曜日は「父の日」です。2024年の「父の日」は6月16日。皆さんはお父さんのどんなところが好きですか? 優しいところ? 力持ちなところ? 目いっぱい遊んでくれるところ? いつもお仕事を頑張っているところ? 絵本の中にも、優しくて、力持ちで、子どもと一緒になって遊んでくれて、お仕事を頑張っているお父さんがたくさん登場します。いつも、読み聞かせはお母さんというご家庭も、父の日にはお父さんが活躍する絵本をプレゼントして、ぜひお父さんに読んでもらってくださいね。
出版社からの内容紹介
もしみんなのヒーロー、ウルトラマンがお父さんになっていたら…。全てのウルトラマンファンへ贈る、お父さん賛歌。一生懸命まじめで不器用なウルトラ・パパの子育て絵日記。お父さんと読みたい絵本。父の日のプレゼントにも最適。
この書籍を作った人
1956年静岡県生まれ。日本大学芸術学部美術学科卒業。「きょうはなんてうんがいいんだろう」(鈴木出版刊)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。「パパはウルトラセブン」(学研刊)などでけんぶち絵本の里大賞を受賞。「おとうさんはウルトラマン」(学研刊)などの作品がある。「ティラノサウルス」シリーズ初の幼年童話! 5月下旬発売予定「あなたをずっとあいしてる」 宮西達也 作・絵 ポプラ社刊 定価:本体1000円<税別>
出版社からの内容紹介
だーいすきなおとん! でもちょっと、だらだらしとる・・・・・。おとんってよんどるから、あかんのやろか? そしたら「パパ!」「おとうさま!」「ちちうえ!」・・・・さあ、いったいなんてよんだら、カッコイイおとんになる!?
子どもはみんな、お父さんが大好き。強くって、かっこよくって、やさしくって、と思ってます。でも、もうちょっと・・・と思ってたりしますよね。大好きなお父さんだからこそ、いつもカッコヨク、一番のヒーローでいてほしい。そんな子どもの気持ちが伝わってくる、父と息子のほんわかストーリーです。
〈お国言葉で読んでみよう!〉
『おとん』は関西弁の父子の会話なんですが、太宰府のワークショップ(絵本の店「あっぷっぷ」にて開催)では「太宰府弁」で読んでみました。そうしたら、とってもあったかくて、やわらかくて、お国言葉で読むのもとてもすてきでした! みなさんも、ご自分の地域の言葉で読んでみると、より楽しいかもしれませんよ。そして、
平田昌広さんと平田景さんのサイトには「○○弁でよむ」というコーナーがあります!いろいろな地域の言葉にすると『おとん』はどんな文章になる? ということで、みなさんからのご応募をつのってます! ぜひご覧になってみてください!
■サイトはこちら!http://www.office-make.com/
この書籍を作った人
1969年、神奈川県生まれ。平田景とふたりで、2002年楽しい本を作る“オフィスまけ”を設立。夫婦共作絵本に『ひものでございっ!』『ピーマン にんじん たまねぎ トマト!』(いずれも文化出版局)、『なっちゃんの ほくろスイッチ』『のりおのふしぎなぼうえんきょう』『かいてんずしだいさくせん』(いずれも講談社)『ねえ、ほんとにたすけてくれる?』(アリス館)『おとん』『おかん』(大日本図書)など多数。神奈川県三浦市在住。
この書籍を作った人
1970年、北海道生まれ。平田昌広とふたりで、2002年楽しい本を作る“オフィスまけ”を設立。夫婦共作絵本に『ひものでございっ!』『ピーマン にんじん たまねぎ トマト!』(いずれも文化出版局)、『なっちゃんの ほくろスイッチ』『のりおのふしぎなぼうえんきょう』『かいてんずしだいさくせん』(いずれも講談社)『ねえ、ほんとにたすけてくれる?』(アリス館)『おとん』『おかん』(大日本図書)など多数。神奈川県三浦市在住。
出版社からの内容紹介
ねずくんとパパは、ふたりっきりで初めてのお留守番。ママそっくりにはできないパパは、ねずくんの好きな服や嫌いな遊びを知らなくて、最初は失敗ばかり…。でも、パパはママと同じことをする必要はないんだと気が付き、パパなりのアイデアで、ねずくんのハートをキャッチしていく。そのアイデアとは…?
「子どもあるある」「パパあるある」から「パパ、がんばれ!」へ。
そしてラストは、「パパと一緒は楽しいぞ。」
パパにもママにも子どもたちにも、世界中の親子に読んでほしいハートフルストーリー。
ボローニャ国際イラストレーション賞 受賞作家・刀根里衣(とねさとえ)が細部まで緻密に描き込んだ美しい絵で綴る。
この書籍を作った人
福井県生まれ。イタリアを拠点に活動する絵本作家。2012年から2年連続、ボローニャブックフェアで入選を果たす。2013年、日本人としては初めて国際イラストレーション賞を受賞。代表作は『ぴっぽのたび』『モカと幸せのコーヒー』『おもいで星がかがやくとき』(NHK出版)ほか。5歳の男の子と0歳の女の子がいる。
出版社からの内容紹介
いろんな動物のおとうさんが登場してムフフ、アハハと笑わせたり、うちのおとうさんにそっくり!とうなずかせてくれます。おとうさんはどんな気持ちでよんでくれるかな?
この書籍を作った人
1948年愛知県名古屋市生まれ。愛知教育大学美術科卒業。「だれのじてんしゃ」(フレーベル館刊)でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。 他に「ペンギンたんけんたい」「オレ・ダレ」「オー・スッパ」(以上講談社刊)、「だじゃれすいぞくかん」「おとうさんのえほん」(絵本館刊)などの作品がある。
みどころ
よしながこうたくさんが「お父さん」をテーマに絵本を描いた初期の人気作品『おふろだいすき!ぷっぺ』(小学館)が、タイトルも含めて大リニューアルして再登場となりました!
舞台は銭湯。「お父さん、スゴイ!かっこいい!」と感じたのはどうやらその大きな背中。そんなお父さん達の背中が沢山登場する「カッコイイお父さんの銭湯エンターテインメント絵本」、一体どんな内容なのでしょう?
ぷっぺがお父さんに連れられてやってきたのは、50年も続く老舗の銭湯「ずうずうの湯」。
のれんをくぐると、そこは嬉しくなるほど懐かしい雰囲気にあふれています。「給食番長」シリーズと同様、実際の取材を元に建物から小物まで細かく描かれており、キラキラした目で見入っている子どもたちの様子が想像できます。
中に入れば、今度はその広さにびっくり!
入っているのはみんな動物たち。それぞれ銭湯の利用の仕方が違うのがみどころなのです。
初めての銭湯にはしゃぎまくるぷっぺやその友達。そして極楽時間を邪魔されたくない親父達のやり取りにも注目です。
「にらむ」「おこる」・・・その迫力の表情といったら!
ところで、友だちのお父さんたちがお風呂で披露する得意技を見て大興奮するぷっぺ。
ぷっぺもお父さんに言います。
「なにか すごいことやって!」
さて、ぷっぺのお父さんの特技とは・・・。
ダイナミックな展開はそのままに、リニューアル版には作家自ら作詞、振り付けをした「ぷっぺと銭湯おとうさんの歌」の楽譜&振り付けイラストが新たに付いているという力の入りよう!!動画も公開しています。お父さんと一緒に歌と踊りを覚えて、一緒に銭湯に出かけてくださいね。
この書籍を作った人
1979年、福岡県生まれ。九州産業大学デザイン科卒業。18歳から作家活動をはじめ、イラストレーターとして国内外のさまざまな媒体の仕事を手がける。はじめての絵本『給食番長』が人気となり、シリーズ化。続刊に『飼育係長』『あいさつ団長』『おそうじ隊長』『サムソン先生のダジャレ英語学習帳』『ちこく姫』(いずれも長崎出版)がある。他の作品に、『おふろだいすき!ぷっぺ』(小学館)、『かみなり』(文・内田麟太郎/ポプラ社)、『ばあちゃんのおなか』(文・かさいまり/教育画劇)、『鬼のかいぎ』(文・立松和平/新樹社)、「ようかいガマとの」シリーズ(あかね書房)、『ぼくの兄ちゃん』(PHP研究所)、『でんせつの きょだいあんまんを はこべ』『ゆけ!ウチロボ!』(ともに作・サトシン/講談社)など。
出版社からの内容紹介
ウルフ、宇宙をみにいこう。おまえもずいぶん大きくなったからね─パパにつれだされたウルフですが、宇宙ってなにかまだわかりません。2人は手をつなぎ、白い息をはきながら、秋のおわりの澄んだ空気の中を歩いていきます。夕焼け空が、少しずつ星空に変わって……。少年がみた初めての「宇宙」。そして、パパとの時間。やさしく、清々しいストーリーを、色鉛筆の繊細なタッチで描きます。
この書籍を作った人
1944年スウェーデンのストックホルム生まれ。1984年に著わした作品が注目されて以来つぎつぎと話題作を発表し、現代スウェーデン児童文学界を代表 する作家として活躍。現代社会を映し出すテーマを扱い、映画化、戯曲化された作品も多い。ニルス・ホルゲション賞やリンドグレーン賞等を受賞。著書に『シロクマたちのダンス』『夜行バスにのって』『ゴールデンハート』等。
この書籍を作った人
1960年東京都生まれ。スウェーデン法の研究者だった父の影響で、幼い頃よりスウェーデンの文化に親しんで育つ。慶應義塾大学卒業後、スウェーデンのウプサラでスウェーデン語を学ぶ。児童書を中心に、翻訳を多数手がける。訳書に「セーラーとペッカ」シリーズ(偕成社)、『長くつ下のピッピ ニュー・エディション』(岩波書店)、『ニルスのふしぎな旅』(福音館書店)、「ステフィとネッリの物語」シリーズ(新宿書房)など。
出版社からの内容紹介
お父さんが大活躍する現代のおとぎばなし。
あっくんのお父さんは夜遅くなってもなかなか帰ってこない日があります。そんな日はどこで何をしているのでしょう…?
大なまずに子守歌を歌ってあげようとするお話や、迷子の雷の子を空まで送り届けるお話など4篇からなる
オムニバスおはなし集。その語り口には、子どもへの優しいまなざしと愛情がぎゅっとつまっています。
小学館児童出版文化賞受賞作家、市川宣子の最新作です。
この書籍を作った人
『ケイゾウさんは四月がきらいです。』(さとうあや・絵/福音館書店)第56回小学館児童出版文化賞受賞『きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは……』(はたこうしろう・絵/ひさかたチャイルド)で第48回野間児童文芸賞受賞。『あまやどり』(陣崎草子・絵/文研出版)で第24回ひろすけ童話賞受賞。そのほかの絵本作品に『さいしゅうれっしゃのあとで』(柿本幸造・絵/ひさかたチャイルド)、『るいくんとおばけくん』(松成真理子・絵/小学館)、『きょうりゅうがすわっていた』(矢吹申彦・絵/福音館書店)ほか多数。
この書籍を作った人
兵庫県に生まれる。絵本作家、イラストレーター。絵本に「ショコラちゃん」シリーズ(講談社)、『ゆらゆらばしのうえで』『ことりのゆうびんやさん』(以上福音館書店)、『なつのいちにち』(偕成社)、『むしとりにいこうよ』『みちくさしようよ』(ほるぷ出版)『雪のかえりみち』(岩崎書店)、『はるにあえたよ』「クーとマーのおぼえるえほん」シリーズ(ポプラ社)、『ぼくはうちゅうじん』(アリス館)、『はじめてずかん どうぶつ(1)(2)』(コクヨS&T)、童話の絵に『きかせたがりやの魔女』『あしたあさってしあさって』などの作品がある。