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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

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2024年6月 新刊&おすすめ絵本

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6月に入りました。梅雨のシーズンです。大人はどんより気分が落ち込みがちになる雨も、子どもたちにとっては楽しいアトラクションのひとつ。道路にできた水たまりひとつひとつに足を踏み入れる子、傘を逆さまにして雨水がどれくらい入るか実験をする子、長靴に雨水を入れて、グチャグチャと音を楽しむ子、傘をほおりだしてびしょぬれになって歓声を上げる子……。雨の日の遊び方はなんて多種多様なのでしょう。そしてなんて大人を悩ませるのでしょう…!

そんな雨の日の特別感をさらに盛り上げてくれる「雨の絵本」を集めました。

雨を待ちわびる少女と愛犬の気持ちは『ふるかな ふるかな?』 雨のオノマトペが心地よい一冊

  • ふるかな ふるかな?

    出版社からの内容紹介

    黄色いレインコート、黄色い長靴に黄色い傘をもって、女の子は愛犬といっしょに雨がふるのを待ちわびています。ふるかな? もうふってくるかな? まだかな? きょうはふらないのかな。……あきらめかけたとき、ぴとっ! と雨粒が。大喜びで、雨の中ではしゃぐ女の子とわんちゃん。ぴとん、ぴちゃんという雨の音にまで聞きほれます。でも、この雨、実はね……というオチが最後のページで明かされます。やさしい気持ちでいっぱいになる、愛らしい韓国の絵本。

この書籍を作った人

キム・ジョンソン

キム・ジョンソン (きむじょんそん)

ソウルの弘益大学校で視覚デザインを、ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツでイラストレーションを学ぶ。ほかの作品に『野球のボール』『かくれんぼ』『おこめのごはん むぎごはん』(いずれも未邦訳)などがある。

この書籍を作った人

せな あいこ

せな あいこ (せなあいこ)

東京生まれ。同志社大学卒業。主な翻訳絵本に『しりたがりやの ふくろうぼうや』『ケーキがやけたら、ね』『ババールの美術館』『おねがい パンダさん』『女王さまのぼうし』『あたし、うそついちゃった』『たった ひとつの ドングリが―すべての いのちを つなぐ』『まほうの さんぽみち』『この まちの どこかに』「あおい ちきゅうの いちにち」シリーズ(すべて評論社)などがある。

誰もが一度は経験のある雨によるイベントの中止。遠足の中止にショックを受けるモンタに、お母さんが提案した素敵な『あめのひえんそく』とは?

  • あめのひえんそく

    みどころ

    「あかあさん、あしたの おべんとうに
    たまごやきは ぜったい いれてね。
    あとね、ハンバーグとね・・・・・」

    準備はばっちり!こぐまのモンタは明日の遠足がまちきれなくて、
    お母さんにお弁当のリクエストまでしています。
    ワクワクする気持ちをおさえてようやく眠りにつきました。
    ところが、朝になってお外を見ると雨です。幼稚園からは「雨天中止」の連絡。
    あんなに楽しみにしていたのに、そんなのいやだよ!!

    あまりのショックにお布団の中で泣いていたモンタにお母さんが言います。
    「モンタ、おきて。えんそくに いくわよ!」
    外はまだ雨なのに、お母さんどういうこと?
    モンタとお母さんはどこに遠足にいったのでしょうか。
    お母さんはモンタのためにとってもとっても素敵な遠足を用意してくれたのです!

    見ているだけでほんわかしてしまう、可愛いくまの親子。
    雨の日の遠足という素敵なお話を優しい眼差しで描いたのは、まつおりかこさん。
    どこにいたって、どんな時だって、イマジネーションを少しだけ働かせれば、
    楽しい遠足の思い出を作ることができるんだって、モンタくんのお母さんは教えてくれます。
    大人が真剣に子どもの目線で楽しめることが子どもの空想を本物にする瞬間なのだと気づかされる作品です。
    雨の日じゃなくても、晴れの日でも読んであげたい絵本です。

この書籍を作った人

まつお りかこ

まつお りかこ (まつおりかこ)

1989年大分県生まれ。東京都育ち。女子美術大学版画コース卒業。見る人の気持ちをあたたかくする絵を描く。喜怒哀楽の表情が豊かな動物が特長。作品に『あめのひえんそく』(岩崎書店)、『おふろだいすき! しろくまきょうだい』(教育画劇)、『いっしょにあそぼう いない いない ばあ!』『ねんねのじかん ねてるこ だあれ?』(共に永岡書店)がある。

お兄ちゃん、お姉ちゃんの気持ちに寄りそう雨の日のおはなし『まーくんのあめのひ』

  • まーくんのあめのひ

    出版社からの内容紹介

    まーくんはお庭で見つけた「かたつむり」をママと一緒に見ようと、妹とお昼寝中のママを呼びます。
    でもママは「うーん」と生返事。
    「ママなんかきらい」と拗ねてしまったまーくん。
    すると、ポツン、ポツンと雨が降ってきて…

    弟や妹にかまってばかりで寂しい思いをしたお兄ちゃんやお姉ちゃんの気持ちに共感できる一冊です。

あのねブックス

この書籍を作った人

みかみ えみ

みかみ えみ (みかみえみ)

神奈川県横浜市在住。子育てをしながら独学で絵本を描き始め、絵本ワークショップ「あとさき塾」にて学ぶ。本とうさぎが大好き。本書がはじめての絵本。

内田麟太郎さんと黒井健さんがタッグを組んで贈る、2匹のカエルの物語『ともだちともる』

  • ともだちともる

    出版社からの内容紹介

    おなじカエルなのに、話しかけることができないアマガエルとウシガエル。
    「あのひとが、ぼくのともだちだったら」
    「あいつが、おれのともだちだったら」
    ある日、ふたりは寄り添って、同じ夕陽を見つめます。
    それはとても幸せな時間だったのに、時間が経つと、前よりも寂しいことに気づきます。
    ついに、ウシガエルはアマガエルに声をかけて……。

この書籍を作った人

内田 麟太郎

内田 麟太郎 (うちだりんたろう)

1941年福岡県大牟田市生まれ。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文渓堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)で日本絵本賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。他の主な作品に「おれたち、ともだち!」シリーズ(偕成社)、『かあさんのこころ』(佼成出版社)、『とってもいいこと』(クレヨンハウス)、『ぽんぽん』(鈴木出版)などがある。

この書籍を作った人

黒井 健

黒井 健 (くろいけん)

1947年新潟県生まれ。新潟大学教育学部中等美術科卒業。児童出版美術家連盟会員。主な作品に『ゆきのひのころわん』他ころわんシリーズ(ひさかたチャイルド刊)『手ぶくろを買いに』『ごんぎつね』(偕成社)『おかあさんの目』(あかね書房)他多数の作品がある。

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