絵本紹介
2025.03.11
3月にやってくる子どもたちの一大イベント卒園・卒業、そして4月になると迎える入学・進級。慣れ親しんだ場所から旅立つ寂しさもありつつ、新しい場所での期待と不安をその小さな胸に抱えて進んでいく我が子の姿…。涙なしには見られないと思っていました……昨年までは。
実際に新入生の親となってみると、想像を絶する不安、不安、また不安。朝はちゃんと起きれるだろうか、忘れ物はしないだろうか、学校へ遅刻せずに行けるだろうか、友だちができるだろうか、仲間外れにならないだろうか、先生は優しいだろうか、トイレは? 給食は? 授業は? 休み時間は? 帰ってきてからの過ごし方は…? 今の小学校が未知の世界過ぎて、親の方が次から次へと悩みが出てくるものですから、どうしようもなく困ったものです。
そんな心配事いっぱいの3月にお勧めするのは入学する子と親の気持ちにそっと寄り添ってくれる絵本たちです。卒園から入学までの約2週間、1日1冊読んでいくと入学式を迎える頃には自然と気持ちも落ち着いてくるかもしれません。まずは卒園式に『そつえんセブン』を読むところからスタート。入学式までの絵本ナビ流アドベントカレンダーです。
この書籍を作った人
絵本・童話作家。 編集者、ライターなどを経て子ども向け作品を書き始める。 『どうぶつゆうびん』(あべ弘士・絵 講談社)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、『ふってきました』(石井聖岳・絵 講談社)で日本絵本賞、講談社出版文化賞絵本賞を受賞。そのほか絵本に「セブンの行事えほん」シリーズ(ふくだいわお・絵 世界文化社)、「すっぽんぽんのすけ」シリーズ(荒井良二・絵 鈴木出版)、「狂言えほん」シリーズ(講談社)、『おいなりさん』(中川学・絵 アリス館)、童話に「おばけのバケロン」シリーズ(つじむらあゆこ・絵 ポプラ社)、『うめちゃんとたらこちゃん』(田中六大・絵 講談社)などがある。絵本とおやつについて綴ったエッセイ『レモンパイはメレンゲの彼方へ』(ホーム社)も好評。
この書籍を作った人
1950年岡山生まれのかに座。 『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞受賞。 絵本に、『おならばんざい』(ポプラ社)、『ぼくだけのおにいちゃん』(文研出版)、『いただきまーす!』(フレーベル館)、『花さかじい』(くもん出版)、『いっぴきおおかみのそろり』(教育画劇)などがあり、挿絵には、『ジュン先生がやってきた!』(新日本出版社)、『吹きぬけの青い空』(学研教育出版)、『ひみつの空のにわ』(大日本図書)、『リタイア犬ポリーの明日』(佼成出版社)などがある。
みどころ
スーパーポジティブキャット、ねこのピートが活躍する、大人気「ねこのピート」シリーズ第3弾!
ピートが黄色いバスに乗ってやってきたのは、なんと学校!
はじめての勉強に、はじめての給食、そしてはじめての休み時間! はじめてのことばかりが起きると、誰もがちょっぴり不安になるものですが、ピートも不安でドキドキしているのかな……?
いいえ、スーパーポジティブキャットのピートはちっとも不安になんかなりません。いつも自分なりの楽しみを見つけて、「かなり さいこう!」と歌を歌います。だって、そこには「新しいものに出会うこと」に対する、ピートの考えがあるのですから……。
新しい年の幕開けや、入学入園シーズンなど、子どもは特に新しいものに出会う機会が増えてきます。知らない場所、知らない友だちと出会って、不安で心細くなりそうなときは、ピートのように歌って、ドキドキを吹き飛ばすのも良いのではないでしょうか。
「ねこのピート」シリーズの根底に流れているピートの哲学は、小さな子どもだけでなく、大人も含めて多くの人の気づきになる作品ばかり。
特に『ねこのピート はじめてのがっこう』は、新しいことにチャレンジする、すべての人にオススメの一冊です。
この書籍を作った人
エリックは、ギター弾きで、歌うたいで、バンジョー弾きで、ストーリー・テラーで、作曲家で、音楽をプロデュースする、楽しく、親しみやすいタイプのお兄さんです。エリックは、歌とお話のコラボレーションで、毎年、多くの子どもたちや、家族を楽しませています。
この書籍を作った人
ジェームスは電気技師の仕事を辞め、絵描きになりました。ある日、保護施設から引き取った小さな黒猫「ピート(Pete)」を描き始めます。人気者になったピートは絵本になり「ピートの絵を見るだけで毎日笑顔になれる」と大好評。ピートは見る人々を笑顔にしていきます。ジェームスは、奥さんのキムと、5匹の猫と暮らしています。
この書籍を作った人
ミュージシャン&マジシャン&翻訳家。アメリカ・ネバダ州立大学卒業。「マジック・音楽・絵本」の楽しさとメッセージを、子どもたち、家族、保育者へ届けている。また、保育者、図書館司書、教育者向けの講演会、研修会も行なう。翻訳絵本に『えがない えほん』『じぶんでつくる えがない えほん』『はずかしがりやのきょうりゅう クランチ』(以上、早川書房刊)、『ねこのピート』シリーズ(ひさかたチャイルド)、『カラーモンスター』シリーズ(永岡書店)など。こどもとのコミニケーションを専門とした『マザーズ・コーチング・スクール』MCS認定ティーチャー。
この書籍を作った人
1945年東京生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。絵本作家。子どもから大人まで幅広いファンを持ち、その著作は450冊を超える。世界中で翻訳出版されている絵本も数多い。『かくしたのだあれ』『たべたのだあれ』(以上文化出版局刊)でサンケイ児童出版文化賞受賞のほか、ボローニャ国際絵本原画展等、受賞多数。『みんなうんち』(福音館書店刊)、『きいろいのはちょうちょ』(偕成社刊)、『さる・るるる』(絵本館刊)などの作品がある。
みどころ
もうすぐ一年生になるきみに、ひとつ、やくそくがあるんだ。それはね……
「がっこうには きみの くまを つれていかない」ってこと。
なぜって、それは想像してみて。校庭を走ってきたらみんながびっくりするだろうし、教室にはくまが座れるイスもないし、みんなの給食を全部食べちゃうかもしれないし。だから、くまと一緒なら楽しいのにって思っても我慢して。
でもね、きみ一人でも大丈夫。先生にあいさつをして、自分の席にすわって、クラスの子たちとおしゃべりして、好きな絵を描いて、おはなしを読んでもらって……あっという間にはじめての一日が過ぎていくはず!
新入学、新学期をむかえる子どもたちの不安な気持ちにそっと寄りそってくれるこの絵本。知らない場所、いつもと違う毎日、はじめて出会うお友達。それでも学校は楽しいことがたくさん待っているし、家に帰ってくればいつもと変わらない日々があることをユーモラスに丁寧に伝えてくれます。ブリッタ・テッケントラップさんの描く大きなくまの姿も、とってもキュート。子どもたちを安心させてくれるのです。
入学前のシーズンにはもちろん、新しい世界へと一歩踏み出そうとしている子どもと一緒に繰り返し楽しんでもらいたい一冊です。
この書籍を作った人
ドイツハンブルグ生まれ。ロンドンのセントマーティンズ・カレッジ・オブ・アート、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。子ども向け絵本および挿絵の分野で活躍しており、絵画展も多数開催されている。共にアーティストである夫、息子と一緒にベルリンで暮らしている。
この書籍を作った人
1963年宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業。訳書に、『アリクイのアーサー』(のら書店)、『ねむれないふくろうオルガ』(偕成社)、『こちょこちょがいっぱい!』(ほるぷ出版)、『ソフィーとガッシー』『手と手をつないで』(BL出版)、「教会ねずみとのんきなねこシリーズ、『マドレーヌは小さな名コック』(徳間書店)などがある。
みどころ
話を聞かなくちゃいけないってわかっていても、
集中しなくちゃと思っていても、
なんだか……気になる。
そんなとこ見ちゃいけないって思っても、
今はちがうって自分に言い聞かせても、
気になる。
どうしても……気になる!!
こういうことってあるよね。
笑っちゃうくらい違うところを見ている子たち、いるよね。
仕方がない、それが小学生。
おおなり修司さんが小学生だった頃に「きになっていた」ことを書き、広瀬克也さんがそれを明快に絵にしてくれています。誰もが懐かしさを感じる小学校を舞台に、大胆なめくりしかけを使って思いっきり笑わせてくれるのです。ああ、面白い!!
音楽の時間、どうしてもバッハの髪型が気になって仕方がなかったあなた。
あなたのための絵本が出来上がりましたよ。
気になりますよねえ……。
この書籍を作った人
1959年 広島県福山市生まれ。『だるまなんだ』(絵/丸山誠司・絵本館)で絵本作家デビュー。大成修司で俳優、ナレーターとしても活動中。
この書籍を作った人
僕にとって、絵本をつくるということは「あ!いいな」の気分が形にできるかどうかということです。だから、きょうも「いい気分」を探しています。1955年東京生まれ。セツ・モードセミナー研究科卒。グラフィック・デザイナー、イラストレーター。初の絵本作品は『おとうさんびっくり』(絵本館)。他に月刊漫画「ガロ」に描いた漫画を絵本化した『さがしものはネコ』(架空社)、主婦の友あかちゃんえほんシリーズ『みつけたよ!』『まあだだよ!』(主婦の友社)、『ばけれんぼ』(PHP研究所)、『まよなかのほいくえん』(いとうみく/文 WEB出版)、妖怪絵本シリーズ『妖怪横丁』『妖怪遊園地』『妖怪温泉』『妖怪食堂』(絵本館)など。
この書籍を作った人
愛知県生まれ。2007年、ホームページの「山田の書きもの」を開設し、ショートストーリーを発表。オリジナルの百字の原稿用紙ぴったりにお話を書く『山田百字文学』などを制作。著者に『山田商店街』(幻冬舎)、「山田県立山田小学校」シリーズ(あかね書房)などがある。
この書籍を作った人
1973年山口県宇部市生まれ。武蔵野美術大学油絵科卒業。絵画・イラストから立体まで、幅広く制作活動を行っている。絵本に『まちぼうけの生態学』(遠藤知二・文/福音館書店)、挿画に『ぼくたちに翼があったころ―コルチャック先生と107人の子どもたち』(タミ・シェブ=トヴ・作/福音館書店)などがある。
この書籍を作った人
1958年生まれ。東京藝術大学卒業。子どもの本を中心に翻訳家として活躍するとともに作家・画家として絵本や童話作品を数多く手がけている。『どうぶつがすき』(あすなろ書房)で日本絵本賞翻訳絵本賞、『天使のかいかた』(理論社)で日本絵本賞読者賞、『かりんちゃんと十五人のおひなさま』(偕成社)で野間児童文芸賞を受賞。翻訳作品に『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)『ちいさなあなたへ』(主婦の友社)『せかいでいちばんつよい国』(光村教育図書)など、絵本や童話に『のはらひめ』(徳間書店)『めいちゃんの500円玉』『ハンカチともだち』(ともにアリス館)『すてきなひとりぼっち』(のら書店)「おたすけこびと」シリーズ(徳間書店)「プリンちゃん」シリーズ(理論社)「まほろ姫」シリーズ(偕成社)など。そのほかに『おえかきウォッチング 子どもの絵を10倍たのしむ方法』(理論社)、カモを育てた体験をもとにした『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)がある。
この書籍を作った人
アメリカ、イリノイ州生まれ。大学卒業後、保育園に勤めているときに絵本の楽しさを知り、作品を書くようになる。初めての絵本『木はいいなあ』によりコルデコット賞を受賞。そのほかの作品に、センダックと組んだ『きみなんかだいきらいさ』や、幼年童話『あのね、わたしのたからものはね』などがある。
この書籍を作った人
1928年アメリカ ニューヨーク生まれ。アート・スチューデンツ・リーグに学ぶ。『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)でコールデコット賞を受賞、その他『まよなかのだいどころ』『まどのそとのそのまたむこう』(冨山房)、『ロージーちゃんのひみつ』(偕成社)、『そんなときなんていう?』(岩波書店刊)、『くつがあったらなにをする?』(福音館書店刊)、『ミリー』(ほるぷ出版)他多数の作品がある。国際アンデルセン賞、ローラ・インガルス・ワイルダー賞、アストリッド・リンドグレーン記念文学賞などを受賞。
この書籍を作った人
東京都生まれ。作家・翻訳家。早稲田大学卒業後、出版社に勤務。その後、児童文学の創作と翻訳をはじめる。創作絵本に『3じのおちゃにきてください』『まいごのまめのつる』(ともに、福音館書店)、訳書に『3びきのかわいいオオカミ』『きみなんかだいきらいさ』(ともに、冨山房)、『はがぬけたらどうするの?せかいのこどもたちのはなし』『クレンショーがあらわれて』(ともに、フレーベル館)、『ふくろのなかにはなにがある?』(ほるぷ出版)などがある。
みどころ
高いところが大の苦手。注射が大嫌い。みんなの前で話そうとすると、逃げ出したくなる。暗いところが怖い。彼らはかいじゅうなのに、それぞれ怖いものがある。彼らなりにピンチを乗り切ってきた。でもそれって……。
「ただ逃げちゃっただけじゃない?」
彼らは考える。どうして僕たちは、他のみんなが怖がらないことが怖いのだろう。共通しているのは、怖くなると、ゾワゾワしたやつが来るってこと。そうやって、怖がると生まれてくるのが、この小さなゾワゾワちゃんたちなのだ。この子たちさえいなければ!
自身も怖がりだという絵本作家・新井洋行さんと、ドクターがタッグを組んで生まれたこの絵本。不安や恐怖に揺れる気持ち、そしてその気持ちとどう向き合っていけばいいのか、共存していく方法はあるのか。そうした模索や考え方を、一つ一つ丁寧にわかりやすく、ユーモアたっぷりに描き出してくれています。
「ゾワゾワちゃんと仲良くする方法を教えてあげる」
本当にそんな方法があるならば、大人だって知りたい。だからこそ、大人にも子どもにも、この絵本の内容とじっくり向き合ってもらいたいのです。世の中には、こんなにたくさんの種類の「怖い」があって、こんなに色々な「怖がりさん」がいるのです。弱い自分を無理に追い出すのではなく、そのままの自分を大事にしてくださいね。絵本が優しく語りかけてくれます。
この書籍を作った人
1974年、東京生まれ。二人の娘の父。絵本作家・デザイナー。絵本に『れいぞうこ』(偕成社)、『いろいろ ばあ』(えほんの社)、『みず ちゃぽん』(童心社)、『どじにんじゃ』(講談社)、『おおごえずかん』(コクヨS&T)、『ころころぽーん』(ほるぷ出版)など多数。挿画に「パーシー・ジャクソン」シリーズ(ほるぷ出版)、「モーキー・ジョー」シリーズ(フレーベル館)など。くもん出版からは、「えほんとあそぼ」シリーズのほかに『ぴーかーぶー!』『カチン コチン!』(絵・小林ゆき子)の2冊がある。
この書籍を作った人
医師。精神科専門医。英国児童・思春期精神科専門医。家族療法士。日本医科大学を卒業後、国立精神神経医療研究センター、日大板橋病院精神科などを経て、渡英。ロンドン大学付属精神医学研究所とモーズレイ病院にて、家族療法及び児童・思春期精神科臨床を学ぶ。ロンドン大学キングスカレッジにて家族療法修士修了。家族療法士、児童・思春期精神科レジデントとしてモーズレイ病院に勤務。帰国後は、東京都立梅ヶ丘病院医長、東京都立小児医療総合センター児童・思春期精神科部長を経て、現在は、なります子どもの心ケアセンター準備室室長。感情障害や発達障害、摂食障害など心の問題に悩む子どもと親たちに向き合い、家族療法を用いながら日々治療を重ねている。
みどころ
いいこと おしえてあげる。
いっしょに やってみようか。
それは「ゆっくりはいて たっぷりすって 心も体も元気になる」呼吸法。要は深呼吸で、「なんだか ちからが わいてくる!」という、自分を元気にするツールなのです。男の子が語りかけながらポーズをとってくれるので、イメージしやすいのがポイント。「おなかと せなかが くっつくくらい ゆっくり たくさん はいて」など、具体的な語りをまねてやってみると、深呼吸をマスターできます。
作者のこがとしこさんは、気功インストラクターとして、呼吸の効果と呼吸法実践普及のため活動中の方。国立成育医療研究センター医師による監修で、医学的効果も検証済です。
ストレスを感じた時に、深くゆったりした呼吸法を実践することで、しなやかな強さと回復力を手に入れることができるそうですよ。さあ、深呼吸で元気をチャージ!
みどころ
こんなに小さなタネから、どうやって花が咲くんだろう?
さわやかな5月の日曜日、近所のお姉さんからもらったアサガオのタネに興味津々。
この日から、はるくんとアサガオの日々が始まりました。
まずは鉢の中に土を入れて、トントントン。ならして、人差し指をズボッ!タネを植える穴の深さは、指の第一関節ぐらいかな。
水もたっぷりあげてね、とお母さん。たっぷりってどのくらい? はるくんの質問に「はちのしたから みずがしたたるくらいかなぁ」。
待つこと3日目、「あっ!めがでた!」。
……思わず大きな声が出ました。やったね、はるくん!
アサガオの育て方を解説した本はたくさんありますが、それらとはひと味もふた味も違う写真絵本です。日々のお世話を通して、はるくんの視点でアサガオの成長が切り取られています。
あれれ? なるほど! やったー! 今にも飛び出してきそうなはるくんのいきいきした表情、子どもたちは一緒にアサガオを育てているような感覚になることでしょう。
育て方のコツやポイントもとてもわかりやすいんです。
はるくんのお父さん、お母さんの声かけはとっても具体的で、親子でアサガオを育てるときの参考になります。監修の星野先生によるアドバイスは、アサガオの特徴やよく観察してほしいポイントをやさしく説明してくれているので、理科的な知識もしっかりとおさえられるはず。
アサガオのつるはどんどん伸びて、葉っぱは大きくなって、たくさんの蕾がふくらんで。
7月の日の朝6時。はるくんにとっては初めて見るアサガオの花、立派にきれいに咲きました。
読みながら、きっとアサガオを育てたくなっちゃいそう、子どもも大人も。この夏、ぜひはるくんとご一緒に……!
この書籍を作った人
アメリカ・テキサス州生まれ。しゃしん絵本作家、写真家。18歳のときに噺家を目指すも挫折。2005年、写真家・杵島隆に褒められて脱サラし写真家になる。身の回りの面白い事象を多くの人と共有することを目標に企画を発信している。しゃしん絵本に『たいせつなぎゅうにゅう』(白泉社)、『あさがおとはるくん』(PHP研究所)、『ひこうきがとぶまえに』(テキサスブックセラーズ)など。