世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
絵本紹介
2025.03.26
待ってました!思わず言いたくなるほど首を長くして待っていた春。例年より寒さを感じる冬だっただけに、そのうれしさはひとしおです。
人気シリーズの最新刊も続々登場、そのラインナップには思わず「待ってました!」を言いたくなっちゃう。
おなじみの「ももんちゃんとあそぼう」シリーズ、今回はいろんな仲間たちとあっぷっ……ぷ!まねっこでは「ぷっ!」のタイミングと表情がポイントです。車の前と後ろに着目した『のうぎょうのくるま』。種まきや苗つけの季節、身近に見る車を探してみたり比べてみたり。
出版80周年、ムーミンが登場する最初の小説『小さなトロールと大きな洪水』が読みやすいおはなし絵本になりました。
そして20周年になるロングセラー「迷路絵本」シリーズのファイナルとなった『お城の迷路 世界をめぐり宝をとりもどせ!』は惜しまれつつ旅立たれた香川元太郎さんの真骨頂、お城がテーマ。世界中のお城をたっぷり巡ってみましょう。
赤ちゃん絵本から小学校高学年向けの学習漫画まで幅広いシリーズが集合。大好きなシリーズ、初めてのシリーズ、いろいろと手にとって見てくださいね。
この書籍を作った人
1947年宮城県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。主な絵本に『でんしゃにのって』などの「うららちゃんののりものえほん」シリーズ、『バルボンさんのおでかけ』などの「ワニのバルボン」シリーズ、『ブップーバス』などの「あかちゃんのりものえほん」シリーズ(以上アリス館)、『やまのおふろ』などの「ぽかぽかおふろ」シリーズ(ひさかたチャイルド)、『どんどこ ももんちゃん』[第7回日本絵本賞]などの「ももんちゃん あそぼう」シリーズ、『おにぎりくんがね‥』などの「おいしいともだち」シリーズ(以上童心社)がある。紙芝居に『でんしゃがくるよ』『もみもみおいしゃさん』『ぞうさんきかんしゃ ぽっぽっぽっ』[第56回高橋五山賞](以上童心社)などがある。
出版社からの内容紹介
あるあらしの日、ムーミントロールは、
あたたかな家の中にいることが
とてもうれしく感じました。
そこで、ムーミンパパに
「この家をムーミン谷にたててくれてありがとう」
とお礼をいうと、パパは意外なことをいいます。
「さいしょにこの家をたてたのは、
ずっととおくの森の中の小川のそばでね、
そこから船の上に移して、
そしてりくの上に…」
パパは大こうずいのことを語り始めました。
ひどいあらしがやってきて、
海に出ていたパパは、船からなげだされました。
きしべのムーミンやしきが、
波にさらわれていくのが見えました。
ムーミンパパは、
なんとか高い木のてっぺんに
のぼることができました。
ムーミンママと小さなムーミントロールは
ぶじでいるでしょうか?
どうしたら、またあえるのでしょう…?
トーベ・ヤンソンの小説に、はじめて
ムーミンたちが登場する
『小さなトロールと大きな洪水』を
ムーミンパパの視点から描いた絵本です。
この書籍を作った人
1914年フィンランドの首都ヘルシンキで生まれる。スウェーデン系フェンランド人。彫刻家の父と画家の母を持つ、生まれながらの芸術家。家にはアトリエがあり、常に生活の中にアートが。そんな環境から自然と芸術家への道を歩み、はやくから挿絵画家、風刺画家、短編作家としても活躍する。 20歳の時、水彩画「黒いムーミントロール」を描き、その後ムーミンシリーズ第1作『小さなトロールと大きな洪水』を発表。以後 1945年から25年間にわたって書きつづけた「ムーミン」シリーズは世界各国で多くの読者を生み、国際アンデルセン大賞ほかかずかずの賞を受賞。その後執筆された小説も高い評価を得ている。 2001年6月27日に86歳でご逝去。ムーミンコミックスで共著もしていた弟ラルスさんも後を追うように1年も経たない内にご逝去されました。
この書籍を作った人
翻訳家。主な訳書に「ムーミンのおはなしえほん」シリーズ、『かようびのよる』(以上、徳間書店)など。
この書籍を作った人
1969年東京生まれ。主な絵本作品に、『巨大空港』、『飛行機しゅっぱつ!』『新幹線しゅっぱつ!』『路線バスしゅっぱつ!』(以上、福音館書店)、『はこぶ』、『みつけた!こんちゅう』(ともに教育画劇)、『そらのうえのそうでんせん』『まよなかのせんろ』(ともにアリス館)、『しゅつどう!しょうぼうたい』(金の星社)、「はしる!新幹線」シリーズ(PHP研究所)、『ヘリコプターのぷるたくん』『ちかてつのぎんちゃん』(ともに小学館)ほか多数。
出版社からの内容紹介
ぜ〜んぶお菓子!
「星のカービィ」の大人気絵本シリーズ『いつでもカービィ』。
文庫サイズの上製本で、
いつでもどこへでも、カービィの優しい世界を持ち歩けます。
今巻は「お茶をしながら読む本」。
カービィとエフィリンが旅をし、
おやつを食べる幸せな場所を見つけ出すストーリー。
絵本のすべてが、キュートで精巧なお菓子で製作されています。
細部までこだわって作られたお菓子たちは、
すみずみまで眺めても楽しめるクオリティです。
谷口あさみ先生が書いた物語をもとに、
人気お菓子クリエイターのまんなたぬき先生がお菓子を製作。
まんなたぬき先生、初の著作となります。
最新情報について詳しくは、
『いつでもカービィ』公式HPでご確認いただければと思います。
【編集担当からのおすすめ情報】
この絵本に載っている絵はすべてお菓子です!
クッキー、チョコレート、ゼリー、マシュマロ、キャンディ・・・、
ときにはお店で見慣れたお菓子まで登場!?
細部まで作り込まれているので一見お菓子に見えないほどですが、
どれもが食べられる本物です!
カービィたちの人気キャラクターだけでなく、見慣れたゲームステージもお菓子で表現されているので、ゲームファンにもさらに一層楽しんでいただけるかと思います。
出版社からの内容紹介
迷路絵本シリーズ累計330万部突破! 20周年、ありがとう!
「遊んで学べる」迷路絵本シリーズ21 作目のテーマは、世界のお城めぐり。歴史考証イラストレーターであり、迷路絵本作家でもある香川元太郎の真骨頂!
「戦国の山城」「中世ヨーロッパ」「中国の城」「イスラムの王宮」……国や時代の違うさまざまなお城には、難易度のちがう2つのめいろ、かくしえ、クイズ、回文さがしなど、一見開きに設問がたくさん! 色々な時代のお城から、宝を盗むドロボウ・ヌストー団を追って、設問をクリアしていこう!
お城は戦いの拠点であり文化の中心地。人々の服装や見つける宝などを通して、様々な文化に触れられる1冊。
【内容】「お城の公園」→「天守の中へ」→「戦国の山城」→「中世ヨーロッパ」→「星形の堀」→「王様の城」→「舞踏会」→「イスラムの王宮」→「中国の城」→「城づくりの町」→「伝説の宮殿」→「竜宮城」
この書籍を作った人
1959年、愛媛県生まれ。歴史考証イラストの専門家。歴史雑誌や教科書などに多数の歴史考証イラストを描く。著書に「透視&断面イラスト日本の城」(世界文化社)など。切手や絵入り官製はがきでも多くの原画が採用されている。かくし絵・迷路制作でも定評があり、著書の迷路絵本(『時の迷路』ほか5冊・PHP研究所)は、シリーズ100万部超のベストセラー。他の作品に『かずの冒険 野山編』(小学館)がある。
出版社からの内容紹介
おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。
第4弾は環境問題について世界に問いを投げかけたレイチェル・カーソンです。
レイチェル・カーソンは、アメリカの海洋生物学者で世界的ベストセラー『沈黙の春』の著者です。
1907年、アメリカで生まれたレイチェルは、自然豊かな環境で育ち、読書が大好きで作家になることを夢見る少女でした。大学で文学と生物学を学んだのち、海の生きものや生態系について紹介する本を出版し、「海の伝記作家」と呼ばれ大きな成功をおさめます。
その成功のさなか、害虫駆除のための殺虫剤DDTの空中散布が生態系にダメージを与えた事件を知ったレイチェルは、化学物質の危険性を題材に新たな本を執筆します。こうして1962年に出版された『沈黙の春』は、殺虫剤の化学物質による自然環境への悪影響をうったえ、人類が選ぶべき未来について警告を発しました。たちまちベストセラーとなったこの本はアメリカじゅうを巻き込んだ議論を呼び、殺虫剤など農薬の大量使用が制限されるようになりました。レイチェルが命がけで書き上げた『沈黙の春』は、世界各国で読まれ、人びとが環境問題を考えるきっかけとなったのです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
自然ってすばらしい
選ぶのはどっち?
あこがれの海
科学と文学
『沈黙の春』
解説:レイチェル・カーソンは自然の美しさを感じる心を大切にしました
出版社からの内容紹介
おもしろくてわかりやすい! 集英社版・学習まんが『世界の伝記NEXT』から展開中の「伝記×SDGs」は、偉人の生き方からSDGsの目標達成のヒントがもらえる新シリーズ。
第3弾は性差別とたたかった裁判官ルース・ベイダー・ギンズバーグです。
ルース・ベイダー・ギンズバーグは2020年になくなるまでの27年間にわたり、アメリカの連邦最高裁判所で裁判官をつとめた女性です。
ルースは1933年、ニューヨークに住むユダヤ系の両親のもとに生まれ、幼いころからとても優秀でした。しかし、当時のアメリカでは教育や職業をめぐる女性差別やユダヤ人差別がひどく、若いルースもたびたび差別に悩まされます。それでも「女性の自立」を説いた母の教えを胸に、法のもとで平等な社会を実現するために法律家を志します。
弁護士となったルースは男女平等が問われたいくつもの裁判で実績を上げ、弱い立場にあった女性、ときに男性を助けます。その後、裁判官として判決をくだす立場となり、1993年には最も重要である連邦最高裁判所の裁判官に指名されました。最高裁判所では、男女の賃金格差に異議を唱えたり、マイノリティの権利を守ったり、多くの判決や意見で注目を集めつづけました。ルースは法のもとの平等を目指す「正義の象徴」として、アメリカじゅうの人びとから尊敬される存在になったのです。
【本書の特長】
●まんがだから読みやすく、わかりやすい!
●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める!
●Q&Aや年表など、よりくわしく知ることができる記事ページも充実!
【もくじより】
広がる好奇心
認め合うパートナー
わたしは負けない
差別とのたたかい方
わたしは反対します
解説:R・B・Gは法のもとの平等が正義だと考えました
文/竹原雅子
編集/木村春子