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絵本ナビホーム  >  スペシャルコンテンツ  >  絵本紹介  >  心があたたかくなる ユーモア絵本(2025年3月 新刊&おすすめ絵本)

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2025年3月 新刊&おすすめ絵本

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三寒四温のこの季節。暖かな春日和にウキウキしたら寒の戻りで体が縮こまったり、気候も体調もなかなか安定しないもの。だから心だけはいつもほっこりポカポカ、絵本であっためておきましょう!

『とーんだとんだ』なーにがとんだ?かけ声に返ってくるのは……人気の伝承遊び、絵本にしたのは中川ひろたかさん&長谷川義史さんですから愉快でないわけがありません!
おばけ×寿司、全く交わりそうにない組み合わせも苅田澄子さん×柴田ケイコさんならかなえちゃう。ちょっとシュールな『おばけずし』は、お寿司好きさんもおばけ好きさんも見逃せない絵本です。
「木の実の重さははかれるのに。どうして気持ちははかれないんだろう?」……思わず共感してしまうリスとネズミの疑問、そして相手に気持ちを伝えるために奮闘する姿が微笑ましくもあたたかなまなざしで描かれています。
 
本格的な春の到来まであともう少し。それまではユーモア絵本で心をたっぷりあたためておきましょう!

『とーんだとんだ』なーにがとんだ?ちょうちょ、カラス、風船にブタ、ウシ?!人気の伝承遊びを中川ひろたかさん&長谷川義史さんが参加型絵本に!

  • とーんだとんだ

    出版社からの内容紹介

    *****************************
           園で人気の遊びが絵本になった!
        コール&レスポンスが楽しめる、参加型の絵本
    *****************************

    「とんだとんだ」は、「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」のかけ声に合わせて「〇〇がとんだ」と答えながらジェスチャーする園で人気の伝承遊び。本書は、この遊びがもとになった絵本です。

    主人公の男の子が朝起きて登園し、夜寝るまでの1日を追いながら、男の子の周りでちょうちょやカラス、風船など、周りでいろいろなものが飛んでいきます。そしてついにはブタやウシ、ぼくまでも飛んでいき……!?

    園で人気の伝承遊びをユーモラスな絵本に仕立てたのは、保育界のカリスマ・中川ひろたかさんと、中川さんの盟友でもある長谷川義史さん。思わず声に出したくなるテキストと、見ているだけでぷっと笑いたくなるゆかいな絵本ができました。「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」や「〇〇がとんだ」などのセリフを、子どもたちに言ってもらいながら読み聞かせすると盛り上がること間違いなしです!

    *** 『とーんだとんだ』の見どころ ***

    ■「とーんだとんだ、なーにがとんだ?」「〇〇がとんだ」のリズムに乗って、子どもたちとコール&レスポンスしたり、絵をヒントに何が飛ぶのかあてっこ遊びをしたり、飛ぶ真似をしてからだ遊びしたり、いろいろな遊びが楽しめる絵本です。
    ■子どもたちは、「声を出す」「からだを動かす」のが大好き! 文部科学省も、思い切り伸び伸びと動くことは、幼児の健やかな心の育ちも促すと推奨しています。
    ■思わず声に出したくなるテキストは、保育のカリスマ・中川ひろたかさんならでは。長谷川義史さんの肩の力の抜けたユーモラスな絵も、笑いの世界へ誘ってくれます。

    *** 対象年齢 ***

    読んであげるなら 2歳から
    自分で読むなら 小学低学年から

この書籍を作った人

中川 ひろたか

中川 ひろたか (なかがわひろたか)

1954年埼玉県大宮市生まれ。日本ではじめての男性保育士として、5年間千早子どもの家保育園に保父として勤務。1987年、みんなのバンド「トラや帽子店」を結成。リーダーとして活躍。「みんなともだち」「世界中のこどもたちが」などは、たくさんの子どもたちに歌われている。1995年「さつまのおいも」(童心社刊)で絵本デビュー。「たなばたプールびらき」他ピーマン村の絵本シリーズ(童心社刊)、「わりとけっこう」(絵本館刊)などの作品がある。絵本「ないた」で日本絵本賞受賞。絵本作家、詩人の他にも、ラジオDJなど、多方面で活躍中。

この書籍を作った人

長谷川 義史

長谷川 義史 (はせがわよしふみ)

1961年大阪府藤井寺市生まれ。『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)で絵本デビュー。『いいからいいから』(絵本館)『へいわってすてきだね』(ブロンズ新社)『おならまんざい』(小学館)など、ユーモラスでおおらかな絵本が大人から子どもまで大人気。また、社会派なテーマにも意欲的に取り組んでいる。『おたまさんのおかいさん』で第34回講談社出版文化賞絵本賞、 『ぼくがラーメンたべてるとき』で第13回日本絵本賞と第57回小学館児童出版文化賞、『あめだま』で第24回日本絵本賞翻訳絵本賞、第2回やなせたかし文化賞など多数受賞。

いつもガラガラなお寿司屋さん、おばけでいいから来てほしいとつぶやいたら?!苅田澄子さん×柴田ケイコさんの楽しいおはなし『おばけずし』

  • おばけずし

    出版社からの内容紹介

    おばけでもいいから来てくれないかなあと、ひまなお寿司屋さんがつぶやくと本当におばけがやって来た! おばけにお寿司を握ってあげると、おばけは大喜び。お礼におばけの魚を釣ってきたけど、食べられるのかなあ?

この書籍を作った人

苅田 澄子

苅田 澄子 (かんだすみこ)

埼玉県生まれ。出版社勤務の後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事。絵本に『いかりのギョーザ』(佼成出版社)、『ゆでたまごひめ』(教育画劇)、『えだまめきょうだい』(アリス館)、『かさじおやぶん いっけんらくちゃく』(小学館)、「どろろんびょういん」シリーズ(金の星社)などがある。

この書籍を作った人

柴田 ケイコ

柴田 ケイコ (しばたけいこ)

1973年、高知県生まれ。奈良芸術短期大学ビジュアルデザインコース卒業。2002年より広告全般、出版物など、イラストレーターとして高知県で活動中。2009年、第10回ノート展準大賞を受賞。2016年『めがねこ』(手紙社)で絵本デビュー。2児の母。おいしいものが大好き。

パンでできた帽子。宇宙に行けるエレベーター、マシュマロの雪……『あったらいいね』はたくさん!夢がつまった多田ヒロシさんの絵本

  • あったらいいね

    みどころ

    「あったらいいね」と思うものって……? たとえば、いろんな模様のシャボン玉、サドルが高く伸びる自転車。エスカレーター付きのすべりだい!
    ふむふむ、と一緒に読んでいた乗り物好きのわが家の息子は、宇宙にいけるエレベーターで「えっ、すごい」とワクワク顔。

    まだまだ続きますよ。いろんな種類の果物がいっぺんになる木、ゆで卵を産むにわとり、マシュマロの雪……!? どれも思いつきそうで思いつかないものばかり。

    作者は『ねずみさんのながいパン』や「ぶうとぴょんのえほん」シリーズ(共に、こぐま社)などで人気の多田ヒロシさん。「あったらいいな」をたくさん集めた、発想の楽しさあふれる絵本です。個人的には「頭をなでてくれるおじぞうさん」にふふっと笑ってしまいました。

    親子や園で読むのはもちろん、子どもが1人で眺めるのもおすすめ。眠る前にお布団の中であれこれ空想するのも幸せな時間になりそう。生き生きした線、明るい着彩に、作者のいたずら心が滲みます。ユーモアいっぱいの絵本です。

この書籍を作った人

多田 ヒロシ

多田 ヒロシ (ただひろし)

多田 ヒロシ(ただ ひろし)1937年東京に生まれる。武蔵野美術大学デザイン科卒業。漫画家らしいユーモアのある絵本が多く、ロングセラーの「ぶうとぴょん」の絵本『おんなじ おんなじ』や『ねずみさんのながいパン』でとくに小さな子どもたちの人気を得ている。ことば遊びも大好き。

鬼の忍者、おにんぢゃが迷子になったのはおいしそうなお菓子地獄?!そこにいたのはケーキ鬼!アニメーター富樫一望さん初作品『おにんぢゃ おかしじごくを めぐる』

  • おにんぢゃ おかしじごくを めぐる

    出版社からの内容紹介

    お話の主人公は鬼で忍者の「おにんぢゃ」。
    家族でいろいろな地獄を旅します。
    今日やってきたのは、世にもすてきな「おかしじごく」。

    中に入るなり、かわいくておいしそうなお菓子の世界に子どものおにんぢゃは大喜びです。
    早速大きなショートケーキにかぶりつこうと駆け寄ると、なんとそれはケーキ鬼!
    大きな口を開けておにんぢゃを飲み込もうとしますが…!?
    危機一髪逃げ切ったおにんぢゃでしたが、今度はなんと迷子になってしまい…。

    おにんぢゃを食べようとしているお菓子鬼から逃げぬいて、おにんぢゃは大好きなぱぱんぢゃとままんぢゃに会えるのでしょうか?
    かわいくてちょっとだけ怖い?へんてこ地獄の世界へようこそ!
    わくわくどきどき大笑いが大爆発の愉快な1冊です。

おたがいの気持ち、どうやって伝える?わかろうとする?一生懸命なリスとネズミの姿が友情についてやさしく問いかける一冊『あのひのきもち』

  • あのひのきもち

    出版社からの内容紹介

    「木の実の重さははかれるのに。どうして気持ちははかれないんだろう?」気持ちの絵本の名手かさいまりと、柔らかく繊細な世界を丁寧に描く岡田千晶の名コンビで贈る、愛おしさで胸がいっぱいになる温かな絆の絵本。

この書籍を作った人

かさい まり

かさい まり (かさいまり)

北海道生まれ。北海道芸術デザイン専門学校卒業。幼年童話「こぐまのクーク」物語シリーズ(KADOKAWA)など、やさしい絵と文で描くどうぶつたちが主人公の作品で知られる。また、文を担当し、子どもの気持ちをこまやかに描く作品も多い。主な共著絵本に『かあちゃんえほんよんで』(文/かさいまり 出版社/絵本塾出版)、『ばあちゃんのおなか』(絵/よしながこうたく 出版社/教育画劇)、『ねえたんが すきなのに』(絵/鈴木まもる 出版社/佼成出版社)、『ぴっけやまの おならくらべ』(絵・村上康成 出版社/ひさかたチャイルド)、『ちいさいわたし』(絵/おかだちあき 出版社/くもん出版)など。日本児童文芸家協会会員。日本児童出版美術家連盟会員。

この書籍を作った人

岡田 千晶

岡田 千晶 (おかだちあき)

大阪府に生まれる。ボローニャ国際絵本原画展2010入選。子どもの世界の繊細な表情をていねいに描く。作品に『ゆめのとびらをひらくとき』(カール・ニューソン作、岩崎書店)、『ハンカチさがし』(森山京作、文溪堂)、『ざしき童のはなし』(宮沢賢治作、ミキハウス)、『しゃっくりくーちゃん』(竹下文子文、白泉社)、『ボタンちゃん』(小川洋子作、PHP研究所)など多数。林 木林との絵本に『あかり』『ひだまり』『こもれび』(光村教育図書)がある。

動画公開中

文/竹原雅子
編集/木村春子

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