われわれ「ほうかごスペシャル探検隊」は、熱帯の王国ユポポンタに生息する幻の魚人イセン・セババの姿を追う!つるつるすべる足元に気をつけて、どんどん進んでいくと、目の前に現れたのは巨大な滝。探検の無事を祈りながら滝に打たれた後、気が付くといつのまにか、体中が毒まみれに!?
この感じ、なんだか覚えがあるという方。 そう、あの愛すべき、おバカ男子の妄想ワールド『アブナイかえりみち』の待望の続編が登場したのです。今回「ほうかごスペシャル探検隊」が向かったのは、おふろやさん。彼らの手にかかれば、普通のおふろやさんだってジャングルに早変わり。そこは危険に満ちた未知なる世界、見たことのない生き物から原住民たちまで、男子のハチャメチャな妄想は止まりません。魚人イセン・セババとはいったい・・・。
どうやら、この絵本。男子の「銭湯あるある」がそこかしこに散りばめられているらしいのですが、なにしろお母さんたちは男湯をのぞくわけにはいきません。男子の生態を解明するには大事なバイブルとなるのかもしれませんね。知らなくても特に問題のない、バカバカしい事ばかりなのですが。
・・・だけど、なんだかうらやましい。 だって、楽しそうなんです。 作者の山本孝さんはじめ、男子たちがこんなに熱い日常を送っているかと思ったら嫉妬の気持ちが生まれちゃうくらい。横を見れば、お父さんまでニヤニヤしちゃって・・・。 個性豊かな「ほうかごスペシャル探検隊」たちと一緒に笑って、ドキドキして、思う存分「男子絵本」を堪能してくださいね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
おふろやさんがジャングルに?!ぼくたち「ほうかごスペシャル探検隊」は幻の魚人イセン・セババの姿を追う!男子のモウソウはとまらない。ハチャメチャで、アツイ!楽しい「男子絵本」。
テッパンでウケる絵本『アブナイかえりみち』の続編が
出ていてうれしくて、早速小学校で読み聞かせしました!
今回はお風呂屋さんが舞台!
アブナイかえりみちを読んでからすぐこれを読んだので
もういろいろと想像力の下地はできていたせいか、
ぐいぐいと読んでもついてきてくれている感じでした。
イセン・セババもちゃんと馬場先生って
頭の中で変換して聞いてくれたようでした。
続編がまた楽しみです。 (はっしゅぱぴーさん 30代・ママ )
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