新美南吉の名作「ついていったちょうちょう」をやさしく繊細にに描いた絵本。絵画のように鑑賞しながらイメージを膨らませることで、より深く主人 公の気持ちを理解し感じることができます。木版画家の山中 現によって生まれ変わった新たな新美南吉ワールドへ!
ふうせんうり 子ども達は風船がすきですね
赤やきいろ 青とカラフルな風船を 売っているおじさん
しろいちょうとは赤い風船と友達になって うれしそう ずっとついて行くのです(ラブストーリーのような)
あるひ 赤ちゃんをおんぶした 子守の女の子が 赤ちゃんのために風船を一銭でかいました
新美南吉さんの時代は 今のお金とちがって 一銭で風船が買えたのですね
子守の音の子が居眠りして風船のひもを離してしまうのです
あかいふうせんと ちょうちょは ひらひらどこまでも飛んでいきましたが・・・余韻の残る やさしいお話しです
山中 現さんの版画が とても優しくて 新美南吉さんのお話にピッタリでした
今の子ども達にも風船は夢を与えてくれるのですね (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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